金内勝彦設計工房

これまで２階には脚立で昇っていましたが、ようやく階段の施工に入りました。
オープンな空間を生かすため、蹴込み板はつけません。視線も風通しも良くなるように設計しています。出来上がりが楽しみです。

第２回「Ｏｎｅ Ｃｏｉｎ 地域力 カフェ」が蔵オビハチさんで開催されました。

【山形の＜「すまい方を考える」ネットワーク＞事例】というテーマで、４０分間の話題提供をお願いされ、いま準備中の「30.tateyo.net－３０代でこだわりの家を建てよう」という企画の話をしてきました。

30名近い方々が参加してくださり、興味をもってくれた方がたくさんいらっしゃったので、とても有意義な時間でした。

「30.tateyo.net」のお披露目は来月以降になると思いますが、その一環としての「建てよう会」を11月にやりたいと考えています。会場は「梁の見える家」の予定です。

内部の造作工事が中心なので、外部はあまり変化がありません。
雨風の強い西側外壁に、防水シートが貼られました。

魔法瓶のように家全体をすっぽりと覆う断熱材。
地球のことを考えたら、冷暖房ロスを防ぎ省エネのためには断熱材は当然必要です。

でも高気密になりやすく、シックハウスのもととなる化学物質が充満しがちです。意味なく高気密にすることは問題ですが、それを解消するために法律で24時間換気扇を設置しなければならないことに、とても矛盾を感じます。

換気のために一番良い方法は、窓を開けることです。風が通るプランにすることです。

そんな当たり前のことを、当たり前に設計していきたいですね。

外壁が断熱材ですっぽりと覆われました。