またまた朝日町エコミュージアムで、朝日岳信仰の一大拠点だった大沼をテーマにした見学会が開催されます!今回は藤原実方です。
興味深いのは、実方が和歌を詠むと大沼は大波となって怒り、二つ目の和歌を詠むと静かになり、鬼神を鎮めたという伝説があるのだそうです。
これを私なりに解説すれば…
歌人実方は、小野小町をはじめ多くの歌人たちが憧れて詠んだ多賀城ではない本物の歌枕「浮島」の大沼を訪ねてみたかったのでしょう。朝廷もまた大沼出島(弁天島)は、まさに丑寅の鬼門の鬼ヶ島とわかっていたので見てくるように指示を出していたのかもしれません。大沼を訪れた実方に対して浮島たちは実際に反応して異様な動きを見せたのだと思います。そして朝廷への報告に、少々大袈裟な表現を用いたのかもしれません。
また、千歳山萬松寺の開基は、藤原鎌足の子孫の阿古耶姫です。そして中興の祖が藤原実方。いわば萬松寺は、平安時代に一番の権力を握っていた藤原一族のお寺です。蝦夷の大沼を訪ね鬼神を鎮めたことを、萬松寺が武勇伝として伝えたものとも言えるでしょう。
こちらをご参照ください→ 平安京の鬼門
見学会は午前は大沼を訪ね、午後は千歳山万松寺を訪ねるそうです。
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