最上義光歴史館

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ブログ【棗の記】39 「伝説の名刀・名槍現代へ!」でご紹介しました
伝説の名槍・御手杵の復元プロジェクトの速報です!!

木村社長が、再び上林恒平刀匠の作業場に行き
現在の作業の進行状況写真を撮影してきてくださいました!!

木村☆社長
↓↓↓

いつもステキな笑顔です♪



すごい長さ!
御手杵の槍の重さは1貫600匁ほどから鍛造して
現在は1貫380匁くらいだそう。
これからさらに鍛えて樋も入るので、
焼入れ後はもっと軽くなるんだそうです。
身幅は2.6センチでこれも鍛えると若干幅が減るそうです。




また、今回の復元ではこのような規格外の槍をつくった前例がないので
鍛えるための特別な治具も考案して製作したそうです。(こちら↓)


ただ持つだけでも重そう(^^;)
上林刀匠と弟子の高橋刀工お2人がかりでも大変そうですね。

日本刀は研ぎ師が研磨して晴れて完成しますが、
この御手杵は重く長すぎるため引き受けに難色を示される方が多く
苦労したとのこと。
今から完成が待ち遠しいですね(^^)

平成26年7月、神奈川県川崎市にお住まいの女性から一通の封書が届きました。

封書には巨大な五輪塔と地輪に刻まれた銘文の写真、そしてそれに係る様々な資料が同封されていました。





巨大な五輪塔の写真は山形県寒河江市の正覚寺にあるもので、最上義光の正室大崎夫人の供養墓という伝承が広まっているものでした。

寒河江市史をはじめ、近年発刊された最上義光に係るさまざまな書籍にも、最上義光の正室大崎夫人の墓所が寒河江市の正覚寺であるように紹介されています。

封書を出された方のお話では、ご先祖さまが慶安四年に「光誉明月」という女性の三十三回忌の供養のために建立したものであるのに、いつのまにか大崎夫人の供養墓として語られ、大変迷惑している。ぜひ相談に乗ってもらいたいというものでした。




爲卅三年
光誉明月
地 菩提
施主寒河江
片桐六左衛門
慶安四年
八月一日

『寒河江市史』の中巻には

「正覚寺の境内の片桐家の墓地に高さ二四〇センチメートルに及ぶ巨大な五輪塔があり、大崎夫人三十三回忌に建立したといと伝えるが定かでない。」

とあります。

大崎夫人に関しては様々な伝承がありますが、いまのところ確かな記録がありません。菩提寺も墓所もわかりません。もしかすると京都にあるのかもしれません。

大崎夫人の菩提寺=正覚寺…いつの時代にこのような伝承が生まれたのでしょう!?
みなさん!!
18日のNHK歴史秘話ヒストリアはご覧になりましたか?!

「戦国一のワル?最上兄妹の素顔」
と題して我らが最上義光が特集されました(^^)

番組の中ではおなじみのあの先生やあの先生までが出演!
もちろん歴史館も映ってましたね!!

ここで!!
歴史館での撮影のときの様子を少しだけ紹介しちゃいます(^^)

こちら!みなさんよくご存知、NHKアナウンサーの井上あさひさん!!
ナマで見ちゃいました!すごいキレイな方!!


↑↑義光の指揮棒を指差す井上さん。
幸運にも少しだけお話しさせていただきましたが、
優しい笑顔が印象的な素敵な方でした(*´∇`*)


↑↑それからこちらは撮影の様子の番外編。

歴史館の資料を撮影しているときの様子です。
時間をかけて一つひとつの資料を丁寧に撮影していました。

残念ながら撮影した映像が全部放映されたわけではありませんでしたが、
番組製作スタッフのみなさんの努力を垣間見ることができる
貴重な体験でした(^^)

山形での放送は18日で終わりましたが、
北海道では11/26(土)、
福島県では11/27(日)に放送予定だそうです。

番組をみて義光について興味が出てきたそこのあなた!!
ぜひ、最上義光歴史館へお越しください!!

義光ゆかりの連歌資料を一挙に展示した
企画展「最上家とみやびの文化」は、
平成29年1月29日まで開催中です!
あの井上あさひさんもご覧になった資料を
その目でお確かめください(^^)