A3:ボランティアの基本理念は、1992年の生涯学習審議会答申等で示されている「自発性」「無償性」「公共性(公益性)」「先駆性(創造性)」の4つです。
1. 自発性
最も大切な要素であり、個人の自由意志に基づく活動を指します。
2. 無償性
直接的な経済的報酬を第一の目的としない点にあります。交通費や実費程度の受け取りについての捉え方は多様ですが、厳密に定義を狭めるよりも、個人の考えに合った多様な参加の形を認めることが尊重されています。
3. 公共性(公益性)
自分個人のためではなく、社会や不特定多数の利益を目指す営利を目的としない性質です。この公共性を担う主体にはNPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)があり、ボランティア団体も広義のNPOに含まれます。
4. 先駆性・創造性
公平性が求められる行政や、採算性を重視する企業とは異なり、個人のやりたいことを生かして、これまでの枠組みにとらわれることなく、自由に進めることができる活動です。