最上義光歴史館

最上義光歴史館
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ボランティアガイドさんが持ってきてくれました。


よく家紋につかわれています。
山形城最後の城主、水野家の家紋も沢瀉です。

葉が鏃(やじり)に似ているため、「勝ち草」として武将達に好まれました。


山形城の発掘調査でも、最上義光時代の沢瀉の鬼瓦が見つかっています!
 旗に関する表現に「旗幟(きし)鮮明」という、立場を明らかにするという意味の四字熟語があります。英語には同じく「Show the flag」という表現があるのですが、かつてアメリカのアーミテージ国務副長官が、9.11同時多発テロ事件の直後、日本の駐米大使にこの言葉を発しました。これを素直に「立場を明らかにせよ」、つまりアメリカ側に立て、と捉えればよかったのですが、一部で「戦地で日の丸を見せよ」と前のめりに解釈したとか、しなかったとか、まあ、外交のことはよくわからないのですが。
 さらに米側は「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」と、自衛隊の地上部隊の派遣を求めてきました。イラク戦争後の治安維持に当たるアメリカ軍への支援要請です。その際、「2000個のブーツ」という言い方で、1000人規模の派遣が求められました。これはもう解釈云々という話ではないわけで、まあ、軍事のことはよくわからないのですが。
 結局、2001年にテロ対策特措法をつくってインド洋での米英軍艦艇などへ給油支援、2003年にはイラク復興支援特措法を成立させ、初めて陸海空3自衛隊を同時派遣ということで、まあ、政治のことはよくわからないのですが。
 ところで、「旗色が悪い」と言い方ですが、これは陣容陣を表すものであるため、その語源からすると1対1の場合に用いる表現ではありません。例えば、家人を相手にした1対1の場合は、「旗色が悪い」ではなく「平伏」とか「退散」とかという表現になるかと、これは我が家の場合ですが。

 さてさて「作首」以外の生首の使い道としては、髑髏盃というのが、古今東西にあります。浅井久政・長政及び朝倉義景を討ち取った織田信長が、その髑髏を杯にしたという話は有名です。京都隣国との酒宴で、これで回し飲みをしたとも伝えられていますが、実際は箔濃(はくだみ)つまり漆と金粉を塗った髑髏を宴で披露しただけとのことです。
 髑髏杯にちょっと似た感じのものに、毛ガニの甲羅酒というのが思い出され、そのミソがまた、脳みそではないのですがそんな感じで。もちろんその風味がなんともいいわけですが。そう言えばかつて、山形市内にネパール料理店がありまして、そこのメニューには「羊の脳みそ」というのがありました。ソテーで供され、くせがなく、ふわふわしていて、きくわたのような食感でした。すみません、話がだいぶ脱線してしまいました。