「乾式」から「湿式」へ

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内装材として最もよく使われている材料は、石膏ボードでしょう。(写真は下地材に石膏ボードを取り付けている途中です。)

乾式工法(工場で生産されたボードやパネルを取り付ける工法)として施工性もよく、そこそこの強度と防火性能があり、しかも安価です。

もともと壁はその土地でとれる材料で塗り上げていたはずで、土物壁に代表されるような湿式工法が主流でした。

しかし、工業化や施工性・コスト性を追求するにしたがって、全てにおいて「湿式」から「乾式」へ移行してきているように感じます。

かつてはその腕を競い、職人の中でも一目置かれていた左官職人さんも、ずいぶんと数が減ったのではないでしょうか。

高度成長とともに急速に進んだ「乾式化」によって、我々日本人の心も乾いてしまったような気がします。
しかし、これから迎える「心の時代」では、みずみずしく潤った心が必要です。

もう一度「湿式」の良さを見つめ直す時が来ています。

2005.02.04:kanauchi:[Topics]
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