住環境@改善ナビ

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アレルギーの元になる物質を「アレルゲン」と言います。
このサイトでは、このアレルゲンを住環境から排除することを目的としています。

1)ダニ

ダニはアトピー性皮膚炎のアレルゲンの
8〜9割を占めると言われています。
またぜんそくにおいても子供の場合は約9割、
大人の場合は約5割にものぼります。

最近の高湿度、高気密住宅によって
20年〜30年で2倍から3倍に増加したともいわれています。

ダニは高温多湿、ほこりが好みます。
また人間のフケやアカ、カビ、ホコリを食べて繁殖しますので
住まいのあらゆる所に生息しています。

アトピーやぜんそくなどのアレルギー対策にはまず
このダニ対策に向き合う必要があります。

2)カビ

近年の住宅の気密化によりカビもまた急増しています。
ダニと同様、高温多湿を好みます。
イメージとしては台所や浴室のタイル目地など
目に見える場所にあるカビが一般的と思われていますが

空気中に無数の胞子を飛ばしており
気管支奥まで入り込んでぜんそく、過敏性肺臓炎
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症などを引き起こします。

3)ほこり(ハウスダスト)

ほこりは衣服から発生する物や、
ダニ等の微生物の死骸などから発生する場合もあります。

つまりチリの集まりです。
空気中のチリ全てがホコリになりますので
こまめな掃除以外に対策はありません。

お解りかもしれませんがこの3つのアレルゲンには関連性があります。
簡単に言うと、高温多湿の部屋にカビが発生し、
ダニが増え、ダニの死骸がホコリになる。

もしくはホコリが増え、ダニがそれをエサにして増殖します。
高温多湿の部屋であればカビの胞子も飛び回るでしょう。

つまり住まいのアレルゲン対策とは
ダニをやっつける事を目標に、
カビ、ホコリを除去する事が一番の近道と言えるでしょう。


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