小野川温泉 吾妻荘
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先祖の話
小野川のルーツの一つは、伊達晴宗の時代に
小野川が伊達の直轄地であったことと
館山城の会津方面のおさえとして、道明山城、
赤芝館があることから
伊達が伊達郡から米沢に本拠を移した事と
関係するもので坂本屋の屋号は坂本町の
坂本城址にもとめられるものでしょう。
剣カタバミがいにしえを語りかけています。
2008.08.13:
azumasou
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赤芝 羽黒神社
館山浄水場から赤芝部落を見下ろし
左側 山懐に鎮座する羽黒神社。
羽黒堂へは中世、館山城から大樽川の向こう西側
を道が通っていたと謂われ、直江が原方赤芝へ
移築したと伝わる。
寄進者の名をみると館山衆がおおい。
兼続の下級家臣が西原衆とよばれた城西、館山方面に張り付いた
事からしてうなずけるものがあります。
兼続は、下級家臣を開墾に従事させましたが
それを監督する田家がおかれたのが西部小学校
正門前の田屋町通りの謂われです。
直江町の町名もそうした絡みかもしれません。
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2008.08.08:
azumasou
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赤芝観音
原方集落であった赤芝の路地を真言宗 龍性院
前に上り、向かい側に赤芝観音がある。
さらに、この道はおその沢へと向かっている。
おその沢にあった集落から移築されたとされ、
この街道は、中世 小野川街道の裏街道であった
と考えられます。
館山城周辺に、矢子、吹屋敷という地名が
残っていますが、この館跡周辺にも 小矢子
吹屋敷、馬場という地名が残っています。
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2008.08.07:
azumasou
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三沢の原方
米沢市史に、近世初頭 簗沢村に
千坂兵部の配下が陪臣郷士として定住した
とあり、これは赤芝部落のことで
館跡残るおその沢の集落より、観音様を
羽黒堂部落より、羽黒観音を祀り返させたのが
直江の指揮によったという事もうなずけるものがあります。
直江は羽黒山を領地として支配した時期がありますから
笹野観音の羽黒権現、関根の羽黒神社、赤芝の羽黒神社
などを修復したものでしょう。
2008.08.06:
azumasou
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尼湯
小野川温泉街の顔 尼湯。
毎日、数十人の浴客が訪れる。
熱い湯で有名でNHKでも放映された。
戦後、この真ん前に米沢の土建屋さんが
温泉を掘削しはじめたことがある。
天童の温泉協会の偉い人がきて
この掘削を阻止した。
今は昔である。
2008.08.05:
azumasou
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湯の神様
湯の神、お薬師様の境内は昭和までは
子供の遊び場であった。
車社会、少子高齢化、核家族化がすすむと
ともに子供は路地や屋外で遊ばなくなった。
小野の小町建立の伝承は、奥州藤原から
伝わったもので平泉あたりに伝承の起源がある。
近くの道明山城の宮崎が藤原の末裔の一人で
梁沢村の起源が宮崎の一族郎党の残留組だからである。
江戸期は尼湯の後ろにあったが明治期に
現在地に移った。温泉の効能に感謝する人々の
信仰がうかがわれる。
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2008.08.04:
azumasou
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昭和のアンデルセン
旅の芭蕉さま
世が2度あらば
ござれ小野川
湯の宿に
同級会にしばしば小野川を訪れた浜田廣介が
旅館の色紙にしたためた短歌碑。
芭蕉は山寺までは訪れたが、米沢盆地には
きていない。
母はなく
父もまた無き
故郷の
さつきの闇を
ほたる飛びをり
2008.08.02:
azumasou
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昭和の会津街道
吾妻荘脇の坂道。車一台がやっと通る。
堀が街道沿いにほられている。
元はてぼりで、U字溝を入れたのは
車の普及とともに道路が舗装されてからだ。
ここは江戸期に綱木から裏磐梯、会津にぬける
裏街道で、西郷隆盛や頼山陽が通ったとされる。
戦国期は館山城から会津にぬける主要道の一つ
であったものでしょう。
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2008.08.01:
azumasou
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昭和の香り
直江がきた頃には、温泉街であった湯の町小野川。
左は、尼湯。右に扇屋。
扇屋には、慶應年間の棟札残る土蔵に
戦国期、会津の芦名から伊達の執政
遠藤基信宛の書簡が残る。
昭和は戦後と戦前が入り交じって生きている。
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2008.07.31:
azumasou
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