大正大学フィールドワーク

7月24日から3泊4日の日程で、大正大学人間学部1~2年生30名と大学教員総勢36名が、長井市へフィールドワークに訪れました。
フィールドワークは2009年から行われており、今年で4回目となります。大正大学人間学部1年生の必修科目となっており、実際に長井市を訪れ「まちづくり」をテーマに多様な視点から学習します。





1日目は山形鉄道(株)より講話を頂き、その後養鶏場へ移動し養鶏場見学です。レインボープラン推進協議会の菅野芳秀氏に講師をして頂き、田んぼの中で座談会が行われました。





2日目は、以下の3コースに分かれてフィールドワークを行いました。
①自然と共存するまちづくり~熊野山トレッキング~
②長井ダム水源地域を活用したまちづくり~ながい百秋湖カヌーツーリング~
③中心市街地活性化~着地型観光「アルクセッション」の取り組みから~






1班は、熊野山トレッキングです。講師を葉っぱ塾代表・八木文明氏につとめて頂きました。熊野山の豊富な自然について触れながら、八木先生の説明に生徒たちは興味深そうに耳を傾けていました。





2班では、出羽乃国漂流隊を講師に迎え、三淵渓谷までカヌーツーリングを行いました。
黒獅子舞のルーツである三淵渓谷を訪れ、卯の花姫伝説について学び、生徒たちは神秘的な光景に圧倒されているようでした。
午後は長井ダムを見学し、長井と水環境における歴史と長井ダムについて学びました。





3班では、長井まちづくりNPOセンターの協力のもと、アルクセッションのコースとなっている長井市の中心市街地を散策して、商店街の現状と課題を学びました。特別講話として、高橋郁子氏から「アルクセッションの取り組みによる成果と課題」について学び、経済の再生と雇用の創出について考える機会となりました。





3日目は、レインボープランを視察し、農業体験と食育体験を行いました。
農業体験ということで、朝6時からフィールドワークの始まりです。その後、レインボープラン市民ガイドに講師をして頂きながら、コンポストセンターを視察しました。
昼食は、自分たちで収穫したキュウリ、長ナス、ネギなど旬のレインボー野菜を使用し、生ごみを分別しながら調理しました。だし、ツルムラサキのごまあえ、レインボー米のつや姫などを食べ、食の意味や土と命のつながりを考えました。





最終日である4日目は、宿泊先のとらや旅館にて全体のまとめ作業です。
短時間の中で要点をまとめ、班ごとに学習発表会を行いました。
長井市の強み・弱み・課題など、独自の観点で鋭い指摘があげられ、4日間の集大成として、非常に良いまとめができました。
2012.08.07:229km:[最上川RTN情報]

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