時代錯誤のトンデモ「発言」…かと思えば、市民「一丸」から→強制「排除」へ~崖っぷちの小原市政!!??

  • 時代錯誤のトンデモ「発言」…かと思えば、市民「一丸」から→強制「排除」へ~崖っぷちの小原市政!!??

 

 「(化製場という)仕事には江戸時代というか、もっと古くからの生業(なりわい)の歴史がある。その点、(行政が)公的に関わる場合には慎重な判断が求められる」―。花巻市議会9月定例会の一般質問初日の9月14日、高橋修議員(明和会)は豚や鳥などの食肉加工後の残滓(ざんさい)を熱処理する際に排出される、いわゆる“悪臭”問題について取り上げた。市内矢沢地区にある化製場(県化成油脂協同組合)の施設改善計画についての質疑応答の中で、小原勝市長の口から飛び出したのが、冒頭のトンデモ“発言”である。

 

 刹那(せつな)、私の脳裡(のうり)によみがえったのはミカン箱を机代わりにして、鉛筆を舐(な)めなめ、「あ・い・う・え・お」を習うお年寄りたちの姿だった。東北出身の私にとっては「同和地区」と呼ばれる“部落”はなじみの薄い存在だった。結婚や就職、就学などの重層的な差別構造…。“識字”学級に学ぶこの光景を目の当たりにし、まだ20代半ばだった駆け出し記者の私はいわれなき差別の重さに打ちのめされた。かつての産炭地・筑豊での記憶の数々が今回の市長発言で反射的に呼び戻されたのだと思う。

 

 江戸時代、死んだ動物の処理などの生業は不浄な仕事として蔑視され、それに携わる人たちは当時の「身分差別」の最底辺に位置づけられた。いわゆる「部落問題」の淵源(えんげん)はここにある。なぜ、化製場問題と絡(から)めた形で、部落差別を連想させるような発言が口をついて出たのか―。この発言ついて、質問当事者からの反応はなかった。歴史を学び直す良い機会なので、今回の件について、AIの認識を聞いてみた(以下に掲載)。ところがである。この市長発言を彷彿(ほうふつ)させるような事態が相次いで起きていた。

 

 「羽交い絞めにされて押し出された。その際、胸のポケットに入れていたメガネのつるが折れた」(市民)、「そんな事実はない。ただ、その人が室外に出た際、職員に何か言い寄ろうとしたので、別の職員が間に割って入った。ひょっとしたら、その時に手の平が相手に触ったかもしれない」(市側)―。8月25日、東和総合支所で行われた「市長との対話」で、こんなトラブルめいたことがあった。両者の言い分の可否を詮索(せんさく)するつもりはさらさらない。私が問題視したいのは、この対話のあり方そのものである。

 

 「もう、時間ですから…」「残り時間は?」「あと、1分です」―。4月16日に開催された初めての「市長との対話」における私と市側とのやり取りである。ストップウォッチを手にした職員の執拗(しつよう)さに、私は思わず「強制排除でもするつもりなのか」と毒づいた。小原市長の本音を聞きたいと思い、私は新花巻図書館に関し「駅前立地」に至る経緯など“民意”の認識についての質問書を事前に提出していた。わずか10分間に制限された時間はまともな対話もないままに終わった。「対話というなら、せめて時間を延長すべきではないか」と言い残して、私は去った。

 

 あれから、わずか4か月後に起きた東和支所“事件”…私は「さもありなん。まるで、“逆カスハラ”ではないか」と思った。「市民一丸」を選挙公約に掲げた小原市長のもうひとつの姿を垣間見た思いがした。もしかすると、人権感覚が欠如した無自覚な「部落」発言…ある種の排外意識がいまだに根っ子に息づいているのではないか―そんな不安に駆(か)られた。10月20日、大迫総合支所で行われる次回の「市長との対話」も時間は1人(1組)10分間程度に制限されている。

 

 

※

 

 

〈AIさんに聞いてみた〉

 

 

(質問)一般論として、市長が江戸時代のいわゆる「部落差別」を肯定するような発言をしたならば、どのように受け止められるでしょうか?

(回答)現職の市長が江戸時代のいわゆる「被差別部落」の存在を肯定・容認するような発言をした場合、極めて重大な不適切発言として、社会的・政治的に激しい批判を浴びることになります。具体的な受け止められ方や発生しうる反応は以下の通りです。

1)人権侵害および公人としての資質への批判~2016年に施行された「部落差別の解消の推進に関する法律(部落差別解消推進法)」の趣旨に逆行するため、法秩序を遵守(じゅんしゅ)すべき自治体首長としての資質が厳しく問われます。議会側や市民サイドが事の重大さを認識した場合、不信任決議やリコール(解職請求)に発展するケースもあります。


2)社会的・経済的な影響、自治体のイメージ失墜~いわゆる”差別”首長がいる自治体として噂(うわさ)が広がった場合、自治体のブランドイメージ(とくに、宮沢賢治の生地としての)が著しく低下します。これにより、観光客の減少や企業誘致・移住促進策などへの悪影響が懸念されます。


3)発言が本意ではない形で切り取られたと主張する場合~市長側は「言葉足らずだった」「誤解を招いた」として釈明・撤回に追い込まれるのが一般的です。現代の日本社会において、部落差別の肯定は個人の尊厳を深く傷つける行為であり、とくに首長職の地位にある者はその言動に慎重であるべきなのは当然です。

 

 

 

 

 

(写真は市長選に挑戦した際の小原市長の街頭演説の告示画像=インターネット上に公開の写真から)

 

 

 

 

≪緊急追記≫~副議長職の立ち位置と議事采配への疑義!!??

 

 

 花巻市議会議員、鹿討康弘議員(緑の風、当選2回)は過日、自らのFB上に市議会9月定例会において、副議長職に就任したことに関連し「一期目はすべての一般質問に登壇したが、副議長になることによって、その質問権が行使できなくなる」―という旨の投稿をした。実際、9月定例会の一般質問者の中に同議員の名前はなかった。

 

 さらに、実際の議事進行に当たっては、ある議員に対し「これは通告のない質問ではないか」といったん釘を刺したが、質問者の主張を受け入れる形で、小原勝市長が答弁に立つという一幕があった。議会中継を見ていた私は采配の不慣れを認めつつも、首尾一貫性のない采配ぶりに、市長に対する“忖度”(そんたく)を感じた。その辺の真意を問いただすため、コメントを投稿したが、その直後にすべてが削除されたため、改めて当時のコメントを想起しながら、私信の形で、以下の質問を送った(9月23日付)

 

 

 

※

 

 鹿討 康弘 さま

 

 今般の副議長職への就任、おめでとうございます。さて過日、貴殿のFBのコメント欄に以下のような2点の質問をさせてもらいました(要旨)

 

1)副議長職についた議員の質問権のあり方はどうあるべきか。質問権の不行使について何らかの規定や定めはあるのか

 

2)当然のことながら、二元代表制の立場から議事進行は公正中立を旨とすべきものである。ところが、9月定例会の一般質問の場で、議員固有の権利である「質問権」に対し、市側の意向を忖度したと思われかねない“介入”があった。その経緯に何があったのか。

 

 ところがその後、回答がないどころか、FBが一方的に遮断されるという事態が起こった。副議長という要職にある貴殿の対応は有権者に対する「背信」行為と言わざるを得ない。9月定例会が閉会する10月5日までに誠意ある回答を寄せていただきたい。

 

 

 

〈注〉鹿討議員からの返信

 

 9月26日午後、同上の件で鹿討議員から電話があった。その中で同議員は「FBを一方的に遮断したというのは事実誤認。そんな姑息(こそく)なことはしていない」と話した。以前、アクセスできていた同議員のFBは「リクエストされたコンテンツは現在、表示できません」として、アクセス不能になっている。

 

 

 

 

2026.09.26:masuko:[ヒカリノミチ通信について]

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