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心動かされたこと

2011年6月24日 授業参観日


教室の片隅の掲示物に
眼が留まった

゛最近、心を動かされたこと 1分間スピーチ゛


難しい課題だなぁと思いながら


我が子は最近
どんなことに心動かされたのだろうかと
興味深く思った


家に帰って娘に尋ねてみると


゛もしドラを読んだ事゛と

(数ヵ月前に私が読みたいと購入し・・・書棚に置き去りだった本(((^^;))


「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

                          岩崎夏海 著



この本を読んで心を動かされたという娘に
私は心動かされ

何ヵ月も読まずにいた
本のページを
今・・・めくっている

泣いたって・・・

いいのに

もっと甘えたって・・・


いいのに


いつも

ちっちゃなことに

悔しかったり

譲れなかったり

すぐ泣いて

気がすむまで泣きさけぶのに

おっきな事には

口をへの字にして 我慢して

絶対、泣かないよね

そんな貴女の強さはどこから?

そう考えいるうちに

私は貴女に甘えすぎてるのかもしれないと思えてきた

何の日?

6月24日・・・何の日だっけ?

何かあったような・・・


何もないような・・・





思い出した!


2009年6月24日

主人がブログに記事をUPした事に

私は激怒した


骨髄移植後
最初のアクションが
ブログUPだったことが
許せなかった


優先順位が
私の想いと違ったことが
どーしても許せなくて

゛貴方は間違ってる゛

そう言ってしまった


自分の考えだけを押し付けた



今にして思う
どーして理解しようとしなかったんだろ?って

間違ってるんじゃなくて
違うんだって思って理解したいと考えてたら

大切な時間を
お互いに 
もっと有効に使えたかもしれない

あれから2年がたち・・・

2009年6月18日 骨髄移植

骨髄移植は主人の病態にとって唯一の根治治療だった
しかし、それは必ず治る夢の治療ではなかったのも現実

医学のめざましい進歩にばかり目が向き
世の中にはまだまだ治らない病気がたくさんある事を
忘れがちになる



だからこそ折に触れて考えてみる

どんなに医学が進歩しても
限界があることを

命には
限りがあることを


そして
自分自身に問うてみる

今日をどう生きるのかと

活!

少し前に始めたことを


毎日少しずつ少しずつ
前に進めようと



でも・・・
なかなか難しい



考えれば考えるほど
方向性が定まらない



(私)『これ・・・お母さんにはレベル高いなぁ・・・(-.-)』



(娘)『じゃあ、やめるの?』



(私)『やめないよ!ぜったい、やめない!』




(娘)『やめないのに、弱音吐くんじゃねぇ!』


(私)『・・・はっ、はい』



娘から活が入った



まだスタートラインにも立ててないけれど

最後まで頑張ろう!

そう決意をあらたにした