小野川温泉 吾妻荘

小野川温泉 吾妻荘
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  今の西裏公園いったいに江戸期は塩とりばがあった
 ものです。鷹山公は仙台から技師を招いて、湯を
 炊いて塩をとりました。それ以前から、西側のあまり湯
 を流して、塩田の様にして塩をとっていたものと思われます。
  湯には、塩の差し引きありて山塩おおくいけどるるなり
 と江戸期の版画に記してあります。
 

 小野川から車で5分、今年竣工した満水の
 綱木川ダムが紅葉でこのあたりの名所ですよ。
 つなぎとは、文字道理古来からの会津街道の中継地点 
 で、江戸期は10軒ぐらい宿もあった宿駅です。
 もとは、平家の落ち武者が定住した地とされ、
 綱木獅子踊りが未だに保存されています。
 青獅子とは、土地の言葉で鹿のことです。
 

 春に収穫したわらびを塩漬けにして、保存します。
 冬場に銅鍋で煮て戻します。銅鍋を使うのは、色が
 鮮やかにでるからです。
 ワラビ、あいこ、しおで、どほな、うど、などの 
 山菜は、本草学者を招聘して検分させたものを鷹山公
 が編集させて、救荒用に配布した「かてもの」の中に
 でてきます。

米沢市役所の筋向かい、農協さんで出店する
 愛妻館。ここでは、農家の皆さんの名前入りの
 野菜がいっぱい並んでいますよ。自慢の作物は
 とても美味しいものです。一度立ち寄ってみて
 下さい。

  10月15日(日)〜11月12日(日)まで
 発掘された日本列島、2006が上杉博物館で
 開催されています。
 埋蔵文化により日本の歴史が再現されますよ。


 白布温泉が今紅葉で旬のようですね。小野川は、
 今週末から来週ぐらいが 旬になりますね。
 写真は、川西、原田城趾に咲くダリア、確か
 かまくらという名前でしたね。紅葉にはえて
 美しいですね。

 お店では、つぼんだなめこがうっていますね。
 原木のなめこの醍醐味は、ひらいたなめこを
 焼いたり、みそ汁に入れたりして、本物の
 醍醐味が味わえます。

 春木屋さんの後ろの高台に、真言宗金乗院があります。
 小野川の住人はほとんどがこの寺の檀家です。
 江戸期には、「寺子屋」としても使用されました。
  この寺は、1650年頃、幕藩期の初頭に設立された
 もので、赤芝の龍青院とともに、御廟所を管理する
 法音寺の末寺として上杉藩が設立したものでしょう。
  その前は、同じ真言宗の福健寺が中世ありました。
 

  江戸中後期の白布高湯の版画です。
 三軒の湯船の所から石段を登って、鳥居があり
 それぞれ湯の神様が奉ってあります。
 湯に入って石段をのぼり湯の神様に祈り
 また湯につかるという風習が行われていたそうです。
 スカイバレーが抜ける前は、全くの山奥の
 湯治場で信仰と湯治が一体になっていた様子が
 伺われます。