まずは、WBC日本代表の皆さま。そして日本代表を応援している皆さま。
1次リーグ4戦全勝で、準々決勝進出おめでとうございます。
12日のオーストラリア戦、初回の大谷選手の第1号特大3ランホームランが効いて、
1次リーグ首位を争う3連勝中の相手に圧勝しましたね。
この「ホームラン」さらに2つ驚いたことがありました。(ご存じの方も多いと思います)
大谷選手の打球は大谷自身が映し出された広告看板に直撃していたことに驚きました。
そしてもっと驚いたのが、ホームランボールの行方です。
ボールをゲットした女性ファン(福島県いわき市から家族と来ていた)の周りの方が、
それぞれ自分のスマートホンで記念ボールの撮影をしていて、歴史的なボールを皆で
喜び合い、最終的に1周回って持ち主の元へ戻していたことです。
凄いなと思ったのは、みんなでシェアしようと思った女性と、周りの方々も
記念のボールをあたり前のように女性の元に戻したことです。
↑ ホームランボールをキャッチした赤津さん
実際の動画 https://twitter.com/i/status/1634867157879193600
自分がもしその女性のような状況にいたら、同じことをしていただろうか?
「知らない人に触られたくない」
「誰かに奪われて逃げられたら嫌だ」
と、適当なことを言って断っていたかもしれません・・・
アメリカ「FOXスポーツ」実況のスティーブン・ネルソンさんは「礼儀正しくボールを
回しあい、お互いに歴史的瞬間を共有していました」と伝え、解説を務めるホセ・モタ
さんは、「(捕球した)彼女にとってなんて尊い瞬間でしょう。この心の温かさ『この
瞬間を周りのみんなと共有したい、みんなが歴史の一部なのだ。みんなでショウヘイを
見に来たのだから、共有しない手はない』という」女性の心の広さを称賛していました。
この女性の“善行”が「日本の野球ファンは最高だ」「本当に単純なことがすごく心温まる
ことになり得る」と世界で話題となっています。
自分も、普段からその女性のような心の広さを持てるようになりたいと感じました。
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