悶絶日記
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遅ればせながら今回は、フジロック日記「お前は誰だ!〜脂肪は揺れ 鋼の振動が鳴り響く〜」の続きです。(前はタイトルちゃんと入りませんでした)
・・・照明が落ちる。 歓声と共にメンバーが入ってきた。 「うわっ!!」 一瞬絶句 デブが当社比五倍になってる!!! 今年出たDVDでも酷かったが、更にビルドアップした模様。 「あっ、ギタースキンじゃん」 「キム、ショートカット!!」 「ドラムもスキンじゃないですか?」(ス) なんだか見た目が凄いことになっているなぁなんて思っていると・・・ 「ダドゥドゥドゥダンドゥドゥ・・・」 ボーンマシーン!!事前に一発目はこれだと知っていたが、なった瞬間大興奮!! サビの「ヨアーボーンズガダ〜」絶叫でした。 フランクの「ギァ〜」も聞けて大満足!! 俺たちは中段ぐらいだったのですが、ボーン〜では暴れはなくみんなジャンプして楽しんでいました。が、3曲目(だと思う)の「ブロークンフェイス」で一気にバースト!!!完全にモッシュピットに。 会場のみんなが「ハハァ〜ハハァ〜」の大合唱で異様なグルーヴを醸し出した「テイム」 頭を間違えるというアホをやらかすもそのおかげで客のバースト度二倍で「シェー!!」の一斉ジャンプ&絶叫もTAMARANかった「ディベイサー」 感動の余り涙腺が大いにゆるんだ「ギガンティック」 etc・・・ 興奮しすぎて半分くらい覚えてません(汗) ラストはハゲギターの爆裂ノイズトラック「ヴェイモス」で締め。 あっという間のライヴでした。 周りもそして当の二人も夢の時間を過ごし骨抜きになってしまってました。 演奏は決して上手くはなかったけど、今回はあのオルタナティヴロックの礎を築いたバンドの初来日を拝めたことに大感謝!! またきっときっと来日してくれることでしょう!! デブも最後に「マタネ」と脱臼MCをかましてくれましたし・・・。 |
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いやー、YAMAGATAは暑いです。
みなさん如何お過ごしですか? 夜。近くのスーパーからの帰り。 ふと空を見上げると、今夜は月が丁度マーキームーン。 部屋に入った俺は、痩せた男達が写っているケースからプレイヤーにCDを入れる。 トラックはもちろん4。 いつもの事ながら、始まる瞬間が異常に緊張してしまう。 あの印象的なギターストロークがなった瞬間、足のつま先から頭の天辺まで電気が走る。 ・・・全身の力が抜ける。もう完敗だ。この音には逆らえない。 どんな革新的な音楽も、このギターの2ストロークには勝てないのだ・・・。 というわけで、ちょっとフジロック日記は次回持ち越しです。すいません。(汗) なので今回は、今後のTDRについてチョット・・・。 実験レディオTDRの次回作(第3回)は着々と準備中です。 ですが、前回以上の物を作るため(それとメンバーの都合により)公開は9月〜10月になると思います。 長くなりますが、第2回以上のモノを必ず届けますのでお楽しみに。 その間、他のコンテンツを充実させていきます。 趣味全開で行きますのでお楽しみに・・・。 それとこれは私個人的になのですが、以前の作品&ラジヲメガネの作品のリミックス作品の公開を考えています。 これについても後々お伝えします。 まぁ、こんな感じです。 これからもTDRを宜しくということで・・・。 |
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どうもこんちにわ、富士六九之助です。 わたくしは今ここに、あの歓喜と狂乱とミルフィーユと化した便器に耐えた三日間の記録を綴ろうと思う。 7/30 (金) 起床する。今年はキャンプサイトにテントを張っている。 ふー、熟睡できた。フジロック四年目だが熟睡したのは初めてだった。 ・・・ 歯を磨くのに並んでいる。ここでは行列は1時間待ちからなのだ。 十分二十分待ちは普通なのだ。 俺は待ちながら、今日何を見ようか何を喰らおうかと考えていた。 と同時に周りの人間に目を向ける。 ロックンロールが好きな人間だけがここに集まって、並んで、歯を磨いている。 考えただけで興奮だ。今日は祭りなのだと再確認。 ここでこの狂乱祭りに登場する人物を紹介しよう。 ・キクチ(TapeDeckRecorders) from YAMAGATA ・スズキ(TapeDeckRecorders) from HOKKAIDO ・ウェル(ex.HBK) from JPN 以上である。 ・・・ さて会場入りだ。 とりあえず皆は別行動だ。ウェルはグッズを買うため蛇のような列に並ぶそうだ。 スズキはドラゴンドラに乗り、頂上に行くらしい。 俺はホワイトステージで「リトルテンポ」を見ようと会場内を突き進む。 ふと目が留まる。巨大スクリーン付きの最大のステージ、グリーンステージだ。 プログラムを見るとブリティッシュシーパワーというバンドがやるらしい。 俺はそのバンド名に引き寄せられグリーンステージに降りた。 その� Д屮螢謄�ッシュシーパワー ステージには何やら、亜熱帯植物の蔓のようなモノがドラムやらアンプやらにかかっている。 バンド名に似合わず、結構チルっぽいのかなぁなどと考えていた。 客は前の方にはファンらしき人が陣取っているが、結構まばらだ。 メンバーが入ってくる。ベースは頭に蔓を巻いている。(途中で邪魔になってとってたが) 楽器隊は結構普通のUKバンドっぽいのだが、Voがエライ地味だ。size=2>日曜のお父さんのような格好である。 演奏が始まる。 結構癖があり、ニューウェーヴの香りのするバンドだ。size=2>メロディーはXTCを思い起こす。 ギターの感じが非常に良い。独特のうねりをもっていた。 朝一番に非常に良いバンドを見た。5、6曲聞いたところでリトルテンポを見るために泣く泣く移動。 その�◆Д螢肇襦ΑΑ� 今書いてて思ったのだが、こんな感じじゃ絶対に終わらんよね? というわけで、ここから暫くダイジェストでお送りします。 →リトルテンポは激チルスペース。ビール飲みながらYURETAわ〜。 →レッドマーキーという屋内ステージでザキラーズを見る。これまた格好いい。やっぱ少しNW風味? →グリーンステージにてヘイヴンを見る。以外と人は少なかった。 size=2>寝っ転がりながら聞く。グッドメロディーUKロックは最高だわさ。どうしてこのバンドがコールドプレイより人気がないのか不思議。 最後にやった曲(曲名知らない)が非常に良かった。 size=2>→ブラブラ節を決め込みつつ色んなモノをちょこちょこ見る。ビギンはソウルフラワーユニオンの代役みたいな感じだった。size=2>沖縄祭りビート。 size=2>→今日の目玉の為にグリーンステージに移動。ルースターズを見る。TAMARANカッコイイ!!テキーラのカバーとかもやってた。 TMGEの「シスコ」ってこれからインスパイアされたのかも。ロックンロールを堪能。 さぁそして、今日の、否!今年のメイン3連発がやってきた。 まずはPJハーヴェイ。激暗黒であることを期待しつつ人が集まり始めたグリーンにて中段を陣取る。 激!!その� В丕淵蓮璽凜Д� 「ワー!!」歓声だ。メンバーが入ってくる。 size=2>その中に一際目立つ赤のドレス・・・PJだぁぁぁぁぁ。スクリーンに映った彼女は悶絶するほど美しかった。 size=2>ギターを抱えた彼女は終始笑顔で楽しげにプレイしていた。暗黒なんて何処へやら?非常にクールで尖ったステージだった。 バンドのメンバーもサイコーであった。特にギター。暴れすぎだわ、あれは(笑) 途中ツインドラムになったりと非常にユニークなステージだった。 size=2>そんな中、一番ぐっと来たのはメンバーが一回いなくなり、ギターを持ったPJが徐に弾きだした「リッドオブミー」。 あの漆黒のパンクソングをPJは感情をむき出しにして弾きがたる。コーラスの部分は鳥肌モノだった。 サビではPJのギターが暴れ回る。激鋭角サウンドであった。 PJハーヴェイが終わった・・・。 いよいよだ、いよいよである。size=2>PJからスズキとも合流。決戦に備える。 二人ともセッティング中の会話が変であった。 「やばいわ」と「TAMARAN」という単語が40%以上を占めていただろう。 スズキがホンイキで緊張しているのが分かる。俺も落ち着かない。 size=2>人が集まってくる。立つと、ステージには4THの頃のロゴが入ったバスドラと共に着々と準備が進んでいた。 size=2>ロゴを見ただけで興奮気味である。周りの人間も興奮気味だ。妙にガイジンさんが多いのもやっぱこのバンドだからだろうと納得。 そして辺りが暗くなった頃、パッと照明が落ちた・・・。 ・・・とまぁ、非常に長ったらしい文章ですいません。(汗) あんまり長いのでこの巻は二回に分けます。 わたくしの日記。次回は「脂肪は〜」の後半をお届けします。 次回の日記はスズキ御大のフジロック日記です。 |
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今日はこれから待ちに待ったFUJIROCK!!
ってなわけで、大した量の文章を書くことができないので、 この日のために書き溜めておいた「テスト日記」を今日の日記に代えさせていただきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆7月26日(月) くもり&雨☆ 今日から噂の地獄のテストウィークがスタート。 つまりは、ファミコンで言うところの「バード・ウィーク」みたいなものだ。 これって工学部のオリジナルの企画なんだろうか。 今までの時間割を無視したオリジナルの時間割が組まれるのだ。 これは或る一人の男の戦争の記録である。 ●1コマ目 たくさん聞いたこともないカタカナが出てきた。 わけがわからないので、テストと一緒に配られた資料に目を通すと、 こんどはカタカナに加え、アルファベットもたくさん書いてあった。 もっとわけがわからない。 ここで、徹夜をしたわけではないのに急に眠くなる。 眠気と戦いながら、必死に思案をめぐらせていた。 すると、突然「勉強」という言葉の中に「便器」という言葉が隠れていたことに気づいた。 自分の中で何らかの点数は上がったので、もう十分に満足してテストを提出した。 ●4コマ目 問題のフォントがやたらでかい。 俺がメガネだからといって馬鹿にしているに違いない。 あとでなんらかの対処はとらせてもらう。 あまりの怒りで、問題を解けるような精神状態ではなかった。 ☆7月27日(火) 晴れ☆ 昨日は夕方から0時まで寝ていた。 それから、伊集院光を聞きながら勉強でもしようかと思った。 しようかと思ったけど、結局はラジオを聞きながらプリントを眺める程度に終わった。 まあ、何もしないよりましか。3時過ぎにまた眠くなり就寝。 6時に起床。 だが、眠気がとれずに7時までまた眠る。 結局、疲れだけが残った。 ●1コマ目 同じサークルの和田さん風に言うと「『してやられたな』・・・っていう」っていう感じだ。 中間の時は、毎回演習で使われているプリントから出たので、 今回もプリントを勉強していたら、一問も出やしない。 まんまと担当教官のあのとぼけた顔に騙されたわけだ。 それに加え、いつもの教官とは別の見慣れない教官が、 「突然俺の横に来てはずっと俺の答案を眺め、そして去る」というのを何度も繰り返し始める。 お前にセットされているそのプログラムはなんだ。 まったく集中できん。 ●2コマ目 問題2でちょっとしたことが起こった。 問題2は2つの計算問題であったので、 独自の計算方法を駆使し、パッパと答えをはじき出した。 しかしその後に、ふと問題の下を見ると、 「ヒント:tan(の-1乗)0.744=36.65°」 と書いてある。 なんだこれは。 こんなものは俺の計算には出てこなかった。 だが、ここで気づいた。 どうやら俺は先生から与えられたヒントに頼ることもなく、答えを導き出してしまったらしい。 己の学力のあまりの高さに、驚いてしばし呆然としてしまった。 あんまり驚きすぎたので、問題5と問題6を解くことが不可能であった。 ●3コマ目 プリントなどをもらっていたものの、1コマの勉強に時間割きすぎて、 全くといっていいほど何もやっていなかった。 つまり、全てはストックされた知識にかかっているわけだ。 ここの教室は段差があるので、前の人の回答が容易に見えてしまう。 俺も後ろが気になったので、見られないように問題用紙で回答用紙を隠しながら解いていった。 次々と問題を解いていると、ふと前の席のやつがカンニングペーパーをふでいれに仕込んでいるのが見えた。 教官が二人もいるのに、たったの一人のカンニングも見つけられんのか。 俺はカンニングするやつを見ても、「ちくってやろうか」と言うよりも、 「百円あげるから見せて」と言いたくなるタイプなので、そのまま見過ごした。 まあ、他人が書いたカンペなんぞ、ちょっと安心するくらいの効果しかないんだろうけど。 ♪安〜心を買った〜 ど〜してか心を〜 売って〜 買った気がしてたら〜 そういや、母が昔カンニングの鬼だったということをふと思い出した。 テストの度にいろんなカンニンググッズや方法を発明していたそうだ。 中でも、分度器などの文房具を使ったカンニングは、先生をもうならせるものがあったらしい。 高校のマラソン大会なども、先生達が見えないところまで行ったら、 友達と一緒にコースを外れて買い食い三昧していたそうだ。 おかげで担任の先生は、まったく帰って来ない数人を泣きながら探し回ったらしい。 ガキの時はそれを聞いて「ふうん」程度しか思わなかったが、今考えるととんでもない女だ。 それによく考えたら、あんたの母親も教師だろうが。 ●4コマ目 数学。捨てテストのつもりであった。 授業も半分以上出ていないし、出たところで黒板が記号ばっかりで何書いてるんだかさっぱりわからん。 さらには、教科書も教科書で全く意味わからん。 本当は出ないつもりでいたが、来年のために問題用紙だけもらっておこうと思い、出席。 ところが思いもよらないことが起こった。 まず、解答用紙に直接問題が印刷してあり、そのまま出す形式だった。 これでは問題を持って帰ることが出来ない。 さらに驚いたのが問題形式。 全部で�垢泙婆簑蠅�あるだが、こんなにルールの多いテストは初めてだ。 ・�気錬橘笋箸癸澗鯡簑蝓�1問につき20点。 ・�気韮僑暗整幣綣茲辰討癸僑暗世砲靴�ならない。 ・�気裡缶簗椶魎岼磴┐襪函△修寮茲劉掘Ν犬�自動的に採点してもらえなくなる。 ・�機銑垢韮隠娃暗整幣紊箸辰討癲■隠娃暗世砲靴�ならない。 ・�供銑垢量簑蠅倭管瑤韮僑暗澄覆�らいだった)ある。 ・�供銑垢量簑蠅砲魯棔璽淵好櫂ぅ鵐箸�存在する。独創的な回答には点をくれるらしい(どんなだ)。 と、ざっとあげればこんなもの。 つまり要約すればこういうことだ。 「筆記問題がわからんくても、選択問題を最低3問クリアすれば6割とれる」 これは、生粋のギャンブラーである俺に対する挑戦状であると確信した。 いただきストリートでは5倍買いを何より愛し、エスポワールでザワザワな俺に対する挑戦状である。 つまり、これは数学のテストではない。 トトだ。 5つの数字の組み合わせ。それが3つでも合えばいい。 そう考えた俺は、すでに�彊聞澆量簑蠅剖縮�はなかった。 90分をフルに使って、数字に組み合わせを考えた。 中でも、曲者はそれぞれの�い料�択肢だ。 「�ぁЛ ↓◆↓�の中に正しいものは存在しない」 これはいやらしい。 本当にいやらしい。 そういえば担任のオヤジもいやらしい顔をしていた。 俺はうんうんとうなづいた。 この選択肢を配置することで、奴は俺に対して心理戦を要求しているのだ。 「小僧、これはただの数当てではないぞ」と。 しかし、俺は周りにいる他の腑抜けギャンブラーとは違う。 オヤジよ。それで一歩出し抜いたつもりか? こういう自信過剰のオヤジは、いやらしい選択肢をここぞという時にだけ使ってくるものと決まっているのだ。 では、どこか。 ここで上記のルールを思い出してほしい。 「�気裡缶簗椶魎岼磴┐襪函△修寮茲劉掘Ν犬�自動的に採点してもらえなくなる。」 オヤジ無念! ここが�い澄� 俺を試すつもりだったようだが、どうやら愚かすぎたようだ。 さらに、オヤジのいやらしさを考えれば、 ギャンブラーを不安をさせるためにも、同じ選択肢の組み合わせを多様してくるに違いない。 このような天才的なギャンブラーセンスを炸裂させながら、 俺は完璧な数字の組み合わせに丸をつけて、テストを提出して教室を出た。 もちろん�供銑垢惑鮖罎澄� オヤジはいなかったが、もしいたら目を見ながらこう言っただろう。 「お前が弱いんじゃない。俺の運が強すぎたんだ。」と。 ・・・ところが、教室から出て教科書を見るとことごとく間違っていた。 それはもう奇跡かと思うほどに。 これは何故か? なるほど。 俺はすぐに気づいた。 簡単なことだ。 『テストはギャンブルではない』 ☆ちんこ月ちんこ日(ちんこ) ちんこ☆ 上記のちんこ云々は、別に日にちを調べるのが面倒くさかったわけではない。 我がラジオメガネの長、林氏に対するオマージュである。 今日は4時までテストがないということで、あさってからのフジロックに備えて、 暑苦しい髪をどうにかしようと思いたつ。 ミキサーのTKから教えてもらった美容室に散髪に出かける。 若い男の美容師が、どんな感じにする?と聞いてきたので、 「髪型なんぞはなんでもいい。とにかく髪の量を減らしてくれ」と頼む。 TKの話だと、受付の女がやたら態度が悪いということだったが、 実際に言って話を聞くと、アシスタントの女は国家試験とやらを受けているので今日は休みらしい。 残念。 ●5コマ目 これが始まるまで、真っ暗で誰もいない大示範教室で昼寝をしていた。 クーラーがアホほど効きすぎていて、寒い。 結局いつもの教室ではなく、この教室でテストを受けることになった。 この授業は一般教養なので、過年度生がやたらいて全体の人数も異常に多い。 (もともと、この授業は一年の時に落とした授業だった。) なもんで、他の授業とは違い女性の人数も多く、何か新鮮なものがある授業なのだ。 というわけで、今日は周りにいた一人の女性に目をつけ、 「俺と彼女は恋人同士で、いつも同じ授業を受けている。 もちろん、今日のテストも彼女と一緒に勉強をしていた。 どちらかが終わったら、もう片方が終わるまで待って一緒に教室を出る約束をしている。 そのあと二人は喫茶店で、今日のテストの出来について話すのだ。」 ・・・プレイをすることにした。 俺は一人っ子なので、幼少期から「妄想」という人間にのみ許された遊びをよく嗜んでいるのだ。 そうと決まったら、彼女に格好悪いところを見せるわけにはいかないので、 彼女よりも早く解答を終わらせることに努めた。 (きっとあとで尊敬されるに違いない。) そして、俺は30分と経たないうちにそれを達成した。 本当に自分の学力の高さには、驚きを通り越してあきれを憶えるほどだ。 難しい証明問題を俺はたったの5行で終わらせてしまった。 ところが、彼女がまったく終わる様子がない。 当分の間は、「おそらくていねいに解いているのだろう」と思って待っていたが、 さらに30分経っても終わる様子がない。 早く終わらせてくれ!、と心の中で祈る。 だが、どうやらのんびり解いているようだ。 まったくまったく終わらない。 仕方ない正直に言おう。 「俺は今、うんうんが漏れそうなんだ。いいから早く終わらせてくれ」 最終的には便意の勝ちであった。 俺は彼女を待たずテストを提出し、急いでトイレに駆け込んだ。 やはり、妄想では現実には勝てない。 たとえ一人っ子でも。 ☆7月29日(木) 晴れ☆ 昨日の夜、NHK-FMでピクシーズとシガー・ロスのライブをやっておった。 それのせいで勉強どころではなかった。 明日、そのピクシーズが生で見られるのだ。 それのせいで勉強どころではなかった。 フジロックの準備もしなければならなかった。 それのせいで勉強どころではなかった。 それのせいで勉強どころではなかったのだ。 今日の●1コマ目に最後のテストがある。 それをさっさと提出した後、フジロックに向かう。 よって、テスト日記はこれで終わりだ。 最後に一言。 「お父さん、お母さん。 ・・・なんていうか、あの〜・・・ う〜ん・・・ その・・・ 『本当にすみませんでした。』 息子より」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以上、テスト日記でございました。 楽しんでいただけましたか? ま、それはそれとして、 全てを忘れてフジロックを楽しんでくる所存でございます。 終戦後の祭りはさぞ盛り上がることでしょう。 わくわくです。 OK? OK。 では、行ってきます。 ...もっと詳しく |
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お久しぶりですねえ。
スズキです。
夏休み中は全く更新せずにおりまして、申し訳ございません。
とうとうTDR活動再開ということでございやす。
この「TAPEDECKRECORDERSの最期」もガシガシ更新しまくっていくと思うんで、これからもよろしく。
っつーことで、久しぶりのフジロック日記です。
これもいつになったら終わるかわからないんですけど、ぼちぼちやっていきます。
相変わらず長文ですが、お暇なときに。
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ゴンドラから降りると、ゆるいチルサウンドが聞こえてきた。
その音は下の喧騒とはおよそ無縁のモノで、これはどえらい温度差だ。
ふらふらと乗り場から出て初めて見たものは、人間とはしゃぎ回るトラとブタであった。
彼らは人間達と一緒に、「だるまさんがころんだ」をやっている。
子供も数人混ざっているようだった。
まだ朝なので人は少ない。
おそらく、全体を見回しても30人もいないのではないだろうか。
乗り場のすぐ右手には、ロッジ風のレストランがあった。
どうやら、そこでビールやソフトクリームを売っているらしかった。
ビールを買って出てきた男を横目に、音のする方へ向かって行った。
気温は決して暖かくはなかった。
その時、俺はpre-schoolのツアーTシャツを着ていたが、
肌寒いような、暖かいような、なんとも言えないような体感温度だったのを覚えている。
ゴンドラ倉庫の裏には小さなドームがあり、そこがDJブースらしい。
その後ろには、スタッフが休むところなのだろうか。
小さなトラックとパラソル付きのテーブルとイスが置いてあった。
ミキサーなどが置いてあるスタッフブースの横に小高い丘があり、
そこには鉄骨でできた二階建ての簡素な展望台が建っていたので、
俺は上に上がって、山の景色やDJブースを眺めたりした。
特に何かが始まる様子もなく(そのDJもプログラム内のものだと思っていなかった)、
遠巻きにそれを見ていたものの次第に暇を感じてきてしまい、
ブースと動物ランドの間を行ったりきたりしていた。
その時、一人の女がゴンドラから降りてきたのが見えた。
彼女はレストランの入り口の階段の近くまで歩いてくると、立ち止まり誰かにメールしているようだった。
天気は曇りだったが、時折、太陽が顔をのぞかせたりもする。
少しの間、陽の光が女の姿を照らした。
歳は俺と同い年くらいだろうか。
体格は細めで、髪はうっすら茶色でセミロング。
背丈は、まあ標準といったところだ。
なるほどなるほど。
俺はレストランとブースの間の辺りで立ち止まり、何気なく女の方を見ていた。
彼女はメールを送り終わったらしく、携帯を持ってきたバッグに閉まっている。
と、次の瞬間、彼女は顔をあげて俺の方を見、目があってしまった。
俺はふっと目線をずらして、
「別にあなたのことを見てたわけじゃないんですよ。ちょっとその辺を見渡していたら、偶然、あなたの方を向いたときに目があってしまったんです。おわかりいただけますか。ほら、その証拠に今は向こうで遊んでいる子供を見ているじゃないですか。それにしても、はっきりしない天気でなんだかちょっぴり憂鬱ですね。」
というスタンスを取ることにした。
しかし、視界の端の方にその女がまだ見えている。
そして、その女も依然、俺の方を見ている。
これは困った。
どうやら俺に気があるらしい。
何も困っているのは、別に彼女が好みではないからというのではない。
その点に関しては、悪くない気がする。
・・・いや、好みのタイプな気がする。
してきた。
そうに違いない。
さらに俺は、なにやら胸元のあたりに視線を感じ始めた。
俺の体を品定めしているというのか。
すると、とうとう女は歩いてこっちに向かってきた。
さすがの俺でも、これから起こる事態の予測はついた。
「逆ナン」だ。
さらに困った。
別に俺は一人でフジロックに来ているのではない。
菊地さん、ウェルさんという二人の先輩と一緒に来ているのだ。
というか、「一緒に来ている」というよりも、
車に乗せてもらったりテントを使わせてもらったりしているので、
「連れてきてもらっている」という言い方の方が正しい。
ここで彼女にそのようなことをされては、これからの計画に関わる。
あとで、菊地さんとピクシーズを見なければならないし、
第一、今だって昼の三人の待ち合わせの時間を指定されているのだ。
そんなことを思っていると、女は別の方向に向かっていた。
ブースの方だ。
そりゃそうだ。
わざわざ、男を見つけるために上に来る奴はいない。
普通に音楽を聴きにきたのだろう。
俺はそのほんの数分の妄想を楽しんだあと、レストランにビールを買いに行った。
少しずつだが人が集まってきているようだ。
DJブースの周りでもちらほら人が踊っている。
先ほど、だるまさんがころんだをしていたブタもこっちにやってきて踊っている。
俺はその後ろの方で、座ってビールを一口ごくりとやった。
空もまた、少しずつ雲の占める割合が少なくなってきたようだ。
周りでは踊る人もいれば、原っぱで遊んでいる人もいる。
この静かで開放的な雰囲気の中でかかるチルアウトミュージック。
またビールを一口飲む。
この気温がちょうどよく思える。
陽の光が、前よりも少し長い時間あたるようだ。
そして、もう一口ビールを飲む。
心地よい風が吹く。
もうこれは最高だな、と思った。
地元にはライジングサンというロックフェスがあるが、
これはそこには存在しない独特の雰囲気だった。
というか、こんな雰囲気、今まで味わったことがない。
そんなことを思っていると、二足歩行のブタがこっちに近寄ってきた。
ブタは俺に向かって手を差し伸べた。
俺はビールを持っていない方の手で、そのモコモコの手を握り立ち上がった。
ブタは常に笑顔だ。
すると、ブタは音楽に合わせて踊り始めた。
そうして俺はしばらくの間、ブタと手をつなぎながら踊った。
わけがわからんがおもしろくて仕方がない。
俺は少し酔った顔で、アハハと笑った。
DJブースの奥では、先ほどの女が機材をトラックから出していた。
客かと思っていたがどうやらスタッフらしいな、と俺は一瞬思い、またすぐ忘れた。
そのスタッフ達の様子を見ると、次のプログラムが迫っているようだった。
それも見てみたくなってきたので、俺は菊地さんに待ち合わせ時間を遅らせてくれないかというメールを送った。
プログラムには、次は「golf」と書いてあった。
その時はまだ、golfについてのことなんて全く忘れていたし、
さっき、あのスタッフの女が俺の方を見ていた理由もまた、全く知らなかった。
(つづく)