議員との市政懇談会を行うため、各地区から課題を挙げていただきました。その中には若者の減少により、消防団が組織できない地区もあるというものがありました。消防団の歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。一般の町家を守る「町火消」が編成され、危険な仕事ではあるが給金はなく、奉仕であったそうです。(当時つよい助け合いの精神があったのでしょう)
赤湯地区の現状を考えると、以前に比べ近隣の付き合いも弱くなり、さらには若者が定住しないため、高齢者世帯が増えてきています。大きな災害、例えば大地震や巨大台風が来た場合、高齢者や独り暮らしの方では対処できないことは、私でもわかります。これからは、地域の多くの人の助けが必要になります。地域の方々のきずなを深めていくための役割を赤湯公民館も担っていかなければなりません。
赤湯地区の消防団は単に防災というだけではなく、ふるさと祭りや地域の行事など様々な場面でも活躍している姿を見かけます。社会貢献をしている消防団員のみなさんには、感謝、感謝です。
館長 髙橋 正幸
※公民館だより10月16日号に記載されている内容を転載しています。
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