令和4年6月3日、特別展『坂田燦の「おくのほそ道」版画展』の開展式が行われ、オープンしました。オープニングの様子坂田燦氏のギャラリートーク旅に生き、旅に死んだ芭蕉は、人生はすべて旅や、旅人のようなものだと考え、1689年5月14日おくのほそ道の旅に出て、10月4日、約150日間、約2400キロの長い旅を終えました。俳人の長谷川櫂氏によると、芭蕉の『おくのほそ道』は単なる旅の紀行文ではなく、虚実が相半ばする再構成された文学作品だといわれています。氏の著書を底本にして、次にように版画作品を構成しました。第1節 旅の禊 第2節 歌枕巡礼 第3節 太陽と月 第4節 浮世帰り 2022年6月 坂田 燦(あきら)