奥山を歩こう!桑住平トレッキングを開催しました

平成25年6月29日(土)に桑住平トレッキングを開催しました。
天候にも恵まれたこの日、景色も良く、気持ちの良いトレッキングとなりました。参加者はお子さんからおじいちゃんまでの16名でした。
野川まなび館に集合していただき、それぞれの車に分乗して、祝瓶山荘へ向かいました。奥山に入るということで、途中にある山の神にお参りしました。


この山の神は、長井ダム建設時に見つけた大山神と彫られている石と、管野ダム上流にあった祠を移設したものです。



まなび館から1時間ほどで祝瓶山荘に到着です。それぞれに登山準備をして、いざ出発です!



最初は歩きやすい道で、楽しくスタートしました。モリアオガエルの卵や、オタマジャクシを発見。山の自然を感じながらどんどん進んでいきます。



進んでいくと、吊り橋にでます。3人以上は渡らないでくださいというちょっと怖い吊り橋です。河床面からの距離も結構あり、揺れるので、ゆっくりと渡りました。



吊り橋を渡ってしばらく行くと、祝瓶山が見えてきました!朝は少し曇っていたので、まだ山頂に雲がかかっています。
そして、不思議な植物を見つけました。これはギンリョウソウです。別名ユウレイタケというそうです。真っ白な、きのこのような、不思議な花です。



このあたりの斜面が一番大変なところでした。ロープを使って登り下りしなければなりません。ここを越えたところで、河原で休憩しました。




ここからはあと20分ほど。あともう少しです!




大きなブナ林の中を通り、沢を渡っていくと、桑住平に到着です。



ここで、お昼ごはんを食べました。一生懸命歩いてきたので、おいしい昼食となりました。ここはキャンプ場としても使われているそうです。物資を運ぶのがとても大変ですが…




お昼ごはんを食べたら、ちょっと散策です。桑住平から登山道を少し進んでいくと、ものすごい雪崩の跡がありました。この春のものです。ここ3年ほど、大雪が続いていますが、また今年も大きな被害が出たようです。根元から倒されているので、その力の大きさがうかがえます。
ここはまもなく、山岳会の方々や有志の方々で登山道の部分の整備をするそうです。





祝瓶山がこんなに近くになりました。登れそうな距離です。ここからが大変でしょうが…
今日はめったに行くことのできない奥山トレッキングをみなさんと一緒に、事故や大きなけがもなく楽しく体験することができました。ご参加くださった16名のみなさん、どうもありがとうございました。


2013.07.02:229km:[最上川RTN情報]

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