山寺芭蕉記念館

山寺芭蕉記念館
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特別展

芭蕉と江戸時代 ― 芭蕉文学を生んだ江戸文化 ― 

      

  令和3年9月17日(金) ―11月15日(月)
                     〔会期中無休〕 



 江戸時代の俳人松尾芭蕉は元禄2年(1689)の「奥の細道」の旅
を経て、「不易流行」の俳諧理念に到達し、元禄7年、日本文学史上
に残る紀行文『おくのほそ道』を完成させました。
 江戸時代は、諸街道や航路の整備、物資流通の活発化などにより、
庶民の間でも旅が一般化します。文学も雅俗が共存する多様化・大衆
化の道をたどり、下級武士や町民なども文学の担い手となっていきま
す。また、茶道や文人の書画が独自の文化を形作る一方、陶器・磁器・
蒔絵などの工芸も、新たな様々な意匠を生み出します。そうした中、
俳諧の分野では、全国的に影響力があった流派「貞門」の北村季吟に
学んだ松尾芭蕉は、それまで言語的遊戯であった俳諧を芸術の域まで
高めたのでした。
 本展では、芭蕉の生き方、感性に影響を与えた文学・芸術・生活、
そして旅の一端を見ることを通して、芭蕉文学を理解する手がかりと
しようとするものです。また、昨年新たに発見された芭蕉書簡も展示
いたしますので、是非ご覧ください。
当展が、芭蕉の文学や芭蕉の活躍した時代を理解する助けとなれば幸
いです。
第64回全国俳句山寺大会入賞者について

 今回の第64回全国俳句山寺大会は「絵空」同人 土肥あき子先生をお迎えして、山寺芭蕉記念館に
おいて開催する予定でしたが、コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で事前句のみの紙上大会と
なりました。
一般1,034句、小学生263句、中学生333句の投句をいただきました。ありがとうございました。
 各賞及び各選者の特選は次のとおりです。(敬称略)

山形市長賞 舘 健一郎(茨城県)
野を焼きてみな棒立ちの人ばかり

山形県俳人協会長賞 小島 緑泉(山形県)
滝音のいよいよ近き秘湯かな

山寺文化保存会長賞 庄司 玲子(山形県)
赤紫蘇の甕にスソスと祖母の文字

山寺芭蕉記念館長賞 阿久津 勝利(栃木県)
風光る被災地を発つ聖火かな

◎一般の部

土肥 あき子 選 
特選 舘 健一郎(茨城県)
野を焼きてみな棒立ちの人ばかり

浦川 聡子 選
特選 小林 万年青(秋田県)
春障子母の影から走りだす

堀本 裕樹 選
特選 武藤 主明(福島県)
千段を一気にのぼる夕立かな



阿部 月山子 選
特選 土田 薫(山形県)
感謝の意手話で現はす卒業歌

鈴木 正子 選
特選 小島 緑泉(山形県)
滝音のいよいよ近き秘湯かな

黒坂 重政 選
特選 阿久津 勝利(栃木県)
風光る被災地を発つ聖火かな

伊藤 寛 選
特選 庄司 玲子(山形県)
赤紫蘇の甕にスソスと祖母の文字

◎小学生の部

土肥 あき子 選 
特選 清水 ゆり(山形県)
さんすうのけいさんつかうなつまつり

浦川 聡子 選
特選 滝口 凰介(山形県)
目をつぶり耳をすませば虫のうた

堀本 裕樹 選
特選 川内 晟(山形県)
十番を背中につけて春動く

阿部 月山子 選
特選 梁瀬 翔月(山形県)
山寺は鳥のさえずりゆたかだな

鈴木 正子 選
特選 川内 晟(山形県)
十番を背中につけて春動く

黒坂 重政 選
特選 川内 晟(山形県)
十番を背中につけて春動く

伊藤 寛 選
特選 小山 千尋(山形県)
一年生ぼくのせなかについてこい

◎中学生の部

土肥 あき子選
特選 北村 紗耶(岐阜県)
草刈で服にうつった草におう

浦川 聡子 選
中学生の部特選 𠮷田 花音(岐阜県)
春休み星見えるまで遊んだ日

堀本 裕樹 選
中学生の部特選 松田 怜華(山形県)
鶯と口笛交わし心弾み

阿部 月山子 選
中学生の部特選 小宅 優一朗(岐阜県)
魚たちかげを探して蓮の下

鈴木 正子 選
中学生の部特選 廣嶋 太志(岐阜県)
塾帰りオリオン見上げ夢抱く

黒坂 重政 選
中学生の部特選 後藤 蓮人(山形県)
風車風を感じて動きだす

伊藤 寛 選
中学生の部特選 多賀 葵唯(岐阜県)
コロナ過の家族で開催夏祭り

 新暦にして7月19日、新庄を発った芭蕉と曽良は、本合海より最上川を下ります。清川で下船し、
羽黒に着きました。羽黒山の南谷別院に泊まりました。
  

     ※ ※ ※ ※ ※



 新暦にして7月17日、大石田を発った芭蕉と曽良は、新庄に至ります。
渋谷甚兵衛(俳号:風流)宅に泊まります。

  水の奥氷室(ひむろ)尋ぬる柳哉 芭蕉   

     ※ ※ ※ ※ ※


 新暦にして7月14日、山寺を発った芭蕉と曽良は、大石田に至ります。

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 新暦にして7月13日、芭蕉と曽良は尾花沢を発ち、山寺に向かいます。鈴木清風が楯岡まで馬を出してくれたので、山寺には午後2時50分から3時40分の間に着くことができました。芭蕉はこの日のうちに山寺立石寺の参拝を行います。この日は山寺の宿坊に宿泊しました。  

  閑さや岩にしみ入蝉の声  芭蕉

   

     ※ ※ ※ ※ ※



 新暦にして7月4日、尾花沢に滞在中の芭蕉と曽良は、鈴木清風宅の近くの養泉寺に宿所を移しました。


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 新暦にして7月3日、堺田を出た芭蕉と曽良は、昼過ぎに鈴木清風宅に着き、ここに泊まりました。



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 新暦にして7月2日、芭蕉と曽良は大雨のため堺田の同所「封人の家」に留まります。

  蚤虱(のみ・しらみ)馬の尿(ばり)する枕もと  芭蕉

  
   ※ ※ ※ ※ ※

 新暦にして7月1日、芭蕉と曽良は岩出山を出て、鳴子より尿前関を越え、
出羽国新庄領に入ります。この日、堺田の新庄領の番人の家に泊ります。
芭蕉はこの家を中国の関所の番人になぞらえて「封人の家」と呼びました。


  
  
   ※ ※ ※ ※ ※

 新暦にして6月29日、芭蕉と曽良は平泉に着きます。中尊寺・光堂・高館
などを見て、この日は一ノ関に泊まりました。

  五月雨の降り残してや光堂  芭蕉  

     
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 新暦にして6月20日、芭蕉と曽良は白石を発ち、岩沼で武隈の松を見物し、笠島を望見し、仙台に入りました。
この晩は国分町の大崎庄左衛門宅に泊まりました。

  桜より松は二木(ふたき)を三月越し 芭蕉

  笠島はいずこ五月のぬかり道     芭蕉  

     
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 新暦にして6月9日、芭蕉と曽良は須賀川に着きました。地元の俳人相楽等躬の家に泊まりました。

  風流の初めや奥の田植歌  芭蕉

     
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 新暦にして6月7日、芭蕉と曽良は那須の湯本を出、奥州街道筋に入り、遊行柳を見て、白河の関を越えました。泊まりは旗宿でした。

  田一枚植えて立ち去る柳かな  芭蕉

     
   ※ ※ ※ ※ ※


 新暦にして6月6日、芭蕉と曽良は那須の湯本で温泉神社を詣で、殺生石
を見ます。

  石の香や夏草赤く露暑し 芭蕉

     
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 新暦にして6月5日、芭蕉と曽良は高久を出て那須の湯本に至ります。
温泉宿和泉屋に泊まりました。

     
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 雨のため芭蕉一行は、新暦6月4日も高久の高久角左衛門の家に泊まりました。

  落ち来るや高久の宿(しゅく)の郭公(ほととぎす) 芭蕉

  (芭蕉が高久家の主のために詠んだ句)

    
     
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 新暦6月3日、芭蕉一行は昼頃に余瀬を出立、高久に着いて高久角左衛門の家に泊めてもらいます。

  野を横に馬牽(ひ)きむけよほととぎす 芭蕉

  (余瀬から奥州街道筋の野間まで馬で送ってもらった際の句)

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 新暦5月21日、芭蕉一行は那須黒羽の余瀬に着きました。この晩、余瀬の俳人・翠桃の家に泊まりました。

  

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 新暦5月20日、芭蕉一行は裏見の滝・含満が淵などを見物、昼に日光を出発しました。その日は玉生(たまにゅう)〔現、栃木県塩谷郡塩谷町〕に泊まりました。



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 新暦5月19日、芭蕉と門人・曽良は鹿沼を出て、日光に着きました。御宮を参拝し、日光上鉢石町の五左衛門と所に泊まりました。



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 新暦5月17日、芭蕉と門人・曽良は粕壁を出て、栗橋の関所を経て、間々田(現、小山市内)に泊まりました。



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 新暦5月16日、芭蕉と門人・曽良は深川を出船して、「おくのほそ道」行脚の途につきました。この日は粕壁に泊まりました。

   市民茶会開催のお知らせ

10月24日(日)表千家山形県支部青年部
11月7日(日)方円流 山口弥園・林 克園
11月21日(日)一般社団法人表千家同門会山形県支部
                       (敬称略) 

  時間:午前10時から午後3時まで
  場所:山寺芭蕉記念館 茶室
     (研修室供Υ冓亭・芭蕉堂のいずれか)
  1服〔抹茶とお菓子〕…600円
      ※煎茶の場合があります。

※ 新型コロナウイルス感染拡大の状況により、予定を変更させていただく
  場合がありますので、予めご了承ください。 

※ パンフレットで告知しております下記の会は中止となりました。
   5月9日(日)表千家 櫻井洋子
6月13日(日)方円流 山口純園
   7月4日(日)表千家 盒興―
10月3日(日)表千家 櫻井宗喜
                 (敬称略) 


「世にふるも」句文懐紙 芭蕉 筆

山寺/松尾芭蕉像

山寺/曽良像
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