HOME > 白血病から考えたこと

みんな

娘が何か欲しがるときに


よくでてくる言葉


゛みんな゛


みんな持ってるから


みんなやってるから


みんな知ってるから


「みんなって誰?」


と聞いて名前があがるのは


多くて3人


今日、娘に辞書を引いてもらい
゛みんな゛の意味を読んでもらった


「そこにいる人、全員」

どこを対象にするかの問題で
数の問題ではない…

極端に言えば
そこにいる人が1人なら
1人をさして゛みんな゛と表現しても
おかしくはないことになる


これまで

「3人はみんなとは言わない!」と

さんざん言ってきたが


言葉の意味を知らなかったのは

私なのか!?

大人になれますか?

福島の子どもたちが書いた


手紙の一文


「私は、何さいまで生きられますか?」


「僕は大人になれますか?」



これを読んで思った


それは…

誰にも分からない


でもこの言葉の裏にあるものを


少しでも軽くしてやれるのは


私たち大人なんだと

6月18日

三年前の今日は

仙台の大学病院で

関西から輸送される骨髄の到着を
待っていました

骨髄移植とは
それをすれば病気が治るという
夢の治療ではありません
大変大きなリスクをともないます

不幸にも移植後再発した場合は
有効な治療はありません


こんな厳しい説明を受けました


それでも適合する骨髄があり
移植できることが決まった時は


嬉しかったです


生きられる!という希望を
頂きました


間違いなく命を救ってもらったと

今でも
そう思ってます

キヲク 

  • キヲク 
小説を読むのは


苦手です


想像力の問題からか


なかなか話の中に



入れません




久しぶりに




小説を読破しました



「キヲク -僕のいた夏-」

       小笠原 一斗 著



最終章で心が動きました

6歳未満脳死判定

6歳未満の男児に脳死判定が行われ
脳死と判定された。

このニュースを受けて

子どもたちとともに

記事を読みながら考えました


自分の身におきかえたとき


親として答はだせるだろうか


子どもたち自身はどうなのか…