地鎮祭とは、着工前にその土地の守護神に、無事完成を祈願する祭りです。
一般的には「ぢちんさい」といわれていますが、神道的には「とこしずめのまつり」と読むようです。
その起源は古く、持統天皇の御代(西暦690年)にはすでにこの祭の記録があり、古代より土木・建築等に伴う重要な祭りとして行われてきました。
その方法は、その土地の風習や宗派によって多少異なります。大半は、神式で、建物の中心に位置する場所に竹やしめ縄で囲いを設け、ご神体に酒、米、塩、果物、昆布、鯛、スルメなどの海と山の幸をお供えします。
神主さんが祝詞奏上などの地鎮行事をとり行い、参列者の家族や工事関係者が玉串(榊)を捧げてお参りします。
神主さんからお祓いしていただくと、いい家を造らなければと、身の引き締まる思いがします。
地鎮祭は、身の引き締まる思いです
2004.10.22:kanauchi:[Topics]