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記念日~第二の誕生日~

2009年6月18日 主人の骨髄移植日

あれからちょうど一年

今日は、生まれ変わった主人の骨髄の誕生日

数ある記念日の中でも特別な日

ドナーさんには、骨髄と生きる希望を頂きました

ドナーさんが決まったとき

゛これで生きられるね゛

そう言って二人で泣いたことが忘れられません


記念日を主人と一度も祝えなかったのは

本当に残念です

夏は草履

今年も草履の季節がやってきた

5年くらい前からだろうか

夏は娘達と三人お揃いの草履をはく

どこに行くにも・・・

仙台に主人の面会に行った時も

ついつい三人で履いていってしまって

主人があきれた顔をしたのが印象的だ


草履は、健康にも脳の発達にも良いというが
後者への効果はなかなか現れてこない(苦笑)


長女は草履よりミュールがいいと
だんだん色気がでてきた

いつまでも草履を押し付けるつもりはないが
いつかまた草履の良さを思い出してくれたらと思う

のどかな休日

休日の朝は唯一ゆっくり寝れるのに
何故か早起きの子供達
どうせ早く起きるならと
早朝ピクニックを計画
近くの古墳を散策することに


山つつじやひめさゆりが、とっても綺麗に咲いていた
展望台に立ち街を見下ろした

自然豊かな土地で暮らしていることに
今更ながら感動した

自然の恵みに感謝して
出来るだけ共存できるように・・・

この環境が次の世代へも繋がっていきますように・・・

父のいない父の日

昨夜、父の日が近いことに気付いた

『お父さんいないから、何もしなくていいね。でも、学校で何か書きなさいって言われたらどうしよう・・・』
と心配する娘達

『代わりにお母さんに書いて!』

と言うと快く承知してくれた


本当は・・・
心の中のお父さんにとか、天国のお父さんに書いてと伝えようと思ったのだけれど、そう出来るまでにはまだまだ時間が必要だと感じている

父親を亡くした事は
一歩家をでたら、触れられたくないようだ

父親がいなくなって寂しいとか嫌だとか

そんな感情も私にすら見せない

父の日は、父親を偲ぶのにいい機会かもしれない

たまには思い出話をしながら

一緒に泣いてみようかな

責任重大

月曜日の朝はいつもなんとなく気が重い


でも

今朝の子どもたちは違った


学校が待ち遠しい様子

その訳は

今日から一週間、学校にウサギさんが泊まりにくるという

近くの高校で飼育している兎を貸してもらうのだとか


(私) 『兎さんを一週間飼わせてもらうなんて・・・責任重大だね』

(娘) 『そうだよぉ。命を預かるんだから。係りも決めたよ。兎を飼うって大変なんだよ』

(私) 『お母さんは、あなた達をもう10年近く飼ってるんだよなぁ・・・お母さんは、すごく大変なことしてるって事だよね。お母さんって偉いよね?』

(娘) 『お母さんは、私達を飼ってるんじゃないでしょ!!私達は放されてても逃げないよ!』

(私) 『・・・・・』



娘達よ

兎との違いは・・・

゛放し飼いでも逃げない゛

その程度ですか・・・

とにかく一週間

兎さんのいる学校生活を楽しんで下さい