12月10日(現地9日)、ラスベガスで行われたNBAインシーズントーナメント決勝戦で
ロサンゼルス・レイカーズがインディアナ・ペイサーズを123-109で破り、初代王者と
なりました。
今シーズンのNBAは、初の試みとしてこのトーナメントをレギュラーシーズン中の11月
4日から行われ、決勝以外の戦績とスタッツはレギュラーシーズンの成績に反映されるなど
選手にあまり負担にならないように工夫され、結果的に盛り上がって良かったと思います。
MVPには、現役最年長で今月39歳になるレブロン・ジェームズが選ばれました。
決勝で41得点20リバウンドという驚異的なスタッツを記録したアンソニー・デイビスも
素晴らしい活躍でしたが、大会を通してレブロンの活躍が光り、初代MVPとなりました。
このコンビは2019-20シーズンの優勝をもたらしたが、勝てないときは彼らが真っ先に批判
されました。レブロンは年齢による衰えを指摘され、デイビスはケガが多く以前ほど
ハッスルしていないと批判されていました。
しかし、彼らはやはり大舞台で真価を発揮するNBAのトップスターと言えるでしょう。
レブロンはトーナメントを通じて「プレーオフ・モード」で戦い、デイビスは決勝の最終クオ
ーター残り5分から優勝を手繰り寄せる10連続得点を挙げました。
デイビスはレブロンとのコンビについて「もう5年も一緒にプレーしている。お互いの特徴も
好きなプレーも分かっている。クラッチタイム(試合残り5分から)に僕らがピック&ロール
をし始めれば、誰にも止められない」と語る。「前の試合ではレブロンが盛り上げてくれた。
それに、僕ら2人だけではない」と、語りました。
レブロンは「この時期のNBAは盛り上がりに欠けるという意見があるみたいだが、この
素晴らしい競技のために人々を魅了するのが自分の義務であり、責任だと感じていた」
「MVPがどうこうじゃなく、チーム一丸となって優勝することに意味があった。(中略)
素晴らしいのは、才能があって楽しく、負けず嫌いでバスケを愛するチームメートと一緒に
戦えた。コートに立った仲間たちが、ベンチにいた仲間たちがいたからこそ、この結果を
残せた。だからすべてはチームの努力なんだ」とチーム一丸で優勝できたことを喜びました。
来年の6月のファイナルでもこの喜びのメッセージを聞けたらいいなと思います。
【レブロンの今シーズンスタッツと今大会の主なスタッツ(1試合平均)】
・出場時間:33.4分⇒30.7分
・25.0得点⇒26.4得点
・7.5リバウンド⇒8リバウンド
・6.6アシスト⇒7.6アシスト
・FG成功率:55.3%⇒56.8%
・3P成功率:40.7%⇒60.6%
※出場時間が少ないのに明らかにギアが上がっていますね~
来年は、ロサンゼルスでNBAとMLBの両方が優勝が出来ると良いですね~
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