小野川温泉 吾妻荘

小野川温泉 吾妻荘
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   旅の芭蕉様 世が二度あらば ござれ
   小野川  湯の宿に

    この詩は小野川の旅館に投宿
   した広介が温泉宿の為に詠ったものです。
                                                               

この写真は福王寺法林の若い頃の
  写真です.宿のためにあけびと葡萄
  を絵筆で色紙にスケッチしている姿
  を館主が撮ったものです. 
   福王寺とは真言宗の長野県にある寺です
  が上越市にもこの地名が残っているそうで、
  恐らく、上杉家が米沢に移って来たときに、
  一緒に来たのが、福王寺さんの先祖でしょう.

   型染めの暖簾です。


 高度成長期以前、まだ旅館が湯治
  宿であった時代、冬 雪で交通が
  馬ぞり程度の頃 空いた部屋の畳を
  とりのぞき 蚕をかっていました。
  米沢藩 絹織り の材料です。繭を
  つむいで 撚る 紬の名の由来です。
  

   型染めの栞。型染めとは和紙
   をきりロウを塗り、染め、あら
   います。伝統の染めの技法です。
      織絵夢人館

   県花 紅花。エジプトからシルクロード
   を通ってきたようです。最上川一帯
   で栽培され、海路 京都、大阪で重用
   されたようです。炭酸カリウムでピンク
   が抽出され、黄 ピンク の色合いを
   醸し出します。

   桐の小物入れに絹の
   米織を、現代のデザインで
      織絵夢人館

  パリで活躍する高名なデザイナー
  が地方に行くと年々繊維産業が
  滅んで、世界に誇るべき日本の
  技術を発信できなくなってしまう
  ことを嘆いていました.

   招き猫です.