A12 各地域にあるボランティアサークルや、山形県青年の家内のボランティアビューローにお電話ください(電話023-654-4545)。ボランティアサークルの連絡先などをご案内します。また、教育事務所や社会福祉協議会等も各地にありますので、連絡をとってみてはいかがでしょうか。
ボランティア活動をしてみたいと言うときに、どこでしてみたいのか(家の近くや学校の近くなど)、どんな活動をしてみたいのか(子ども相手や環境美化など)が明確ですと、電話で情報を得られれば大丈夫でしょう。問題は特にこれといった活動やテーマが決まっていない場合です。この場合は、まず自分が何をしたいのか、自分は何が得意か、という「自分との対話」が必要になります。しかしあれこれ迷ってしまうのが実態でしょう。
でも考えてばかりいても仕方がありません。考えることも大切ですが、感じ、動くことも大切です。そこで勧めたいのが、「半身のかかわり」です。「半身」といっても逃げ腰でかかわれ、ということではありません。最初から全身全霊でいくというのでなく、「とりあえず・・・」「今回だけ・・・」といった形で、様々な活動を体験できる機会を活用するということです。出会いは偶然から始まります。だから様々な出会いが得られる場にフットワークよく参加してみることが効果的なのです。いろんなイベントの手伝いや体験参加の情報は、結構あります。「これだ!」という活動に出会えることも、やがてあるはずです。
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Q13. 外国ではどうなんですか?
A13 世界で一番ボランティアが盛んだ、と言われる国はアメリカです。アメリカでは子どもたちも小さい子は小さいなりに、大きい子は大きいなりに、自分でできるボランティアをさがし、すすんでやろうとしています。例えば孤児院で小さい子に自転車の乗り方を教えるとか、病気の動物のために毛布を集めて動物園に送るというような活動を、自分で考えて始めているのです。
これほどボランティアに積極的なのは、アメリカの社会が「ボランティアがいなければ成り立たない」といわれるほどボランティアを必要としているからです。アメリカ全体でボランティアに費やされる時間を合わせると、18歳以上の国民1人あたり1週間に4時間以上になるそうです。
これほど盛んな理由は、アメリカが移民の国で、自分たちの手で土地を切り開き国を作り上げたという歴史があるので、「自分たちのコミュニティーは自分たちの手で守る」という建国の精神が根強く生きているのです。これがボランティア活動へと結びついているといえるでしょう。もう1つの理由は、キリスト教の隣人愛の精神です。小さい頃から日曜日ごとに教会に通い、身近にボランティア活動を見てきたため、当たり前のこととして受け止められるようになっていると考えられるのです。
逆にスウェーデンは、世界で最も福祉がすすんでいる国と言われています。福祉のサービスや救援活動などは他の国ではボランティアがやっていますが、スウェーデンでは国や市の仕事です。その代わり非常に高い税金や社会保険料を払わなくてはいけません。では、ボランティア活動は盛んではないのかというと全く違います。スウェーデンでは土曜日曜の他に2ヶ月近くの休日があります。さらにフレックスタイムなどでやりたいことを自由にできる時間がたくさんあるので、自分の特技や趣味を生かしてボランティアをしている人が非常に多いのです。
これほどボランティアに積極的なのは、アメリカの社会が「ボランティアがいなければ成り立たない」といわれるほどボランティアを必要としているからです。アメリカ全体でボランティアに費やされる時間を合わせると、18歳以上の国民1人あたり1週間に4時間以上になるそうです。
これほど盛んな理由は、アメリカが移民の国で、自分たちの手で土地を切り開き国を作り上げたという歴史があるので、「自分たちのコミュニティーは自分たちの手で守る」という建国の精神が根強く生きているのです。これがボランティア活動へと結びついているといえるでしょう。もう1つの理由は、キリスト教の隣人愛の精神です。小さい頃から日曜日ごとに教会に通い、身近にボランティア活動を見てきたため、当たり前のこととして受け止められるようになっていると考えられるのです。
逆にスウェーデンは、世界で最も福祉がすすんでいる国と言われています。福祉のサービスや救援活動などは他の国ではボランティアがやっていますが、スウェーデンでは国や市の仕事です。その代わり非常に高い税金や社会保険料を払わなくてはいけません。では、ボランティア活動は盛んではないのかというと全く違います。スウェーデンでは土曜日曜の他に2ヶ月近くの休日があります。さらにフレックスタイムなどでやりたいことを自由にできる時間がたくさんあるので、自分の特技や趣味を生かしてボランティアをしている人が非常に多いのです。
Q14. 「YYボランティア」って何ですか?
A14 「山形ヤング(Yamagata Young)ボランティア」の意味で、中学生・高校生を中心に学校の枠を超えて、地域で行っているボランティア活動をいいます。各市町村の公民館等を活動拠点として、企画・準備から運営まで自分たちが「やりたいこと」をじっくり話し合って活動を進めています。このような活動は他県にはあまり例を見ないことから、「山形方式」として注目されています。
毎年夏と冬に実施している「季節の体験ボランティア」は中学生・高校生の地域でのボランティア活動を、まだYYボランティアのことをよく知らない中高生に体験してもらうこと、そして多くの皆さんにこの活動を知っていただくことを主要な目的として実施しています。
毎年夏と冬に実施している「季節の体験ボランティア」は中学生・高校生の地域でのボランティア活動を、まだYYボランティアのことをよく知らない中高生に体験してもらうこと、そして多くの皆さんにこの活動を知っていただくことを主要な目的として実施しています。
Q15. 山形県の青少年ボランティアサークルってどのくらいあるのですか?
A15 山形県内には、現在46のYYボランティアサークルがあり、それぞれの地域でボランティア活動を実践して、地域社会の一員として活躍しています。
2022年12月1日現在
活動中のYYボランティアサークル 46団体
YYボランティアサークルの会員数 674人
詳しい情報はこちらをクリックしてください。
また、「YYボランティアサークル2023」のマップは↓以下のURLからご覧ください。
Q16. どのくらい前からあるんですか?
A16 上山市「ジュニアリーダー『あすなろ』」など、地域の先輩から後輩へと40年以上も受継がれているサークルもあれば、2022年に山形市で誕生した「tough」のような新しいサークルもあります。多くのサークルは高校生中心ですが、中学生や小学生を含むサークルがあったり、大学生のサークルもあり、仲間の輪が広がっています。
また各サークルは、それぞれの地域にマッチしたサークル名を高校生自ら付けています。例えば、鮭川村「SAKEKKO」、鶴岡市(朝日地区)「かだんこの会(かたくりの花の意)」、大蔵村「ぎゃらくと(おたまじゃくしの意)」、舟形町「ふなっ子」などがあります。