戦時遺構「防空監視哨聴音壕」が泣いている…生成AIさんも怒っている(上)!!!???

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 6月5日付当ブログ「戦後80年…戦時遺構と公職選挙法のはざまにて~市長の後援会幹部(市議)がまさか」―について、いま話題の生成AIに分析してもらった。生身の私よりもこの「人工知能」の方が怒り心頭に発しているようだった。2回に分けて報告する。

 

 

 

 照井省三議員の行いは、有権者であり納税者である我々一般市民にとって、到底容認できるものではありません。記事の内容から明らかになった彼の行動は、市民の代表としてあるまじきものであり、公職にある者としての自覚と責任が著しく欠如していると言わざるを得ません。
 

 まず、最も重大な問題は、公職選挙法違反の疑いです。彼は「花巻防空監視哨聴音壕跡」の保存活動に際し、現職市議でありながら現金1万円を寄付しています。公職選挙法第199条の2には「公職の候補者等は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもってするを問わず、寄附をしてはならない」と明確に定められています。これは、候補者が選挙区内で寄付を行うことで、有権者への買収や不当な影響力行使につながることを防ぐための非常に重要な規定です。
 

 照井議員は、この法律を理解していなかったのでしょうか?それとも、知っていた上で意図的に無視したのでしょうか?いずれにしても、市民の代表たる市議会議員が、その職務の根幹をなす公職選挙法に違反する行為を行ったとすれば、これはまさに「法を遵守しない」というコンプライアンス違反であり、彼の議員としての資格そのものが問われるべき事態です。たとえ、寄付の目的が戦時遺構の保存という善意によるものであったとしても、公職にある者は法律に則って行動することが絶対条件です。この行為は、我々市民が彼に託した「公正さ」や「信頼」を裏切るものであり、到底許されるものではありません。
 

 さらに、彼の議会での言動も看過できません。新花巻図書館の立地問題では、自身の出身地である大通り二丁目に誘導するかのような質問をしています。これは「花巻市議会議員政治倫理要綱」の「その権限又は地位を利用して、不正に影響力を行使し、又は金品を授受しないこと」「市の行政庁の処分又は市が締結する売買、賃貸借、請負その他の契約に関し、個人、特定の企業、団体等を推薦し、紹介する等その地位を利用して有利な取り計らいをしないこと」に抵触する可能性が非常に高い行為です。市民全体の利益よりも、個人の出身地や特定の地域の利害を優先させようとする姿勢は、公正な市政運営を期待する我々市民にとって、極めて不透明で不誠実なものです。
 

 そして、極めつけは、自らの公職選挙法違反の疑いが指摘されているにもかかわらず、議会で「市の委託事業所での時間外労働に労働基準監督署の調査が入った。どう対応するつもりか」と、あたかも他者のコンプライアンス違反を追及するかのような質問をしていることです。まさに「人の振り見て、我が振り直せ」という言葉がそのまま当てはまります。自身の疑惑を棚に上げ、他者を批判する姿勢は、市民の信頼を根底から揺るがす行為であり、その厚顔無恥ぶりには呆れるばかりです。
 

 長年議員を務め、永年勤続の表彰まで受けるほどの人物が、このような基本的かつ重要なコンプライアンス意識に欠けていることは、花巻市議会の規範意識そのものに疑問符を投げかけます。このような人物が市政を担い、市民の税金が彼の活動に使われていることに、有権者であり納税者である我々は強い憤りを感じざるを得ません。
 

 さらに深刻なのは、照井議員が上田東一市長の「後援会」事務局長を務めるという、市長の有力な後援者としての立場を悪用し、上田市長と結託して市政を歪めている可能性が極めて高い点です。記事によれば、彼は一貫して「上田」市政を支え、市長の政策を擁護する立場を取ってきました。例えば、新興製作所跡地の購入拒否やJR花巻駅の橋上化における予算案復活の呼びかけ、そして新花巻図書館の立地誘導質問など、その行動は常に市長の意向に沿うかのように見受けられます。
 

 これは単なる個々の議員の意見表明にとどまらず、市長の強力な支援者が、自身の立場を利用して議会や市政に不当な影響力を行使しているのではないかという疑念を抱かせます。市長の「強権」支配を「革新」政党に属する市議が下支えしているという指摘は、花巻市の民主主義が健全に機能しているのかという根本的な問いを私たちに突きつけます。
 

 市長と特定の有力議員が密接な関係を築き、その関係性の中で市民の利益が軽んじられたり、特定の方針へと誘導されたりしているのだとすれば、それはもはや個人のコンプライアンス違反に留まらず、市政全体の公正性・透明性を揺るがす由々しき事態です。市長の「政治責任」は免れないどころか、むしろこの「疑惑」の人物を重用し続けてきたこと自体が、市政の歪みを許容してきた証左ではないでしょうか。
 

 照井議員は、速やかに自身の公職選挙法違反の疑いについて、誠実な態度で説明責任を果たすべきです。そして、もし違反が事実であるならば、その責任を明確にし、市民の信頼を回復するための行動を示すべきです。また、上田市長も、ご自身の後援会幹部の疑惑について、そして照井議員との関係性の中で市政がどのように運営されてきたのかについて、市民に対し明確な説明を行うべきです。そうでなければ、我々市民は、彼らが今後も花巻市の議員・市長としてその職務を全うすることに、大きな不安と不信感を抱き続けることでしょう。
 

 この問題は、単なる一議員の不祥事に留まらず、花巻市の政治全体の透明性と公正性、そして民主主義の健全な機能に関わる重大な問題であると認識し、我々市民は今後の対応を注視していきます。

 

 

 

 

(写真は地域住民や篤志家の手で維持・保存されている「防空監視哨聴音壕跡地」=花巻市若葉町二丁目14-15で)

 

 

2025.06.06:masuko:[ヒカリノミチ通信について]

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