HOME > 白血病から考えたこと

らしくない!

『本屋さんに行こうよ』

って娘たちを誘ったら

『どーせ何も買ってくれないから、行かなーい!』


『じゃあ、あの欲しいって言ってた本買ってあげるから、行こう!』


『えっ?ホント?じゃあ、行く!でも・・・お母さんらしくない!』


『・・・(苦笑)』



自分の都合でポリシーを曲げるのはよくない
それは、分かっています

でも最近覚えました
物事を円滑に進めるためには

゛臨機応変゛

そういう手段もあることを・・・(汗)

サンタさん来てくれるかな? (その2)

買い物に向かう車中

被災地に行った看護師さん
看護師さんが出会ったルナちゃんの事を
娘たちに話した


欲しい物は・・・

゛おうちとママ゛


そう言ったルナちゃんに


(私)『サンタさんは、ルナちゃんに、おうちとママを戻してあげることできるかなぁ・・・』



(娘)『死んだ人は戻せないでしょ』



(私)『あなたたちはサンタさんに、Masaくん(父親)お願いしたいと思った事あ
る?』



(娘)『ないよ、いらないもん!』



(私)『いらないんだぁ・・・(((^^;)』



(娘)『だってどうせ、寒~いギャグ言うだけでしょ』



(私)『確かに・・・(--;)』



(私)『もし、私達がルナちゃんに出会ったとしても、おうちとママを戻してあげ
ることは出来ないねぇ・・・』



(娘)『おうちとママはあげられないけど・・・゛希望゛をあげることはできるよ!』
(娘の瞳が輝いた)



(私)『そうだね・・・希望をあげる事はできるね。うん、きっと出来る!』



私たちは祈ります
祈り続けます
ルナちゃんに、被災地のみなさんに
たくさんの希望がふりそそぎますように・・・

サンタさん来てくれるかな?

医療チームの一員として、被災地へ行った看護士のブログを読んだ


『想像以上に現場は壮絶。甘い考えやボランティア精神の人はここでリタイアしてください。現場ではどんな状況下においても絶対に泣かないこと。私達は同情しに行くんじゃない。看護、医療を提供しに行く。』

そんな覚悟を持って向かったという

彼女が配属されたのは『陸前高田』


゛一分間黙祷をしながら、もっと早く来るべきだったと思いました゛

もっと早く来るべきだった
そう絶句する彼女が目にしたものは
想像をはるかに超えるものなのでしょう

この地で彼女が出会った少女の事が胸に突き刺さった


(以下ブログより抜粋)

「お姉ちゃん、好きな人いる?」と瑠奈チャンに聞かれたので
「いるよ!」と言ったら

「どんな人?」って(´`)


「おヒゲがはえてる人だよ(笑)」と分かりやすいように教えてあげたら

「サンタさん??」と。


かわいいなぁと思いながら「そうだね、サンタさんみたいな人だね」
と頭をなでなでしながら話すと


「また冬になったらサンタさん来てくれるかな?」

とニコニコした笑顔。


やっと笑顔が見れて嬉しくなって

「瑠奈チャンいい子だからまたサンタさん来てくれるよ!」

と言ってしまった私。


でも「瑠奈チャンね、おうちなくなっちゃったけどサンタさん、瑠奈チャン家がないからプレゼント持って帰ってしまわないようにお姉ちゃんから言っておいて」

と言われて、ごめんねって思いながらぎゅっと抱き締めてしまいました・・・


「瑠奈チャン、なにが欲しい?」の私の質問に



「おうちとママ」



いつも一緒にいるのが母親かと思っていたけど
次の日、それは叔母さんということが分かりました。

瑠奈チャンのお母さんも被災され、あんなにかわいい瑠奈チャンを残して瓦礫の下から変わり果てた姿で見つかったそうです。
瑠奈チャンは幼稚園にいて救出されたけど
お母さんは瑠奈チャンが大事にしていたお人形や絵本の入ったリュックを抱えて亡くなっていたそうです。
              (以上)


ルナちゃんにサンタさんは必ず来ると
信じながら祈ります
ルナちゃんが一日も早く
心から笑える日がきますように・・・

ここからが正念場

大震災直後から、多くの専門家、ボランティアが被災地へ
徐々に救助活動が活発になり、物資や寄付が各地から届く
メディアもこぞって報道をする
被災した方々は、自分の置かれた状況にストレスを感じながらも、
こうした援助に対し、感謝の気持ちを抱く
所謂、“ハネムーン期”と呼ばれる

間もなく一ヶ月が過ぎようとしている
そろそろボランティアも元の生活に戻っていく
メディアでも、被災地の報道が徐々に減っていく
ハネムーン期も終わりに近い

ハネムーン期が終わるここからが正念場


メディアの報道が薄れる事と歩調をあわせることなく
被災地の復興に長く心を寄せていくことが
自分にできることだと思う

被災地のみなさん
必要な支援をどうぞ声をあげて伝えてください
いつも、いつまでも耳をかたむけて
応援しますから・・・

進級

4月8日 小学校の始業式

二人そろって
クラス替えがあり
担任の先生も変わった

環境が変わることは大変だけれど
それを喜びや楽しみに受け止め
楽しそうに話してる子供たちを見ていると
私まで嬉しくなる

進級 おめでとう!