小野川温泉 吾妻荘

小野川温泉 吾妻荘
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 今年は、松茸がとてもよくでたようです。
 土瓶蒸し、焼き松茸、松茸ご飯などどれも
 美味しいですね。

 関の樋口さんのところでおもちと蕎麦ごちそうに
 なってきました。これが当主の創作こけしです。
 たくさん展示してありますよ。
  鷹山公が白布にゆく途上しばしば立ち寄った
 といわれていますから、おそらく上杉藩原方武士
 の子孫でしょう。

  もって菊、木通みそ、ぎんなん、栗、芋
  海老、秋本番の吹き寄せ風くちがわり。

 これは、館山発電所のある中世の館山城あとです。
 明治から150年、その前は、270年上杉幕藩期で
 さらにその前中世400年のうち、前期が大江長井が
 200年、その後200年は伊達が支配していました。
 西暦1200年から始まる中世400年このあたりは
 館山城主 新田(仁井田)の本領であったといわれています。
 新田は、伊達について仙台に移り、徳川の先祖新田と同名なのを
 はばかり、伊達の古名である中村を名のって
 仙台藩の重臣として残りました。 

 伊達政宗が、館山城主 仁井田の饗応で小野川に
 湯治した記録があり、中世後期に温泉宿が有ったのは
 確実ですが、その起源は推測しかありませんが、
 白布の東屋文書で佐藤荘司が温泉をひらいたという
 記録から、飯坂温泉の湯の荘司 奥州藤原の佐藤元治の
 庶流が米沢の温泉を支配した可能性が考えられます.
小野川も鶴、亀、高砂などの古い旅館は佐藤性で
 古くから温泉の内湯をもっていた可能性が考えられます。


 加藤設備さんのラベンダー畑のところに
 女将会が舞茸の菌を古木木に仕込んで
 見事な舞茸が収穫されました。なんか
 少しハーブの匂いが香ってきますね。

 南陽市宮内。お宮の内という地名のいわれ。そこに熊野権現
 が奉ってあります。熊野門前、本町特設会場で
 伊達、上杉、熊野信仰など置賜ゆかりの菊人形が
 見事に並んでいますよ。

 しゃきっとした歯ざわり、菊の苦味が少なく
 山形の秋の特産 もってのほか の収穫が
 始まりました。さっと湯がいておひたし、
 和え物、故郷の味が楽しめます。

 蕎麦を少し固めに茹で、鮭を切ってまきます。
 器にのせ山芋をかけ、茸をそえてたれをはります。
 蒸し器にかけて、熱々の所をいただきます。