金内勝彦設計工房

魔法瓶のように家全体をすっぽりと覆う断熱材。
地球のことを考えたら、冷暖房ロスを防ぎ省エネのためには断熱材は当然必要です。

でも高気密になりやすく、シックハウスのもととなる化学物質が充満しがちです。意味なく高気密にすることは問題ですが、それを解消するために法律で24時間換気扇を設置しなければならないことに、とても矛盾を感じます。

換気のために一番良い方法は、窓を開けることです。風が通るプランにすることです。

そんな当たり前のことを、当たり前に設計していきたいですね。

外壁が断熱材ですっぽりと覆われました。

２階の天井です。

梁（はり）や母屋（もや）、垂木（たるき）と呼ばれる材料がすべて露わされています。

これらは構造材といいますが、その力強さをそのまま露わすことで、その美しさをそのまま表現できます。

屋根の材料であるガルバリウム鋼板が現場に搬入されました。
色や仕様が設計通りであるか、確認しました。

次は外部の壁仕上です。

外の仕上は外で確認するのが基本です。部屋の中ではあまり気付かない色の違いが、お日様の下でははっきりとでてきます。

Ｆ志さんもＭ子さんも納得です。