今日もたったの3人…「市民」説明会という名の茶番劇~隣り合わせのラウンジスペースでは現職市議が何やら談笑の図~「立場」主義者たちの厚顔無恥!!!???
「今日は駅前立地を前提とした説明会ですので、それに直結しない個人的な質問はご遠慮ください」―。大迫会場に続いて14日、東和会場で開催された新花巻図書館の設計に関する「市民説明会」で、高橋信一郎生涯学習課長(新図書館整備室長)が突然、発した言葉に一瞬、虚を突かれた。「あれっ、『市民』のひとりとして、参加したつもりだったのに…」。発端はこうだった。図書館問題の経緯を熟知している市川清志元生涯学習部長が説明員として、同席していたので私は良い機会だと思い、以下のような質問をした。 「当初の立地適正化計画では新図書館の立地先として、花巻病院跡地を含むまなび学園周辺が第1候補地だった。なぜ、駅前立地に変わったのか」(私)、「交通の便が良いなど駅前を望む声が多かった」(市川)、「それを裏付けるデータはあるのか」(私)、「数値としてのデータはない」(市川)、「駅前立地を決定した対話型市民会議(75人)は4回にわたって開かれたが、全部の会議に出席したのはわずか42人。統計学上、民意をきちんと反映したと考えるか」(私)、「そんなことを言えば、病院跡地への立地を希望した署名だって…」(市川)、「そんな失礼な言い方はないのではないか」(私)、「私だって、役所の一員という立場があるので…」 そんなさ中に飛び出したのが、冒頭の「高橋」発言。最近、勢いを増す“立場主義者”のその立場に思いが至らなかった己(おのれ)の不明を恥じながら、会議室を出た途端、今度は本当に腰を抜かしそうになった。隣り合わせのラウンジスペースで、地元選出の2人の議員(明和会所属)が何やら談笑している光景に出くわしたのである。「市民の声を届けようと、杖を頼りに足を運んだのに…。地元の議員たるものが、目の前で開かれている会議にソッポを向くとは何事か」と思わず、一喝した。2人はきまり悪そうな表情で、苦笑いをするだけ。こっちのお二人はどうも、議員としての”立場”をお忘れのようで… 「あれっ、今日もたったこれだけ?」―。わずか、1時間足らずで終わった会議で、質問の手を挙げたのは私だけだった。一般市民の参加は大迫会場と同じの3人に対し、市側は倍の6人。談笑組の2人の市議を含め、5人の地元選出議員は全員、不参加。こうして、“市民”説明会という名の茶番劇はこの日も幕を下ろしたのだった。市議会の名誉のためにつけ加えると、旧花巻地区選出の2人の市議は大迫会場に続いて、この日も参加していた。 (写真は完成模型図(手前)だけが目につく説明会場=10月14日午後、東和コミュニティセンターで) 《追記ー1》~今度は「会議録」(公文書)改ざん疑惑か!!?? 10月5日開催の新花巻図書館の設計に関する議員説明会の会議録が16日にやっと、市HP上に公開された。おやっと、思った。懸案の「喫茶・飲食」スペースについて、私はその際の蛭田健次・建設部長の発言メモを元に「今回、見直しされた基本計画(図)の中にその存在を明示する記述がないこと」ーを問題視した(13日付当ブログ参照)。ところが、この日公表された会議録には建設部局トップの「蛭田」発言そのものがそっくり、削除されていた。例の「モリカケ」問題の大掛かりな改ざん事件を思い出し、いやな予感がした。ガバナンス(内部の統制・管理体制)は果たして、大丈夫なのか。こっちの方も心配になってきた。 オーガニックレストランや多目的ホール、助産所…。ここまで書いてきてふいに、年間80万人の「交流地」人口増という大風呂敷を広げた総合花巻巻病院の”絵空事”を思い出した。この時の移転・新築に伴う市の補助金は2年前の財政支援5億円を含めると、ざっと25億円に上る。また、この”悪夢”が繰り返されそうとしている。今度も賑わい創出(活性化)という、あの時と同じお題目を唱えながら…。「これはもう、立派な詐欺だな」 《追記―2》~賑わいづくりと立地適正化計画 「野次馬」を名乗る方から、以下のようなコメントが届いた。新花巻図書館の設計状況にかかる市民説明会が連日、閑古鳥が鳴いている現実に直面し、絶望感に陥りつつあったが、市政運営にきちんと向き合う市民がいたことに勇気づけられた。ありがとうございました。 ※ 総合花巻病院移転も花巻駅橋上化、新図書館整備も全て国土交通省所管の立地適正化計画の産物ですよね。これら3事業に共通しているのは「賑わいづくり」ですが、レストランや若者の向けのカフェを呼び物にした計画が結局、実施段階では雲散霧消しているのも共通事項ですよね。でもそういう賑わいづくりの核がいつの間にかなくなっても建物が出来てしまうのは、それで儲かる人がいるからなのかなあ、素朴な疑問です。そういえば市の建設部長ってずい分前から国土交通省からの出向者ですね。国土交通省と言えば最近の話題は栃木県の道路補助金のカットだけど、そこの偉い人は経緯のわかるメモとか記録はありませんって発言してるのって、なんだかねえ。
2026.10.14