日曜日、一流有名人を支えるスゴ腕仕事人を発掘!
”ニッポンの縁の下”というTV番組を見ました。
番組の中で、2020年東京五輪のメイン会場を設計された
隈建築士さんの話題もありました。
建築士の隈さんは、木造の建築にこだわって
世界を股にかけている方のようです。
金物を使わず、木組だけで建築する隈さんの建物を形にするために、
木材の仕口を加工する専門の会社が紹介されていました。
その会社の社長さんは、難しい木組を依頼されるたび、
隈さんの挑戦状だと思って、やってやるぞという気持ちで
取り組んでいるそうです。
また、その会社の職人さんへのインタビューでは、
組み方の順序を考えながら、その仕口の
施工図を描く技術者の方がいなければ実現できないとの話には、
思わず見入ってしまいました。
その技術者の方は、もともと大工職人さんで、40代半ば、落下により
下半身麻痺となり、そこから施工図を描く、技術者になった方でした。
東京青山のとあるカフェでは、”地獄組み”という組み方で建物廻り全体を
覆っていましたが、そのために、3000枚もの施工図を描いたそうです(@_@;)
その事実を知った、建築士の隈さんは、「世界を駆け回っているからこそ
日本の木造技術が世界一であることがわかる。また、その技術力を
自慢しないことも世界一だ。」とおっしゃっていました。
建築に携わる縁の下のスタッフとして、仕事に対する想いの強さと
謙虚さを常に持っていなければならないなと改めて感じました。
東京青山のカフェにも行ってみて、技術者さんの想いにも 是非
触れてみたいなと思いました。(*^_^*)
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