金内勝彦設計工房

ついに足場がはずれて、全体が姿を現しました。
内部の珪藻土壁もクロスも、とてもいい感じです。

２階ベランダの木製格子です。

光と影のコントラストが、とても美しい光景を作り出しています。
小さな空間ではありますが、目隠しという機能以上に付加価値を生み出せたのではないかと感じています。

建て主のＭ子さんに立ち会っていただき、アプローチや駐車場のレベルなどを最終確認していることこです。

今回、施工を担当してくれた大工さんと電気工事職人さんです。
他にもたくさんいらっしゃいますが、最初から最後まで施工してくれた３にんです。
丁寧な仕事をしていただき、建て主さんも私も喜んでいます。

京都造形芸術大学の竹村真一教授（元東北芸術工科大学教授）の講演に行ってきました。

彼が企画した「100万人のキャンドルナイト」というプロジェクトは、ＩＴの可能性と人間のもつプラス面の可能性を感じさせるものでした。省エネに対する危機感をあおるやり方ではなく、自発的に前向きな行動を起こさせる手法が、とても心地よく感じました。

簡単に説明すると、夏至や冬至の日だけは電気を消してキャンドルの灯で過ごそうよ　ということです。参加者がそのときに感じたことを、携帯メールで一斉にウェブ上の場所（プラットフォーム）に送ります。

一人一人から寄せられるメッセージを見ているだけで、癒されるかもしれません。
興味のある方は覗いてみたらいかがでしょう。
100万人のキャンドルナイト