山寺芭蕉記念館

山寺芭蕉記念館
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第30回 山寺芭蕉記念館 文化セミナー
文学・歴史の深層

10月7日(土)天明文化の東西 ―蕪村と蔦重―
           山本陽史 氏(山形大学学術研究院教授・
                  東京大学生産技術研究所リサーチ・フェロー)       

10月21日(土)『おくのほそ道』〈最上川〉の条を読む
        -〈褻〉と〈晴〉の視点より-
           復本一郎氏(神奈川大学名誉教授・国文学者)

10月28日(土)坂本龍馬の史実と受容
        -歴史上の人物はコンテンツ文化とどう関わるか-
           石川忠司 氏(東北芸術工科大学文芸学科教授・文芸評論家)

■時  間  午後2時から3時30分まで(受付は午後1時から)
■会  場  山寺芭蕉記念館 研修室1
■受 講 料 各回500円
■受講定員  各日50人(先着順で定員になり次第、締め切りますので、お早めにお申し込みください。)
■申し込み  山寺芭蕉記念館まで電話(023-695-2221)またはFAX(023-695-2552)で、「お名前、電話番号、参加日」を お知らせください。申し込み受付は各開催日の前日まで。当日申込不可。



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「芭蕉と蕪村」出品リストはこちら↑


特別展「芭蕉と蕪村 ―江戸時代の二大俳人―


左《「はるもやゝ」発句画賛》松尾芭蕉 賛・森川許六 画、右《雪中双鴉図》与謝蕪村 筆

  9月1日~10月9日 (会期中無休)

 

 

 

 

 

芭蕉の真筆19点、蕪村の真筆8点を一堂に展示!!
 江戸時代の初期、芭蕉は江戸俳壇に新風をもたらし、当時の俳諧に
大きな影響を与えました。更に芭蕉は、「奥の細道」行脚などを経て
自身の俳諧を深化させ、言語遊戯であった俳諧を芸術の域までに高め
ることに成功しました。
 しかし、芭蕉没後、俳諧は卑俗化していきます。それに対し、芭蕉
の頃の俳諧に戻ろうという蕉風復興運動が全国化しますが、その流れ
に呼応して活躍したのが与謝蕪村でした。
 蕪村は俳人として活躍するその一方で、絵師としても活動し、芭蕉
の「奥の細道」を描いた屏風や絵巻を残しています。また、蕪村は俳
諧と絵画を融合させた俳画を得意とし自ら海内無双を誇り、その表現
は後世にも多大な影響を及ぼしました。
 本展では、江戸時代の俳諧に特に影響を与えた二大俳人である芭蕉
と蕪村の作品を公開します。二人の作風をご鑑賞ください。

 

 

 

関連イベント ギャラリートーク
 

内 容 学芸員による展示解説を行います。

日 時 令和5年9月10日(日)午後2時から(約25分)

参加費 入館料のみ(事前申し込み不要) 

 



企画展「妖怪探訪 ―“もののけ“の不思議な世界―」



    7月21日~8月28日 (会期中無休)

 

江戸時代から現代に至るまで、妖怪や異界が文学・絵画などでどのように表現されてきたのかを見ていきます。妖怪が日本文化に与えた影響がいかなるものだったのかおわかりいただけるはずです。妖怪の世界をご堪能ください。 


関連イベント
 1 きもだめし
日 時 令和5年7月22日(土)~28日(金)午前9時~午後4時30分
        (〝きもだめし〟の受付は午後4時までです)  
場 所 山寺芭蕉記念館 研修棟  
参加費 入館料のみ

※ 好評につき、30日(日)まで延長します。お待ちしております。

 2 トワイライトミュージアム
日 時 令和5年8月5日(土)受付締切り午後4時30分(入館受付にて)
内 容 

妖怪講座1「閻魔(えんま)大王の前でどうする!? 死後の裁判講座」            
洋画家 安井敏也氏(午後4時30分~午後5時)  
妖怪講座2「山形もののけ夜話」
作家 黒木あるじ氏(午後5時10分~午後6時10分)
※ ご都合のよい時間に企画展「妖怪探訪」をご見学されてからの聴講をお勧めします。入館受付は午後4時30分までです。
場 所 山寺芭蕉記念館 研修室Ⅰ
定 員 50名(先着順)
申込み 当日、受付でお申し込みください。
参加費 入館料400円のみ(高校生以下、及び障がい者手帳をご提示の方は無料)


 3 ギャラリートーク
日 時 令和5年8月11日(金・祝)午後2時から(約25分)
参加費 入館料のみ(事前申し込み不要) 



 

 

企画展「絵画に見る芭蕉の世界 ―漂泊の詩人の旅と俳諧―」


《「おくのほそ道」の旅へ》坂田 燦 作 2014、《天華岩景》高橋源吉 画 1911 

    6月15日~7月17日 (会期中無休)

 江戸時代の松尾芭蕉の旅や俳諧は、後世に様々な作者の創作意欲をかきたて、
 絵画などで表現されてきました。今回の展覧会では、芭蕉の句や「奥の細道」
 などを題材に描かれた作品を展示します。これにより芭蕉が目にした景観や旅情
 を追体験し、芭蕉の旅に思いを馳せると共に、イメージ豊かな芭蕉の俳諧をご堪
 能いただければ幸いです。

 

 

 



 

 

企画展「芭蕉と門人たち」


《去来宛芭蕉書簡等貼交幅》松尾芭蕉、他 筆 

    4月14日~6月12日 (休館日:5月31日)

 江戸時代の初期、芭蕉は俳諧宗匠として登場して間もなく、江戸
俳壇に新風をもたらし、当時の俳諧に大きな影響を与えました。更に
芭蕉は、言語遊戯であった俳諧を芸術の域までに高めることに成功し
ました。
 本展では、芭蕉の俳諧を紹介すると共に、芭蕉に影響を与えた北村
季吟などの俳諧の先達や友人の素堂など、芭蕉周辺の人々も紹介しま
す。また、その門下で切磋琢磨した〝蕉門〟の人たちの作品や手紙を
紹介することにより、芭蕉が活躍した頃の江戸俳諧の魅力とその影響
を探ります。

  

 〈 主な展示資料 〉
 市文化財《「はるもやゝ」発句画賛》松尾芭蕉 賛、森川許六 筆
 《去来宛芭蕉書簡等貼交幅》松尾芭蕉、他 筆
 《「早苗月」発句懐紙》三上角上 筆 
 《田子の浦図》森川許六 筆
   

 

 



洒堂宛芭蕉書簡  松尾芭蕉 筆  

芭蕉が門人の洒堂に宛てた手紙です。洒堂への忠告などが書かれています。

洒堂は近江国の膳所(現在の滋賀県大津市)の医者でした。洒堂は大坂(現大阪市)に移り、俳諧師を名乗り弟子をとるようになりましたが、このことで大坂にいた芭蕉の門人之道と不仲になりました。
手紙の文面は、芭蕉が洒堂のそのような振る舞いをたしなめる内容です。「利口ぶる心がある」、「言うとおりにしなければ絶交する」と田野芭蕉の手紙には余り見られない厳しい表現があり、まことに興味深い内容です。 
 



Letter from Basho to Shado

In his letter, Basho reproaches Shado for his course of action. This letter, which contains phrases such as “You think too much of yourself,” and “If you will not do as I say, I will break off our relationship,” is notable for the harshness of Basho’s tone, something seldom seen in his other letters.

 




「世にふるも」句文懐紙 芭蕉 筆

山寺/松尾芭蕉像

山寺/曽良像
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