最上義光歴史館

最上義光歴史館
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《2026年2月の利用者アンケート集計結果》

 この集計結果は令和8年2月1日から同28日の間に入館した利用者を対象に行ったアンケートを集計したものです。

常設展示  (2/1 〜 2/28)
企画展  (2/1 〜 2/28)
開館日数・・・・・・・・・・・・・24日間 
入館者数・・・・・・・・・・・・・1,932名
回答者数・・・・・・・・・・・・・22人


1.本日は最上義光歴史館に
  �ヾ覯菘犬鮓�に来た・・・・・・・・・・・5%
  �⊂鐇濺玄┐鮓�に来た・・・・・・・・・・73%
  �N省�見に来た・・・・・・・・・・・・・22%
�´�の方、企画展を何で知りましたか??
(1)ポスター・チラシ等・・・・・・・・・・・17%
(2)歴史館のホームページ・・・・・・・・・・0%
(3)新聞・テレビ・ラジオ等・・・・・・・・・17%
(4)広報やまがた・・・・・・・・・・・・・・0%
(5)知人から聞いた・・・・・・・・・・・・・0%
(6)通りがかり・・・・・・・・・・・・・・・66%
(7)その他・・・・・・・・・・・・・・・・・0%

�△諒� 最上義光歴史館をどこで知りましたか??
(1)旅行雑誌・・・・・・・・・・・・・・・・5%
(2)歴史館のホームページ・・・・・・・・・・13%
(3)インターネット・・・・・・・・・・・・・13%
(4)新聞・テレビ・ラジオ等・・・・・・・・・0%
(5)広報やまがた・・・・・・・・・・・・・・0%
(6)知人から聞いた・・・・・・・・・・・・・5%
(7)以前から知っていた・・・・・・・・・・・13%
(8)観光案内所 (駅など)・・・・・・・・・・・0%
(9)通りがかり・・・・・・・・・・・・・・・38%
(10)その他・・・・・・・・・・・・・・・・・13%

2.歴史館の入館は何回目ですか??
(1)はじめて・・・・・・・・・・・・・・・・90%
(2)2回目・・・・・・・・・・・・・・・・・10%
(3)その他・・・・・・・・・・・・・・・・・0%

3.ご覧になられた感想
3−1内容はいかがでしたか??
企画展
  �‖臺僂茲�った・・・・・・・・・・・・・59%
  �△茲�った・・・・・・・・・・・・・・・41%
  ��ふつう・・・・・・・・・・・・・・・・0%
  �い弔泙蕕覆�った・・・・・・・・・・・・0%
常設展示
  �‖臺僂茲�った・・・・・・・・・・・・・86%
  �△茲�った・・・・・・・・・・・・・・・14%
  ��ふつう・・・・・・・・・・・・・・・・0%
  �い弔泙蕕覆�った・・・・・・・・・・・・0%

3−2最上義光と最上家について??
  �,茲�わかった・・・・・・・・・・・・・95%
  �△錣�った・・・・・・・・・・・・・・・5%
  ��わからなかった・・・・・・・・・・・・0%
  �い匹舛蕕箸發い┐覆ぁΑΑΑΑΑΑΑΑΑΓ亜�

3−3施設内容について
(1)また来館したいですか??
  �,泙人茲燭ぁΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΓ坑機�
  �∈2鵑里澆任茲ぁΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΓ機�
(2)人に来館をすすめますか??
  �〕茣曚鬚垢垢瓩襦ΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΓ隠娃亜�
  �⇒茣曚鬚垢垢瓩覆ぁΑΑΑΑΑΑΑΑΑΑΓ亜�

4.ボランティアの案内はいかがでしたか
  �,茲�わかった・・・・・・・・・・・・・95%
  �△錣�った・・・・・・・・・・・・・・・0%
  ��ふつう・・・・・・・・・・・・・・・・0%
  �い弔泙蕕覆�った・・・・・・・・・・・・0%
  �グ篤發魄様蠅靴討い覆ぁΑΑΑΑΑΑΑΑΓ機鵝  �

〜利用者の声〜

東京都渋谷区 男性/10代
クイズが楽しかったです。(ボランティアの方に案内してもらい)クリアファイルもらえました。

和歌山県和歌山市 女性/20代
山形についての知識が深まる。ここに来ないと知れないことがたくさんあった(ので人に来館をすすめる)。(ボランティアの方から)とてもおもしろい話を聞かせていただきました。義光の話以外にも山形の話も聞けてたのしかったです。無料でこんなにも充実した展示を見れて感動しました。ありがとうございました!!

奈良県奈良市 女性/20代
ボランティアの方がすごくていねいに解説して下さって、説明文ではわからないことも知れて、おもしろかったから(人に来館をすすめる)。最上家への情熱がすごく感じられて、来てよかったと思いました。知見が広がって、良い時間をすごせました。

宮城県富谷市 女性
歴史が分かるし、実物展示もあるから(人に来館をすすめる)。(ボランティアの方に)色々質問に答えて頂きました。

福岡県春日市 女性/20代
充実した展示物や実際の書状などがありおもしろいので(人に来館をすすめる)。(ボランティアの方が)丁寧で分かりやすい説明で最上家のことがよく分かりました。最上義光公の大河ドラマ化頑張ってください!

福岡県春日市 女性/50代
いわゆるイメージ(悪い)がついてしまってますが、「そうでない」ことを知ってほしいので(人に来館をすすめる)。(ボランティアの方の説明が)歴史の本に書かれてない事なども知ることができて良かったです。とても丁寧に教えて下さりありがとうございました。大河ドラマ期待してます。あと、これ程内容が濃いのに無料なのは申し訳なく思います。

佐賀県佐賀市 男性/20代
(ボランティアの方が)とても熱意的でおもしろかった。

山形市 男性/40代
土地の歴史、風土を知ることができる場所(で人に来館をすすめる)。(ボランティアの方が)非常に親切・熱心に教えていただき、興味を持ちました。こちらの建物を中心にした観光ルートができたらおもしろいと思います。

東京都新宿区 男性/70代
ボランティアガイドの解説が分かり易かった。説明を読んだだけでは理解できないことを語ってもらった。有り難うございました。

宮城県仙台市 男性/50代
ボランティアの方の説明がていねいで分かりやすい。大変勉強になりました。また来館して聞きたい。

埼玉県伊那市 男性/50代
(ボランティアの方から)楽しく説明していただいた。

山形市 女性/70代
ボランティアさんの講義が素晴らしかった。

神奈川県横浜市 女性/60代
(ボランティアの方が)詳しく説明してくださり、わかりやすかったです。

宮城県 女性/40代
無料で内容がよかった。ボランティアさんから聞きたいことはあるかと何度も親切に聞いてくれたので大変よかった。

宮城県仙台市 男性/10代
宮城と山形の歴史を知る良い機会のため(人に来館をすすめる)。(ボランティアの方が)分かりやすかった。大河ドラマ応援しています。

宮城県仙台市 男性/50代
(ボランティアの方が)わかりやすく、ありがとうございました。大河ドラマ応援しております。

千葉県千葉市 女性/50代
貴重な実物が展示してあった。(ボランティアの方が)とても詳しく丁寧に教えてくださった。ありがとうございました。5年後、大河ドラマで見れることを楽しみにしています。

山形市 女性/30代
学びも深まり、山形を治めた最上義光のことを知れてよかった。子どもと一緒に来館したが、(ボランティアの方から)クイズの説明など、大変丁寧に対応していただきました。ありがとうございました。

東京都江戸川区 男性/30代
ボランティアの方が丁寧に解説してくださって、元々の知識がなくてもとても楽しめました。とても楽しかったです。

※当館サポーターの個人名は「ボランティア」または「ボランティアさん」に変更しています。

 さてさて、桃の節句とはいいますが、山形は梅の花もまだ咲かない状況であります。それでも山形城付近は、このところの好天で全く雪もなく、除雪機も早仕舞かなという感じです。一方、蔵王は近年まれにみる観光客で引きも切らず、山形駅前の蔵王温泉行バス停前には、インバウンド様が列をなしています。いずれもあまり目にすることのない光景で、そうなんです、蔵王だけ雪が豊富というのが一番ありがたいわけでして。
 さて、この時期、郷土系の博物館などでは、雛人形の企画展示でまさに祭り状態でして、山寺芭蕉記念館でも例年この時期に「おひなさま展」を開催(4月6日まで)しており、先日、当館学芸員もその展示準備を手伝ってきました。約200体の雛人形とともに山形県指定有形文化財「紅花屏風」も公開しています。
 山形には、江戸時代に最上川舟運や紅花交易により京都などからもたらされた雛人形が数多く残されており、○○家伝来の雛飾りといったものを中心に展示していることが多いです。ちなみに山形市に隣接している二市二町のいずれでも雛人形展を開催していて(天童市「天童の雛飾」、上山市「かみのやま城のひなまつり」、中山町「2026柏倉九左衛門家ひなまつり」、山辺町「やまのべひな人形展」等々)、付近の料理店などでも飾られていたり、菓子作りや着付けなどの関係イベントもあったりします。
 また、北前船で栄えた庄内地方でも、酒田市「旧阿部家ひなまつり」では、庄内一円から寄贈された約600体の雛人形が並べられ、鶴岡市「鶴岡雛物語 城下町のお雛さま」では、庄内藩主・酒井家などの享保雛、有職雛、古今雛、芥子雛などが飾られます。一方、上杉家所縁の米沢市や伊達家所縁の仙台市では、あまり大々的に雛人形を推すような展示がありません。恐らく紅花交易の多寡の他に、米沢は大正時代に大火に見舞われ、仙台は空襲による戦火があり、雛飾りが消失しているからなのでしょう。ただ5月にはそれぞれ、武家推しの大規模イベント(上杉まつり、青葉まつり)が催されます。
 雛飾りは、住宅事情とも相まって、年々コンパクトになってきているのに対し、五月飾りは年々立派になってきている感じがします。以前は鯉のぼりが主流で、室内飾りはそれほどでもなかった気がするのですが、やはり住宅事情でしょうか、鯉のぼりはすっかり見かけなくなりました。一方、河沿いに何百匹の鯉のぼりを並べるイベントがあったりします。市街地でも、山形市内では「ビルより高い鯉のぼり」として地上70mの高さの鉄塔(NTT東日本山形支店ビル屋上)から30匹の鯉のぼりを掲げていたりします
 こうした雛人形や鯉のぼりは、家庭などで使われなくなった寄贈品が主体となっています。文化伝承的にもSDG’s的にも大変よろしいことかとは思いますが、博物館の場合、なんでもかんでも寄贈をうけるわけにもいかず、こうした寄贈先等がない場合はなんらかの方法で処分せざるを得ません。
 特に人形の処分となると、複合材料なので仕分けにひと手間かかります。布地、金属。プラスチック、陶片 等々。物として割り切って廃棄できればいいのですが、人形となると単純に廃棄物扱いにできないことも多々あります。例えば、よく目が合う人形とか、表情が変わる人形だとか、声が聞こえる人形とか、そうしたものは特に簡単には扱えないかと。やはり気持ちが入っている人形などは、神社やお寺で供養(お焚き上げ)するのが一般的な方法ですが、一般社団法人日本人形協会というところでは、ゆうパックを利用した人形供養の代行サービスを行っているとのこと。なお、ゴミ回収に出す場合は、白い和紙や布に包んで塩で清めてから袋に入れると、気持ちの整理がつくそうです。また、フリマアプリで出品という方法も。リサイクルショップでも人気ブランドならそれなりの査定がつくといいます。特に五月人形とかはインバウンドさんに人気らしいです。
 今の時期は、新聞とともに五月人形の販売チラシが配達されてきますが、五月人形にもやはり流行があるようで、例えば一時期流行った「愛」の兜はチラシから姿を消し、代わりに伊達の三日月の兜が人気のようです。これを見た当館の物販担当は、「当館でもそんな兜をつくればいいんじゃない。前立を〈義〉とか〈光〉とかで。」と言っていました。おぉ〜、金脈、いや、可能性というのは、いろんな場所にあるなぁ。

( 裏館長日誌に続く→ )
 近年にない大雪となっています。青森では自衛隊の派遣要請もしているとのことで、「降り積もる雪、雪、雪、また雪よぉ〜、津軽には七つの雪が降るとかぁ〜」などと歌っている場合ではないことは重々承知しておりまして。それが「こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪い〜」などではなく、単なるドカ雪であることも想像に難くなく、なんかこんなことを昨年も言っていたような。でも、雪が降ると、この歌が浮かんでくるんですよ。「こなぁ〜ゆきィ〜」とかは、あまり浮かんではきませんが。
 山形県内も海沿いや山沿いは記録的な降雪ですが、山形城のあるこの山形市街だけは不思議に、あまり降らずに済んでいます。当館ボランティアさんも、ここに城を構えた最上家は偉いものだなぁ、などと囁き合っています。
 さて、数多くの連歌を詠んだ最上義光ですが、やはり雪に関わる句もあります。
「入月のかけやとゝめし雪の庭」、文禄4年(1595年)12月16日に開催された歌会での発句でして、これはすなわち義光が主客の歌会であるということです。
 この句を解釈すると、まず「入月」ですが、これは月が地平線や水平線の下に沈むことです。国立天文台では「月の中心が視地平線と一致する時刻を月の入り」と定義しています。「日の出」や「日の入り」は太陽の「上辺」が地平線にかかった瞬間ですが、月には満ち欠けがあるため、月の「中心」が地平線にかかった瞬間になるそうです。
 次に「かけやとゝめし」ですが、これは連歌表記あるあるでして、濁点を補えば「影や留めし」となります。ここで「影」の意味ですが、これは「月影」つまり「月の光」です。古文における「かげ」というのは、この月あかりという「光」と月光に照らされる「姿」という2つの意味で主に用いられ、入試の重要古語とのこと。どうでしょう、この句を入試問題としては。
 また、「月の影(月影、つきかげ)」は、主に秋の夜空に輝く月を表す秋の季語です。この句では「雪の庭」という言葉があるので、単純に冬の句かと思ってしまいますが、月影が地面に降った雪のように白く見える様子を「月の雪」と表すことから、この句では、実際には雪がない秋の庭を詠んでいるとも考えられます。また、第二句に「松風寒き」とあり、第三句に「秋くれて」とあるので、この句も同じ晩秋の句であることが推察されます。
 まずは「入月」と「かげ」の意味がわかれば、雪の有無は別として、内容的に理解できる歌です。ちなみに義光の辞世の句とされているものでも月と雪を詠み込んでいます。「有といひ無しと教へて久堅の月白妙の雪清きかな」という句ですが、こちらはなかなか難解な内容ではあります。
 さて、この発句に続くのは次の句です。
 松風寒き釣簾のゝ山      弥阿 (=出羽国、光明寺僧侶)
 軒近き木葉あらハに秋くれて  昌叱(=里村 昌叱(さとむらしょうしつ))
 日かりかすかに雰はるゝ空   玄仍 (=里村玄仍(さとむらげんじょう))
 まず、第二句の「松風寒き釣簾のゝ山」について。
 脇句といわれる第二句は、発句と同じ季節の季語を用いる、と「連歌式目」にあり、一般的には体言止めになります。季語としての「松風」はやはり秋。しかも「寒き」とあるため晩秋です。一方、「釣簾」は夏の季語で、「野山」はこの句の場合、晩秋の野山でしょう。晩秋に夏の名残を対比させる、つまりは異なる季節の季語をぶつけるという、季語を重んじる脇句ならです。
 ちなみにこの脇句を詠む人は「亭主」と呼ばれ、通常その席の主催者(主人)が担当しますが、名前にある弥阿という人は山形の「光明寺」つまり最上氏の祖・斯波兼頼の菩提寺の僧侶です。もしかして山形で開催かとも思いましたが、その参加者をみると山形で催された会ではないようだとのことです。
 続いて、第三句の「軒近き木葉あらハに秋くれて」について。
 第三句は、その会での連歌の「行様(ゆきよう)」を決定付ける重要な句とされ、その多くが「て」止めで終わります。一見、何気ない句ではありますが、ルールどおり「て」で止めており、また、ちょっとした仕掛けもあるようです。
 さて、ここで問題です。「木葉あらハ」というのはどのような状態をさすのでしょうか。そのままでは「葉っぱが丸見え」となりますが、「木葉あらハ(露わ)」とは、実は木々の葉がすっかり落ちて枝があらわになっている様子のことです。これも入試問題にと。また、「秋くれて」は、「晩秋」と「秋の夕暮れ」の二つの意味を持つ季語で、この句では、発句や脇句からすれば「晩秋」ととるのが自然ですが、もしかしたらダブルミーニングになっているかもしれません。
 そして、第四句の「日かりかすかに雰はるゝ空」について。
 第四句は、「て」で終わることが多い第三句に続く自然な描写や動作で文脈を繋ぐこととされ、同じ季節や用語が連続しないようにともされています。
 この句は一見、難解な感じですが、「日かり」は「光」です。しかし「雰」とは「雰囲気」という語句以外にはあまり見かけず、読み方も「フン」だけですが、「霧(きり)」のことです。つまりは「光幽(かす)かに霧晴れる空」という情景描写そのままでして、あえて軽く展開する(平気、平句)、この何気なさが第四句には大切です。
 以上、発句から第四句までセオリーどおりでもあり、なんとなく読み解けるのですが、五句目以降となると、句の自由度が一気に増すため解釈が難しくなります。第五句は「すさましき雪に志かれや残すらん」というものですが、やはり難問でして、「すさましき雪に志かれや」とは、豪雪に埋まり動けない様のことですが、次の「残すらん」が何にかかっているのかわからず、さらに六句目がまた、いきなり飛躍した展開となっていて、しかも本歌取りのような、掛詞のようなものがありまして。ということで、今回はこれくらいで勘弁願います。
 何分にも、この連歌が巻かれた年(文禄4年)は、駒姫が斬首された年(8月2日)であり、背景にはそれも読み込まれている可能性があります。連歌の底は知れず、やはり私のような者が語るには百年早いかと。

(→裏館長日誌に続く)