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空調服について

  • 空調服について

今年の夏は暑かったですね!

 

夏の甲子園も熱かった!

仙台育英は惜しくも準優勝でしたが、チームの中心選手が宮城出身のメンバーで

決勝まで勝ち上がった事は素晴らしい事だと思います。とても感動しました。

東北の他のチームも強かったと思います。ここ数年、東北勢の活躍が目立ちますので

優勝旗が白河の関を超えるのも夢ではないと思います。

 

さて、本題に入ります。

空調服とは夏場でも長袖を着て作業をする方が少しでも快適に作業が出来るように

考えられたものです。

「空調服」は、左右の腰の辺りに取り付けられた2 基の小型のファンによって、

服の中に外気を取り込み、汗を蒸発させることによる気化熱で身体を冷やし、涼しく

快適に過ごしていただくための商品です。

 

私も試着してみましたが思ったよりも涼しく感じました。(特に首のあたり)

空気漏れの少ない、空調服の素材として最も適した生地を使用した空調服です。透湿性の

優れたソフトな風合いの、東レの“エアコンテック 素材” を採用しています。優れた撥水性も

あるので、屋外でもご使用いただけます。

※ズボンもあります。(ズボンも試着してみて涼しかったです)

 

詳細はHPをご覧下さい。

不明な点やサンプル等のお問い合わせは壱岐産業までお願いいたします。

 

2015.08.26:a-kenji:コメント(0):[コンテンツ]

「全力校歌」はいいね!

  • 「全力校歌」はいいね!

夏の甲子園、仙台育英高校26年ぶり準決勝進出おめでとうございます。

今度こそ東北に真紅の優勝旗を!と期待しています。

 

さて、全力校歌とは、その名の通り、試合に勝った後に全力で校歌を歌う事です。

その歌い方があまりにも気持ちがいいとファンを増やしています。

事の発端は、「アメトーーク」という番組で高校野球特集が放送されたときに紹介された

木更津総合の全力校歌です。

歌う時には、腕を後ろに回し、胸を張って、気合のエビ反り

 

そんなに!?ってくらいエビ反り。しかも声の限り歌う。

勝った後に、ホームベースで思いっきり歌うのは本人たちも気持ちがいいでしょうし、

見てる私たちも若さはじける高校球児に元気をもらえる気がします。

私が感動したのは、対戦相手の西脇工業高校が校歌に合わせて手拍子をしていたこと、

上田西高校の応援団も同じように手拍子をしていたことです。

 

今回の甲子園には木更津総合高校は出場していないのですが、同じく全力で校歌を歌う

高校が現れました。

 

それが1回戦で智弁和歌山相手に堂々たる試合運びを見せ完勝した三重・津商業高校

実は甲子園見学会の時に練習前に一塁ベンチ前で同校校歌を熱唱していた津商。この時

も全力で歌う姿が話題になったのですが、強豪・智弁和歌山を破り、晴れて甲子園のホ

ームベース上で校歌を歌うことができました。

歌い終わった後、先発した坂倉投手は「全力校歌を歌えて本当にうれしい。全力で歌う

ことがいかに素晴らしいかを伝えることができて良かったです」と嬉しさを爆発させま

した。

歌を歌うために(勝つために)甲子園に来てるって感じで気持ちいいですね。

選手たちだけでなく応援席の生徒たちも胸を反って歌うこの仕込みに、ネットでは様々

な声が上がっていました。

 

「津商の全力校歌好感もてる」

「全力校歌やっぱ かっこいいなあ、、、」

「なんだよ全力校歌ってwww ファンなるわ。津商。」

「木更津高校といい、全力校歌斉唱ほんとみてて気持ちいいなあ~;;」

「津商業初出場初勝利おめでとうございます! 全力校歌に涙ぐんでしまった。」

と、全力校歌に対し好意的なコメントが目立ちます。思いっきり歌うっていいですよね!

 

一方「木更津総合のパクリじゃね」との声も。

これに対して宮本健太朗監督は「『全力津商』というのが本校の合言葉。目の前のこと

を全力でやろということ。校歌はいつも練習前に歌っていて普段どおりです」と説明。

花井大輔主将(3年)は「アメトーーク!でやってて、マネしたんだろうと言われるけ

ど、前からやっているんです。練習前に歌うのはいつもどおりです」と“パクリ疑惑”を

全力で否定していた。

 

大きな声で全力で校歌を歌うことで自分自身も気持ちが入って見ている側も気持ちが

いいです。

他の高校は、どんどん全力校歌をパクっていいと思います。

誰も文句は言わないと思います。

今回の試合で、津商業高校のファンになった方が増えていると思います。

 

 

2015.08.19:a-kenji:コメント(0):[コンテンツ]

奇跡のバックホーム

  • 奇跡のバックホーム

現在、熱戦が続いている高校野球

東北勢強いですね!

花巻東、仙台育英、秋田商業、鶴岡東、初戦突破おめでとうございます。

三沢商は残念でしたが、4勝1敗は凄いことだと思います。

 

さて、高校野球100年ということで過去の名場面などを振り返り放送されていますが

私が最も印象に残り感動した試合があります。それは、1996年の夏の決勝「松山商業

対熊本工業」の試合です。高校野球ファンならご存知かと思いますが、延長11回の熱戦

となり延長10回裏にサヨナラ負けのピンチを救った「奇跡のバックホーム」は球史に残

る名場面として今も語り継がれている試合で、今回ご紹介させていただきます。

 

【試合展開】

(9回表まで)1回表に松山商が3点先制し、2回裏と8回裏に熊本工が1点ずつ返し、

3-2で松山商がリードし9回表終了。

(9回裏)熊本工は2アウトから、唯一1年生の澤村君が土壇場で何と同点ホームランを

放ち、熊本工応援団からは「ウォーッ」という地鳴りのような大歓声でスタンドが揺れ

るようだった。松山商2年生投手の新田君はマウンドで座り込み、まるで敗戦投手のよう

に落ち込んでいた。そこへ、主将の一塁手の今井君が抱え上げ「まだ負けていない」と

激励し内野手たちにも声を掛けている。次のバッターは内野ゴロに終わり9回裏終了。

延長に入ったが、試合の流れは完全に熊本工に傾いた。

(10回表)松山商は2アウトからランナーを出すが無得点に終わる。

 

【奇跡のバックホーム】

(10回裏)熊本工の先頭星子君が2塁打を放ち、ここで松山商は投手交代をする。

(ライトの渡部君と投手の新田君が入れ替わった)ここから送りバントで1アウト3塁

となり、松山商は満塁策をとる。(澤田監督は、1969年夏の決勝戦松山商対三沢高校

のときの延長で2度の満塁策を切り抜けた場面を思い出す)

熊本工のアルプススタンドはサヨナラ勝ちを確信し、歓声が一段とあがる。

ここで、澤田監督に迷いが・・・。(ライトにいる新田君はライトの守備に不安だが交代

したら延長が長引いたときに新田君が投げられない・・・)

渡部投手がキャッチャーのサインを見ようと投球に入ろうとしていた瞬間「タイム」と

叫び、控えの矢野君とライトを守る新田君の交代を告げた。

矢野君は肩をグルグル回し準備万端のような仕草を見せた。

 

プレーが再開され、熊本工の左のロングヒッターの本多君が打席へ入り、初級の高めの

球を強振し打球は大きくライトの方向へ、その時NHKの実況では「行ったー!文句なし」

というほどの大飛球であったが、甲子園独特の「浜風」に少し戻された。しかし、定位置

よりも後ろの位置で矢野君が構える。キャッチした矢野君は瞬時の判断で内野に中継して

も間に合わないとみて、力任せに山なりのバックホームを投げた。(高校野球のセオリー

は、内野中継又はダイレクト返球の場合はワンバウンド送球)誰もが犠牲フライでサヨナ

ラと思った瞬間「浜風」に乗ってグングン加速した球はキャッチャーの構えたところへ吸

い込まれ・・・際どいタッチプレーとなる。 審判は・・・「アウト、アウト」と叫んだ。

少しでも送球がそれていればセーフとなる奇跡と言えるピンポイントの返球だった。

ダブルプレーで3アウトとなり、星子君は信じられない表情を浮かべ、犠牲フライを確信

し一塁付近でバンザイをしていた本多君は呆然と立ち尽くしていた。なぜあの深い位置

(距離にして約80m以上はあった)からの返球でアウトになったか、球場は興奮とどよ

めきに包まれていた。この返球が後に「奇跡のバックホーム」と呼ばれることになる。

【奇跡の完結】

11回表の松山商は、奇跡のバックホームを見せた矢野君からでいきなり2塁打で出塁し

チャンスを作り、そして勝ち越しのホームを踏み、結局この回3点を奪い6-3で松山商が

勝利した。

 

【試合のポイント】

熊本工の4番だった西本君は後に、9回裏にホームランを打たれた新田君を今井君が

「まだ負けていない」と抱き起こしたシーンと、10回裏に本塁でアウトになった星子

君を傍らにいた自分を含め誰も手を貸さなかったシーンを比べ、これが松山商と熊本工

の違いだったと反省している。

 

【奇跡の舞台裏】

矢野君はチームで一番の強肩だったがミスが多く送球もバラバラで不器用だった。

矢野君は、「奇跡のバックホーム」と11回の2塁打のたった2球で高校生活の全てを

出し切った。チームメイトから「最後に出てきて、いい所だけ持っていった」とから

かわれた。矢野君はテレビ局の取材でこの時のバックホームの再現を試みるも、1球も

ホームに届かなかった。

矢野君は、現在愛媛朝日テレビでスポーツキャスターを勤めている。

 

星子君は50mを5秒9で走るチーム1、2の俊足だった。決して悪いスタートではなく

自分ではちょっと早かったかなというスタートだったと語っている。

星子君は社会人野球に進んだが怪我で退部しそのまま会社も辞め熊本へ戻る。

星子君は2014年5月、熊本市にスポーツバー「たっちあっぷ」を開店し、自らカウンター

に立ち、壁には自分が着ていた熊本工のユニホームと、矢野君が送ってくれた松山商の

ユニホームが額に入って飾られている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.08.12:a-kenji:コメント(0):[コンテンツ]

明成高校インターハイバスケ優勝おめでとう

  • 明成高校インターハイバスケ優勝おめでとう

8月3日京都ハンナリーズアリーナで行われたインターハイ男子バスケットボール

決勝は、明成高校(宮城)が桜丘高校(愛知)を下し初優勝を飾った。

昨年のインターハイでは、決勝まで進んだがエースの八村君と納見君が同時期に開催

された世界戦の出場のために欠場し涙を呑んだが、今年はその八村君と納見君の活躍

もあり見事優勝した。

 

(決勝戦の詳細)

第1Q、明成の八村君はいきなりエンジン全開でレイアップシュート、ジャンプ

シュートが好調で、ディフェンスも良くブロックなどで貢献した。一方、桜丘の

モッチラミン君は八村君より4cm大きい203cmの高さを活かしてマッチアップ

したが、早々と2ファウルを犯してベンチへ下がったのは痛かった。

1Q終了、明成23-17桜丘。八村君はすでに14得点!

 

第2Q、明成はハンドオフからのドライブやインサイドアウトスリーで桜丘を突き

放しにかかる。桜丘は明成のゾーンディフェンスに対し思い切りの良いシュートを

打つ事ができずに得点がピタリと止まる。明成47-26桜丘、八村前半22得点。

 

第3Q、明成の八村君がダンクを決めた。フローターも決めて、勝負は決まったかに

見えたが、ここから桜丘はミドルシュートが当たり出し15点差まで詰め寄り諦めない。

明成65-50桜丘、明成佐藤コーチ怒ってました・・・

 

第4Q、桜丘が連続得点で10点差まで迫る、勝負はまだわからない状況になる。

明成この試合初めてのタイムアウト。佐藤コーチが気合い入れ直してました。

ここから明成は富樫君のスリーに三上君のドライブなどで突き放しにかかりその後は

危なげなく逃げ切った。

 

明成高校インターハイ初優勝おめでとうございます。宮城県チームとしても初優勝との

ことです。

八村君は34得点、途中周りを生かしながらもこの数字をたたき出すあたり格の違いを

感じました。

最終スコア:明成(宮城) ○ 92-69 ● 桜丘(愛知)

 

今後は、明成高校のウィンターカップ3連覇の期待感があります。また、八村君は

NCAA(全米大学)に進学予定で、将来はNBAを目指すそうです。

 

八村君は、4月に開催された※ジョーダンクラシックに日本人選手として初出場し、

世界でも通用する可能性を見せた。(先日CS放送で見ました)

ただし、この試合で多くの課題も見つかったと思います。是非頑張って欲しいです。

(英語でのコミュニケーションなど)

 

※2015年4月にニューヨークにあるバークレイズ・センターにて行われたジョーダン・ブランドが主催するショーケースゲーム、ジョーダン・クラシック。 NBAを夢見る若者たちがマイケル・ジョーダン主催の名の下に終結! 世界選抜チームで八村君が出場!
過去には、レブロン・ジェームズ、ドワイト・ハワード、ケビン・デュラントなどがこの試合のMVPに輝いており、この試合に出場した選手は、将来のNBA入りがほぼ約束されているといっても過言ではない。

 

 

2015.08.05:a-kenji:コメント(0):[コンテンツ]

小松大谷高校対星稜高校

  • 小松大谷高校対星稜高校

現在、各都道府県で熱戦が続いている高校野球、海外のニュースでも取り上げられて

高校野球ファン以外の方も記憶にあると思いますが、昨年の石川県大会の決勝戦の

「ミラクル星稜」の大逆転勝利。

先日、「キリトルTV」?で放送されましたが、星稜高校のエースの岩下君が9回裏に

ナイン一人一人に熱い言葉をかけ、一人一人が最後まで諦めない気持ちで応える姿が

印象的だったことを思い出していました。

 

あれから1年。メンバーは変わりましたが再度対戦がありました。

しかも、またまたドラマチックな大逆転劇でした。

 

(朝日新聞デジタルニュースより)

石川大会準々決勝で小松大谷高校が0―3の九回裏に4点を奪い、星稜高校にサヨナラ勝ちした。昨年の決勝で8―0からの大逆転負けを喫した相手に果たした雪辱。選手たちは笑顔でスタンドの声援にこたえた。

「もしかしたら何かあるかもしれない。去年と同じパターンだ」。九回裏、先頭打者の主将・下口君(3年)は不思議な予感がした。1年前の夏、8点差をつけて迎えた九回裏にくらった猛攻は相手主将の出塁からだった。さらに九回表の攻撃が3人で終わったのも同じだ。

 2球目を左翼線に打ち返し二塁打。「因縁の対決」を知って駆けつけた小松大谷のスタンドが盛り上がり、球場が一気に異様な空気に包まれる。

 死球、四球で無死満塁とし、内野安打と中前2点適時打で同点。さらに内野安打で満塁とし、打順は4番の西田君(3年)。

 西田君は下口君らとともに昨夏もレギュラーだった。1年前、決勝の翌日に選手たちは部室で黙々と掃除をした。大差をつけてチームに慢心が漂ったことを猛省し、部室のホワイトボードにはその試合のイニングを手書きした。それは今も消えずに残っているそうです。

 「甘えをなくそう」。技術の向上以上に、それぞれが自分と向き合い、朝の掃除が日課となったとのこと。

 「あの日のことを一日も忘れたことはない」と話す西田君。「絶対かえす」と打席に向かう。強く振り切った打球は高く、深くレフトへ上がる。決勝の犠飛となってサヨナラ勝ちし見事にリベンジを果たした。

 

 

昨年の星稜高校も今年の小松大谷高校も最後まで諦めない姿勢が良い結果を生んだと

思います。

高校生の技術はそんなに大きく変わりはないと思います。ギリギリの勝負の中で、勝ち

たいという気持ち、甲子園に行きたいという気持ちの強さで結果が変わると感じました。

高校野球のほとんどの選手はこの夏負けて終わってしまいます。

勝ったチームも素晴らしいが、負けても学ぶことがあるし次につながる、それを見た方

にも感動をあたえると思います。

これがスポーツの素晴らしさ、高校野球の素晴らしさだと思います。

 

2015.07.29:a-kenji:コメント(0):[コンテンツ]