ダリア日記

雨、雨、雨!

7月は梅雨・長雨の時期ではありますが、今年は異常気象、連日の雨にダリア達も迷惑顔です。

根に大切な生命を抱える球根草の多くは過湿を嫌います。根に十分な酸素が供給されないと途端に生育が減退するからです。

この辺りでは、園地が水没するような洪水や災害にはなっていませんので、まだ大丈夫と言えますが、ダリアにとっては息苦しい日々が続いていることには間違いありません。

しかも、最も恐れていることは、多量な水分と日光・日照不足で柔らかく育ったダリアが、梅雨明け後の強力な日差しと高温乾燥に絶えられるかです。

冷涼な場所を好むダリア、立ち枯れの症状が出たらお手上げになる危険性は「大」です。

早く雨が上がらないかなー(-_-;)
「原産地の土壌」
(ダリア全書より)

 もと生えていた原産地の土壌について知ることは、ダリアを好む土壌を知るために早道である。

 メキシコ高原の溶岩土は、もと岩と火山灰土の混じった溶岩が後代風化して富沃な土壌と化したもの。鉱物性燐酸および加里に富み、植物の養分として役立つ。

 酸性で有孔質の砂質土壌で柔らかく、根がたやすく伸び、釣り合いよく発育できる。

2006.07.24:tenjiku-b:修正削除
「原産地の気候」
(園芸世界:2004・10より、岩佐吉純氏著)

 メキシコシティの年間平気気温は15.9℃で東京の14.7℃と大差はない。

しかし、冬と夏の温度差が小さく(5~7℃)、年間を通して暑くもなく寒くもない、穏やかな気候帯である。東京の20℃前後(夏は猛暑、冬は厳寒)の差とは大きな違いである。

 年間降水量は750㎜前後で、東京の半分程度にとどまる。6月から9月に集中して降る夏雨型で、秋から冬の休眠期には雨が少ない。

2006.07.24:tenjiku-b:修正削除


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