多田耕太郎BLOG
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受粉作業中です。
昨日から、荒井さんと吉岡君の二人で毛バタキを使って受粉作業を始めました。
ミツバチもマメコバチも結構飛んでいるので、今年は人工受粉作業をしなくても大丈夫ですよ、と荒井さんは言いながら作業しています。
2011.05.02:
多田耕太郎
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4月30日 二分咲き。平年に比べると一週間遅れです。
ようやく佐藤錦も咲き始めました。
朝の四時頃から園地を一巡し、不揃いな花芽が多い枝や、摘蕾し残しの枝を見つけては手直しをしています。
枝の向こう側が見渡せるのもあと数日、満開が過ぎると緑のブラインドがあらわれます。
2011.04.30:
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今日から、ホームページをリニューアルしました。
グランドデザインを「FLOT」の上野さんにお願いし、立ち上げは「ステップアップ」の多田君にしてもらいました。
今年の状況を充分に話し合って作っていただいたものなので、私としては満足できる出来映えだと思っています。
看板やパンフレット、広告は、私が伝えたい思いの半分伝わればそれでOKだと思っているので、どんな風に作るかは、それらすべての企画を任せた上野さんの、私や、さくらんぼに対して、強い思い入れがあることを信じるだけでした。
小柄でキュートな上野さんと電話で話しているだけで、とても元気になれる自分にも気付きました。
アイデアを真摯に語り、律儀に対応していただいた、上野さんありがとう。
2011.04.27:
多田耕太郎
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4月26日 紅秀峰の花が開きました。
さくらんぼの品種の中で、一番最初に開花するのが紅秀峰です。
昨年より1日早い開花です。
佐藤錦は早いもので三日後くらいです。
5月1日頃から毛ハタキで人工受粉作業を荒井さんと吉岡君にしてもらう予定ですが、好天に恵まれることを祈っています。
2011.04.26:
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4月23日 花芽が割れてきました。
あと数日で、開花となります。ひとつの花芽から三個の花が開きます。
元々は八個位の花芽が有ったのですが、摘蕾作業で佐藤錦の場合は全ての花芽を三個にしました。
摘蕾作業をしないと枝全体が花で覆われる程になるのです。これを栽培用語では花束状短花枝と呼んでいます。
摘蕾作業をした枝からは早めに展葉し、一つひとつの花もしっかりした花になり、最終的には軸の太い、大ぶりな実になります。
リスクは、不作の年に摘蕾をしない場合と比べると倍以上の不作になることですが、このリスクを回避するために様々な知恵を絞ったり、勉強が欠かせません。
2011.04.23:
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樹上散水で着氷した枝です。
第二と第三園地では防霜ヒーターではなく、スプリンクラーで樹上から散水し霜害から花芽を守っています。
昨晩12時過ぎから防霜ヒーターが稼働したので、それに併せてそれぞれの園地のスプリンクラーのバルブを開き散水を始めました。
氷結による凍結防止法というのは始める前は半信半疑だったのですが、実際に五年前から実施してきて効果が絶大だと思っています。
日が昇る五時半頃、気温は−1度、園地全体の樹々に、キラキラ輝く氷柱が濡れて光る様は壮観です。
2011.04.14:
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防霜ヒーター稼働準備完了。
発芽樹のこれから、開花、満開、受粉後までの三週間位がサクランボの雌しべが霜によるダメージを受けやすい時期です。
この時期は、天気予報での最低気温が氷点下でなくとも、地表面が放射冷却によって凍りついしまいます。
この防霜ヒーターを導入する前は、百個程の石油缶を並べ、夜通し温度計を見ながら点灯時期を探っていました。
霜が降りるこの時期は、一晩気配りを怠ると収穫が皆無となることも珍しくありません。サクランボを育てて行くと言うことは、とても多くの気配りが必要な仕事だと改めて思います。
2011.04.09:
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4月2日 雨除けポリフィルムの被覆完了しました。
昨日、朝6時から総勢六人でポリフィルムの被覆作業を行い、心配していた強風もなく夕方5時まで継続して作業し、終了することが出来ました。
ポリフィルムの早期被覆は、これから園地内の作業が天候に左右されずに行えることと、防霜の効果、そして何よりも今年は降雨による放射能汚染から発芽の段階から予防する意味があると思っています。
2011.04.04:
多田耕太郎
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3月29日 快晴の朝です。
久しぶりに眩しいと感じられる朝日です。
あたりは霜で白くなり、気温は氷点下3度ですが、無意識のうちにかじかんだ手を合わせてしまいました。
あらゆることの改善に祈らずにはいられない自分に驚いたりしました。
今日からこれまでの遅れを取り戻すために、4人体制で摘蕾作業を行います。
先行する剪定作業は、私ひとりでしていますがあと一週間を目処に終わらせたいと思っています。その間に雨除けの為のポリフィルム被覆、芽出し肥料の散布、灌水などの作業を同時にこなさなければなりません。
6月末に、誰よりも手をかけた、安全で安心で、私が世界一美味しいと思えるサクランボを笑顔で収穫できるようにしなくてはならないと、改めて思う朝です。
2011.03.29:
多田耕太郎
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着雪し、じっと耐えているように見える花芽
今日も未明から降雪があり、摘蕾の作業を中断しなければならないようです。
明るくなるとすぐに、うっすらと積雪した園地を一巡し、花芽が真冬より一回り膨らんで艶を帯びているのが見て取れます。
これから先、四月に入ると半ば過ぎには、いつもの年のように一斉に芽吹きます。四月末の清楚な花が咲く頃に花の下で結実までの期待を持ち続けることができるのだろうかなどと思っています。
あらゆる意味で、いつもの年とはまるで違う、早春です。
2011.03.26:
多田耕太郎
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放射能汚染拡大
福島県、茨城県、群馬県、栃木県の各種野菜や原乳が摂取制限の対象品目になり、、東京都などの広範囲で水道水からも通常よりも高い濃度の放射能が検出されたと発表されました。さらに今日から検査強化されるとのことなので、汚染されている範囲と物が拡大することは避けられないだろうと思っています。
山形県でも今日から農産物の検査を始めるとのことです。はたして山形県産の農産物からどの程度の放射能が検出されるのかを固唾を飲んで待っているところです。
私は、とにかくこの状態を静観しないで、汚染からサクランボを護るために、雨除けポリフィルムの被覆を前倒しで今月中に行う準備を始めました。
降雨によって、被爆の程度が高くなるとの事なので、できる手当としてはただ一つの防護策だと思っています。
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2011.03.24:
多田耕太郎
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3月20日 震災後、募る不安
昨日、気仙沼の吉田さんと連絡が取れて、無事が確認できました。自宅が高台にあり津波からは、かろうじて免れ家族全員無事だったそうです。生活できる空間がどうにか確保出来ているけれど、電気、水道が通じず、親戚の二家族が一緒に暮らし、薪ストーブで暖をとり、風呂には全く入っていないとのことでした。
電話で話をしていると、吉田さんは明るい声で多田さんも頑張ってくださいね、と逆に励まされてしまいました。
吉田さんとは、五年ほど前に知り合い、さくらんぼの注文を頂き、到着すると、いつも楽しい電話を下さいました。
その上に季節ごと、サンマや牡蛎、ホヤ、鮑などを送っていただいていました。
今、私は剪定、摘蕾の作業をしながらこれからたくさんの人手と資材を投入し、はたしてさくらんぼの販売や輸送が可能になるのだろうか、放射能による汚染から免れることができるのだろうか、とかの不安を抱いています。
でも、私が作ろうとしているサクランボにはひとつも手抜きの出来ない時期になり、不安を胸の奥に閉じ込めて6月の収穫時期には、たくさんのお客様によろこんでいただけるサクランボを作って行かなくては、と思っています。
天候不順が続く中、震災後の仕事の停滞を取り戻すため、今日から改めてネジを巻きなおして頑張ろうと思います。
吉田さんと連絡がとれた後に、改めて思ったことです。
2011.03.20:
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3月16日、震災発生から六日目。
昨晩から降り続く雪が5�冂�積もり、今日は吹雪の予報が出ています。
日を追うごとに拡大する災害被害のラジオ放送を聞きながら、これから目の前にある作業や人と資金の手配、原発事故と物流停滞についてなどなど、思いを巡らせています。
これから先、とにかく手を着けられる事を確実にこなして行かなくては、と思っています。
2011.03.16:
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地震のお見舞いありがかとうございます。
たくさんの方々からお気遣いのメールや電話をいただいて返信もままならず申し訳ありませんでした。
私のところでは揺れはひどかったものの、地震そのものの被害は殆どありませんでした。
長い停電と、電話の不通でたくさんの方との連絡がとれない状況でした。
今、一番心配しているのは、毎年お手紙や電話でさくらんぼの季節になる前に連絡をくださったり、笑顔で訪ねてくださった、宮城県気仙沼の吉田さん、名取市の佐藤ん、福島県南相馬市の大場さん、岩手県釜石市の安達さん、野田村の伊藤さん、他の方々と連絡が取れなくなっていることです。
地震発生から四日目の朝ですが、無事でいられることを念じています。
2011.03.14:
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雪融けの季節です。
剪定をしながら脚立を上り下りし、足元に地面があると春を感じます。
淡い日差しの中で、風の音と排水桝に落ちる水音を聞きながら、木肌が輝きだした枝にノコを入れ、強く伸びた新梢にハサミを入れていく作業を繰り返します。
この、剪定の時期は、ひとりで自由な創作者になれるのです。
あとひと月の間に、やく三百本の樹の剪定をしますが、終わる頃には草が萌えだし、気持ちも実際の仕事も慌ただしくなり、収穫までの工程が細かいスケジュールに埋まります。
私は、一年の中でいちばんこの時期がサクランボを育てていることを実感できるように思います。
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2011.02.26:
多田耕太郎
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