2月3日に「世紀のトレード」で、ダラス・マーベリックス(マブス)の
ルカ・ドンチッチを獲得したロサンゼルス・レイカーズ。
ウェスタン・カンファレンス5位だったチームは、その後勝ち続け単独
2位にまで上がり、優勝候補と言われるようになりました。
しかし、3月9日のセルティックス戦でエースのレブロン・ジェームズが
左鼠径部を負傷(試合は敗戦)。その日からチームは2勝4敗で、4位
に落ちてしまいました。
レギュラーシーズン残り15試合となり、現在レイカーズは怪我人が多い
状況ですが、離脱中のレブロン、八村が復帰すればまだまだ上位を
目指せると思います。
トレード成立後、レブロンとドンチッチはプレースタイルが似ているため、
2人は噛み合わないのではという声もありましたが、実際はともにコート
にいる時間帯はドンチッチが司令塔役を担い、レブロンが強力なフィニッ
シャーとして得点を量産し、チームの得点力がアップしました。
レブロンは、ドンチッチが加入した2月に5年ぶり通算41回目!(NBA
最多記録更新)の月間MVPを獲得し、現役最年長の40歳とは思えない
活躍をしました。
トレードにより強力なセンターを失い、守備力が落ちると思われたが、
逆に個々のディフェンス意識が強くなり、実際に2月以降は失点が減
ったことで、勝てるようになりました。
チームバランスが良いので、色々と不安要素は残るものの、レブロンと
ドンチッチがコートに並ぶ攻撃は相手の脅威となりつつあります。
レブロン他主力選手が健康な状態でプレーオフに入れば、優勝のチャン
スは十分にあると思います。
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