7人展の作品から  隠されたトライアングル?

 次に紹介するのは加藤弘一さんの作品です。加藤さんの作品には果樹や草花とフラワーライナーが取り込まれた作品が多いのですが、今回紹介する「夕暮時」は、とりわけ印象的な仕上がりになっているように思います。

 最初の驚きは水仙を夕暮れの光の中で映し出そうとしていることです。鮎貝駅の水仙を題材にした作品の多くは、朝あるいは日中の日差しの中で撮影されていたように思います。夕陽の程よい光を浴びて、水仙の花々が柔らかく輝いている。そして同じ夕陽を受けた列車の影が、風景に奥行きを与えているように感じる。

 

 この作品を見ると、加藤さんの作品には三つのポイントが隠れているような気がします。「夕暮時」では夕日、列車そして水仙です。構図としてのトライアングルと色彩のトライアングル?が表現されているような気がします。加藤さんの「秋の実り」という作品にも、トライアングルが隠れているような気がしますが、皆さんはどのように見えるでしょうか。(加藤さん、素人の全く勝手な感想をどうかお許し下さい。)

2026.05.26:orada3:[イベント情報]