小野川温泉 吾妻荘

小野川温泉 吾妻荘
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 笹野一刀彫りで知られる笹野観音。境内には紫陽花の
 花が咲き乱れています。

 原方衆が定住した場所で、笹野観音は上杉歴代の殿様の
 祈願所であったものです。

 古代、征夷大将軍坂の上の田村麻呂が東北征伐の際に
 この上の山にあった羽黒様、観音様を合祀して
 
 開基した由緒ある寺です。

 鷹山公が殖産興業に起こしたといわれる成島焼き。
 
 この成島焼きを現代に蘇らせた成島釜で

 2代目水野宗が直江兼継を作りました。

 愛の前立てが光っています。
 

 濱田広介が愛した小野川温泉。定宿としていた
 老舗旅館の小町の間でよんだ詩。

 小町の間に 窓に咲く花
 
 小町がのぞく

 はたち小町の 顔見たや


 

 天地人の後書きに兼続の兜の前立ての愛の意味について、
 火坂氏が書いていますが、新潟、長野に愛と草書で書いた
 大旗が伝わっているそうです。

 上杉謙信は林泉寺で育ち、宗教教育を受けており
 人倫の根本を戦、施政の根底におきましたから

 直江の愛も上杉の伝統の元で特殊なものでは無かった
 と言うことでしょう。

 

 米沢城下原型を建設した兼続。その学問所であった
 禅林寺文庫。藩校から鷹山の興譲館へと学問の伝統
 が受け継がれました。

 明治後期に禅林寺の斜め隣に県立興譲館が建設され
 今は、公園になっていますが

 明治設立のこの場所の県立校の遺構はこの門と古木
 だけとなりました。

 

 夏祭り、小野川温泉蛍まつり。

 月夜の草むらに絹でおったホタルが舞っています。

 おりえんと館 謹製。

 おりえんと館のブックカバー。木綿の生地に
 手書きの愛、直江兼続の兜の愛を単行本の
 ブックカバーにしたものです。
 
 上杉、直江ブームでとても良く売れていますね。

 鬼面川の護岸道路、大樽橋から萌やし場のあたり
 を眺めるとホタルが飛ぶのがみられます。

 温泉の湯じりが流れていくので暖かく、早くに
 ホタルが脱皮するわけです。

 ホタル公園の露天風呂も盛況で、夜店も繁盛ですね。

 小野川の入り口、もやし場とせいの食堂の間の
 小川にホタルが飛んでいます。

 温泉の廃湯が混じるので暖かくこの場所が
 最も早くホタル飛びます。

 8時から9時の間で早すぎても遅すぎても
 みられません。

 夕涼みにご覧下さい。