一昨日の18日、烏帽子山八幡宮にて大鳥居の注連縄掛け替え神事が行われました。桜吹雪舞い散る中、地元赤湯小学校6年生はじめ多くの人々に見守られながら、万事恙なく新しい注連縄に掛け替えられました。
烏帽子山八幡宮の由緒は寛治七年(1093)、ご祭神は応神天皇・菅原道真・鳴雷神です。明治二十三年(1890)に現在の地に社殿が新築遷座されました。結城翁が子孫のためにのこされた『父母の事ども』には、現在の烏帽子山八幡宮の始まりについても記されていますのでご紹介いたします。
当時、赤湯は度重なる大火によって疲弊しており、翁の父上や奥様の実家である御殿守の石岡家はじめ、町の有志があつまって町の繁栄のためにと無尽講(現在の敬神講)を組織し、公園を築造して花木を植栽。公園の整備と合わせ赤湯の人々の信仰の拠り所として、北町地区から八幡神社を遷宮し「烏帽子山八幡宮」としたということです。園内には、開園に尽力した先人を偲ぶ結城先生の歌碑が建立されています。(②に続く)
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