配筋施工が完了し、瑕疵保険の1回目の検査と第三者検査機関・ホームリサーチの品質検査に合格しました。
急に寒くなり、現場員さんも作業がたいへんです。
配筋完了、瑕疵検査・品質検査に合格。
地盤調査で、適正な計画。
最近は住宅瑕疵担保責任保険などの影響もあり、事前に地盤調査を行うことがあたり前になってきました。
地盤の状態を事前に知ることで、計画の適正な判断ができるようになります。
写真は、スウェーデン式サウンディング試験。最もポピュラーな調査方法です。
写真や映像などを見て内容は知っていましたが、実際に見たのは実は初めて。
作業員のTさんに、いろいろな体験談を教えていただきました。
現場監督さんとの打合せ。
2回目の打合せ。
早めに決めなければいけない事項や仕上について。
サンプルも少し出てきましたが、これからもっともっと出てきます。
現場の進捗を妨げないように、決定していかなければなりません。クライアントさん、ビルダーさんとも調整をとりながら、結構ハードな仕事が続きそうです。
先人の優れた知恵、遣り方(やりかた)。
遣り方とは、建物の水平をとるために建物の外周に板を水平に張って目印にし、基礎工事のときの水平を保つための先人の優れた知恵です。
建物は、なんといっても基礎工事が大切です。(何事も、基礎は大切ですが…)
現在は水平をだすための便利なレベル測定器が主流ですが、太古から行われてきたこの遣り方、水盛り(みずもり)とも呼ばれています。
その名の通り、器に盛られた水に管(ホース)を入れ、その先が常に一定である水の性質を利用して水平をだしたようです。
鎮め物(しずめもの)→ん?地鎮祭…あっ、なるほど!
建築の世界は、いろんな慣習や縁起を担ぐことが多い業界です。
地鎮祭(じちんさい)を大安吉日に行うとか、鎮め物を基礎の下に埋めて家の繁栄を祈願したりとか。
この「鎮め物」の文字を眺めていたら、はたと気づきました。
土地の使用の許しを得るため、鎮め物を供え祈願する儀式 = つまり地鎮祭。
お恥ずかしながら、工事の安全祈願のための地鎮祭(起工式とか地祭りとも呼ぶ)との認識しかありませんでした。
言葉には、きちんとした由来・意味があるものですね。
地鎮祭も、滞りなくとり行われました。