ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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今年の秋は雨が続いた。重量級刈り取り機械であるコンバインはぬかるむ田んぼの中、あっちこっちで故障して止まっていた。足回りが沈み、方向転換する際にキャタビラに無理がかかる。我が家のコンバインも足回りが故障した。修理費に50万円かかるという。


こんな時だ。「農業はやめようか」となるのは。
 我が家の場合、直に消費者に販売できているからまだましだが、営農貯金なんて全くないに等しい。もしこれが高額の修理費ならば、考える余地はない。即、離農だ。
 全国の稲作農家はそんなギリギリの淵に追い込まれている。実際、直近5年間でも農家全体の24%にあたる26万戸の農家が離農している。26万世帯!それも5年間で!
いまや稲作農家の平均年齢は71・1歳。未来がある青年の多くは見通しが立たない稲作を担おうとはしない。当然だろう。持ってもあと5年だろう。その後、いったい誰が日本のコメや作物を作るのか?


 農家の‥というよりも、国民のいのちの持続性、食の未来と生存権が脅かされている。にもかかわらず、政治家は「上級国民」としての自分の椅子を守るだけで、それを投げ出してでも闘う意志と気概がない。それらを頼っても何の解決にもならない。

 ここはフランスの高校生に学び、全力を上げた「一揆」が求められるところだ。来年の㋂、再々どの「一揆」を敢行する。あなたにも、あなたにも、あなたにも呼びかけたい!いざ、共に!


 生産者に再生産可能な価格補償を!
消費者に生活の持続可能な価格を!
その差額を国家が社会の維持費として補填すること!

隣の白鷹町に、息子と二人でリンゴを中心に、ラ・フランス、桃など3ヘクタール余を栽培している果樹専業農家がいる。「果物は出荷を迎えているが、忙しいだろうな?」と聞いたところこんな返事が返ってきた。


「朝は4時には畑にでる。朝飯は畑におにぎりを持って来てもらい、昼は自宅で食べるが休む間もなくすぐに畑に出る。夜は果実の選果と箱詰めなどの出荷の準備。これが年内いっぱいに続く。でもこんなスケジュールは剪定作業が始まる2月ごろから12月ごろまで普通に続く。それでも経営できない。収入が少なく、やっていけない。農繁期は臨時作業員を頼むが支払いが精いっぱいで、暮らすのが難しい。冬は土建業で働く。
 かつては90戸ぐらいいたリンゴ農家は今では20戸ほどなった。高齢化していて平均年齢は70歳ぐらいだ。梯子をかけて高所での作業が多く、いつまでもできる仕事ではない。俺の息子は40代だが、村では珍しい存在だ。隣のリンゴの産地、朝日町でも離農者が多く、事情は白鷹町と同じだ。後継者が無く、管理できない園地を集めて法人化し、規模を拡大しようとする団体があったが、採算が合わず、放棄して農業から離れて行った。」


 これはサクランボなどの高級果実にも言えて、そこでも果樹の伐採が広がっている。需要があっても作る人がいないのだ。後継者がいない。
このことは市場の動向に無防備なままさらされている作物全般に言えることだ。暮らせないのは果樹農家だけではない。稲作農家はもとより、野菜農家はもっとひどい。酪農家も同じだ。
いま、農業の抜本的な政策が求められている。


 志のない農水大臣のアレヤコレヤは、農といういのちの世界の崩壊の前では些末なことだ。それをいち早く片付けて、国民の食を守る根本的な政策に早急に取り組まなければ取り返しがつかなくなるだろう。農の現場で働く者として切実にそう思う。


ん?国会議員自体が、「些末な事」にしか対応できない小粒な人間になっているという事か?
いずれにしても大変な事態だ。 表示を縮小

我が家の稲刈りはようやく終わった。息子は日照不足がたたって例年と比べ1〜2割減だという。これは我が家だけでなく全国的な傾向らしい。
 コメは収量減だけでなく価格も大きく下がっている。
(公社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)は4月7日、米のコスト指標を公表した。

4月時点の生産段階のコスト指標は玄米60kg当たり2万535円となったという。「コスト指標はコストの積み上げ値であり利潤を含まない」。ところが農家のJAへの販売価格は1俵60kgあたり10,000〜15,000円前後。仮渡価格ではあるがコメ余りの中で最終価格もあまり変わらない見通しだという。この価格では農家は暮らせないことは明らかだ。


 もしかしたらコメ作りで暮らしていけるかも知れないと一時、思い始めた農家がいたとしても
「やっぱり・・」とあきらめるだろう。
 市場の動向を受けた需要と供給の価格では、これまでと同じように農家が離農するだけだ。

 生産者に所得補償を実現する政策を打ち出さなくては稲作も、野菜も、酪農も成立しない。この国の一次産業は崩壊する。そして今、現実的に消費者の食の危機を孕(はら)みながら、農の崩壊過程が進行している。いま必要な手を打ってもすでに間に合わないかも知れない。無策のなか、農の崩壊過程が早すぎる。


 生産者に再生産可能な価格補償を。
消費者に生活の持続可能な価格を。
その差額を国家が国の維持費として補填する。

コメで言えば、いわゆる二重米価だ。かつて食管制度があったが、その再度の制度化が求められている。
それも早急に、だ! 表示を縮小

署名にご賛同ください

オンライン署名 3万筆突破!
農業と食料を守るための所得補償制度を求めます
すべての農家が再生産できる価格と、消費者が買い続けられる価格との差を補填する、実効性のある所得補償制度を求める署名に取り組んでいます。オンライン署名のほか、紙の署名用紙もあります。

たくさんのご賛同ありがとうございます。さらに多くの方へ、この署名を届けてください。

オンライン署名(Change.org):30,194筆(2026年8月25日 15:59確認)

※紙の署名は含みません。

第1次集約:2026年12月20日 / 第2次集約:2027年3月20日

いただいた署名は、集約後に、政府に提出する予定です。

オンライン署名に賛同する
署名用紙・説明文をダウンロード
オンライン署名のページでは寄付を求める案内が表示されることがありますが、署名時のカンパは受け付けていません。

全国に広がっています
2025年3月30日の最初のトラクター行進から、取り組みは各地へ広がりました。デモ行進は一度きりの出来事ではなく、いまも続いている運動です。

行動が行われた地域
(2025年3月〜12月)
23都道府県
各地の行動への参加者
(2025年3月〜12月の延べ人数)
約7,000人
現在のオンライン署名
(Change.org)
30,194筆
2026年3月29日の統一行動は17カ所で同時開催され、2026年7月11日には新潟市でも集会と行進が行われました。

直近の活動を見る

私たちが求める3つのこと
国民が国産食料を食べ続けられる政治を求めます
安定して農家が営農できる所得補償制度を求めます
食料の需給の混乱を二度と起こさない事を求めます
趣旨・案内を見る

参加するには
署名する、各地の行動に参加する、実行委員会に加わる、支える。関わり方はいくつもあります。

参加案内を見る

最新情報
署名、各地の活動、公式動画、メディア掲載など、現在の動きをまとめています。

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ご支援のお願い
トラクターの移動費、資材費、印刷代など、行動には費用がかかります。ご支援が運動の継続を支えます。

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公式発信
「令和の百姓一揆2026」の記録映像、公式楽曲、公式YouTubeチャンネル、メディア掲載はこちらです。

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活動の原則
実行委員会は、他の団体・農法・人への批判を行わないこと、反社会的行為や暴力行為・破壊行為を行わないことを申し合わせ、活動を続けています。

申し合わせ事項を読む

https://motion-gallery.net/projects/dendenden2026

映画「田田田」は制作者の佐藤洋紀監督が、静岡、島根、山形の稲作農業の現場を詳しく取材し、いったいコメの生産現場で何が起こっているのかを広く知ってもらおうと作ったドキュメンタリー映画です。
大規模農家、小農(家族農家)、新規就農者など視点は多面的です。
村の田んぼで働く農家(俺もその一人だけど)の、生の声がその厳しさを良く物語っています。
 ぜひご覧ください。そして拡散していただけたらありがたい。
2026年中に公開予定。

6月16日の農業新聞の記事は読みづらかったですね。主旨をここに抜粋、整理して再掲載いたします。
<担い手 農地受け入れ急減 規模拡大限界>
「中小農家が離農などで手放した農地について、大規模農家の受け入れ余力が急速に低下していることが東京大学の安藤光義教授の分析で分かった。(中略)農家が減る中、既存農家の規模拡大だけで農地を維持することは困難で、農家数の維持・増加が欠かせない実態が浮き彫りになった。」
さらに安藤教授はこんなコメントを寄せている。
「農家の数が減少しても、生産性の高い大規模農家に農地を集めれば、全体の農地面積を維持できる段階ではなくなってきている。」「中小農家の減少に歯止めをかけ、農地の受け手となる若手農業者を手厚く支援することが日本農業を存続させる近道だ。」
(6月16日 日本農業新聞)
今の日本にそんな「近道」なんか有りはしない。それどころか、直近5年間でも農家全体の24%にあたる26万の農家が離農している。26万世帯!それも5年間で!
いまや稲作農家の平均年齢は71・1歳。持ってもあと5年だろう。その後、いったい誰が日本のコメや作物を作るのか?私はいま、「市民皆農」と「掛かりつけ農家」の組み合わせを提案している。いざという時の為に問題を地域的に、かつ具体的に考えることが大事だと思う。
 その発展として地域自給圏(あるいは遠隔地を結ぶ、関係性の自給圏)が出来たなら素晴らしい。

しばらく日本農業つぶしを進める農業政策批判を離れ、ニワトリたちの境遇を知ってもらう文章をお届けしたい。しかしこれは結局同じ話に落ち着かざるを得ない。同じ日本というシステムの中の世界だから。
ここで何度か書いて来たけど、ゲージ(籠)に入れられたニワトリたちは、あまりにも悲しい鳥たちなのだ。だから繰り返し取り上げたい。少しでも彼らの救済につながればと思ってのことだけど。
日本で飼育されているニワトリの92%以上がこのゲージ飼いだ。日本人が普通に食べている卵、スーパーから買ってくる卵は全部これ。「森のたまご」であろうが「ヨード卵光」であろうが全部これ。ひとたびそこに入れられたら最後、彼らは羽を広げることはおろか、歩くこともできない。そこには金魚鉢の金魚ほどの自由もない。
 想像してみてほしい。狭い籠にギュウギュウに詰められ、絶望の中で暮らす毎日を。
おそらく世界中の生き物の中で、最も自由を奪われている生き物が彼らだ。生きること自体が地獄の日々。叫びたくなるような過酷な日々。実際に泣いてもいよう。叫んでもいよう。生産効率が何よりも優先された飼育方法の行きついた先がこれだ。過密状態で大量に飼育される「工場」の中で、鶏たちは苦しみ、もがき、絶望しながら短い一生を終える。
 ヨーロッパではすでにこのケージ飼い養鶏は禁止となっている。それは「動物福祉」という考え方から来ている。アメリカでも6つの州で禁止が決まっていて、その輪は年ごとに拡大しているという。経済動物ではあるけれど、処理される直前までその動物らしい暮らし方が保障される。いのちの尊厳が守られる。
なんとか不幸な彼らをこの境遇から救う手立てはないものか。俺も考えた。これはニワトリだけの境遇ではないなと。我々日本の農民もまたこの「経済効率」で潰されかかっているし、多くの日本に住む人々の上にだって辛くのしかかっているのもこのモノサシから来る現実だ。
労働者の3割近くが何の補償もない「非常勤」を強いられ、女性労働者の半数近くもそうだ。人を幸せにしない「経済効率」。
あまり大きなことは言えないが、ニワトリたちを企業養鶏から救済するだけでなく、あわせて「経済効率のモノサシ」自体を問い直すことが必要だろう。そうしないとニワトリ同様、我々もまた「生きて行く幸せ」を実感できぬまま人生が終わってしまいかねない。
 ニワトリ解放戦線を作ろう!まず彼らを大地の上に解放だ。それとともに俺達。我々には何重にも籠があるが最後の籠を破って外に出た時が解放の時だ。経済効率のカゴと最後の籠、日米地位協定、アメリカのカゴだ。
 (左は菅野農園の放牧養鶏。右は効率優先のゲージ飼い養鶏)

<令和の百姓一揆・2006,3月行動 報告>
「令和の百姓⼀揆統⼀⾏動」( 3⽉29⽇開催) 「よりあい」まとめ
1. ⽬的について
・昨年度の⾏動を発展させて農業と⾷を守る取り組みを広げる。
・全国で開催されている取り組みの連携を取りながらさらに拡⼤していく。
・⽣産者と消費者の連帯の輪をひろげる。
2.概括
・東京会場の参加者は1200⼈、ボランティアスタッフ約50名で、参加者は昨年度より減少しました。
昨年度は⽶不⾜により注⽬度が⼤きかったこと、また、前回の総括を踏まえて各地域での同時開催をめざしたこ
とで、東京での参加者は減少となりました。
・また、SNS等での広報が不⼗分で認知度が昨年に⽐べて低く開催を知らない⽅もいました。ホームページや
SNSは途中から強化しましたが、本来はもっと早い段階から継続して積み上げる必要がありました。
・全国統⼀開催は17カ所となり、また、各地域の実⾏委員会は26都道府県となりました。
特にこの1年間で約半数の都道府県で実⾏委員会が⽴ち上がったのは⼤きな成果といえます。⾏進に限らず、集
会、シンポジウム、スタンディング、など様々な形態で実施されました。東京会場、地⽅会場あわせて2,200名
を超える参加⼈数となりました。
・農家の所得補償などを求める⾃治体意⾒書が複数採択され、集会でも成果が強調されました。
3. 東京集会について
(1)集会について
・集会は1時間半を予定して、地域からの報告、ドライバーの紹介を⼀定時間予定していましたが、多くの⼈が
短時間の発⾔に終わったため、時間が余り、急遽、地⽅議員のあいさつなども⾏いました。今後は進⾏⽅法など
を検討する必要があります。
・各地域代表挨拶�/軍磧碧抂罅豊�⼭形(⼩野寺)�9�島(浅枝)�て�⽊(天⾕)�ダ虱奸�⾦⾕、⽥端)�Π饐�
(秋⼭)��⿃取(鎌⾕)�╂轍�(藤松)��宮城(⽯井)他
地⽅議会での取り組み ��草島:⼭形県鶴岡市議会 ��鈴⽊:⼤磯町議会・岸:神奈川県伊勢原市議会
・マスコミ対応 16社が取材、国会議員は3名
・国会議員及び関係者の発⾔、参加者のプラカードなどの表現内容についてどこまで規制するかは議論する必要
があります。過度な規制は表現の⾃由を奪うとの声もあり、あくまで⾷と農を守る内容に限定し微妙なものは代
表、事務局含めて複数⼈で判断していきます。
・会場および配置について、会場の⻘⼭公園は、現在、都内ではこうした集会が開ける会場が少なく、また、ト
ラクターなど⾞両も同会場におけるほぼ唯⼀の会場になっています。⾏進のコースも考慮するとベターと考えま
す。ただし、ステージ設置経費やトイレ問題なども課題です。今回は⾊別で参加者の位置をあらかじめ決めたこ
とは、その後の⾏進への移⾏も含めてスムーズに⾏うことができました。
・トラクターや軽トラできていただいた⽣産者の農産物を購⼊したいとの消費者の声もあり今後と⽣産者の交流
を図る取り組みについて検討していきます。ただし、東京都⽴公園内での物品販売は⾃治体等の後援がないと禁
⽌されているので、⽅法は検討が必要です。
・集会終了後、⼈⾏進出発前にステージの撤収作業がはじまり、その間の集会などが⼗分にできませんでした。
会場撤収作業については⾏進出発後から作業を⾏うように業者との打ち合わせを徹底していきます。また、終了
前に周辺地域の⼈が会場に⼊ってきて、野球やサッカーを始めてしまい事故が起こる可能性がありました。今後、
1⽇貸し切りであることを周知徹底して、公園管理者とも協議します。
・受へ付の誘導については、昨年度に続いてトラクター搬⼊⼝側から⼊場される⽅が多数いて、受付場所がわか
りにくいとの声がありました。今後、導線の案内を強化していきます。
・⾏進時に具合が悪くなった⽅がいて、今後、救護⾞の配置や仕組みについて強化していきます。
(2)パレード・⾏進について
・⾞両は、トラクター8台、軽トラ20台が参加。昨年度の取り組み及び各地での展開。トラクター搬⼊にかかる
コストなどを踏まえ、トラクターを減らし、軽トラに替えました(軽トラの搬⼊補助はなし。トラクターの搬⼊
補助は継続)⾞両パレードの運⾏はおおむねスムーズで、アピール効果も⼀定程度ありました。
・提灯⾏列のために「令和の百姓⼀揆」名⼊りの提灯を1000個購⼊し、地⽅に100個発送、東京で600
個使⽤しました(在庫は300個)。50個はトラクター、軽トラのデコレーションに使⽤。残りは⾏進時に持っ
ていただきました。
提灯の経費を賄うためのカンパは約69万円集まり、当初の⽬標を達しました。
・横断幕、のぼり旗、うちわ、は昨年度のものを使⽤し、 のぼり100本、横断幕20本の在庫でした。提灯を
⼿配したためにのぼり、横断幕は追加発注をせずにやりくりしようと判断しました。のぼりは⾞両のデコレーシ
ョンを優先したために、⼈⾏進⽤ののぼりは⼀部不⾜してしまいました。あらためてツールの運⽤計画を検討し
ていきます。
・⾏進時間 提灯⾏列の効果をたかめるため⼣⽅の⾏進時間となりました。遠⽅からの参加者もあり、これ以
上遅くできない状況でした。時間についてはさらに検討が必要です。
・トラクター、軽トラの送り出し、⼈⾏進のグループつくりは事前の⾊別区分けもあり、⼤きな混乱なくできま
した。⼈⾏進は5グループで街宣⾞もグループごとに配置できました。コーラもグループごとに2名以上配置し
事前練習もできました。⽚付けもグループごとにスムーズに実施できました。
4. 各地の統⼀⾏動について
北海道釧路市
北海道豊富町
北海道札幌市
⼭形県⻑井市
静岡県浜松市
愛知県名古屋市(4⽉20⽇実施)
奈良県奈良市
京都府京都市
広島県三次市
⼭⼝県⼭⼝市
福岡県福岡市東区
福岡県福岡市中央区
福岡県筑紫野市
福岡県筑後市
熊本県⽟東町
熊本県⼈吉市
沖縄県那覇市 合計 1034 ⼈参加※4/13 時点の集計(東京除く)
今後計画されている地域 千葉、宮城、新潟
・各地域での取り組みは、トラクター、軽トラ⾏進、スタンディング、スピーチ、学習会など様々な取り組みが
実施されました。
・各地域からは昨年度に対して⽶価があがったこともあり、⽣産者、消費者の関⼼の潮⽬が変わったとの報告が
あり、
あらためて、すべての農家への所得補償は、⽣産者だけでなく、消費者に安定した価格で購⼊できる双⽅に必要
な政策であることのアピールが必要との意⾒が多数だされました。
それぞれの報告を集めて、各地の今後の取り組みにも⽣かしてくことが必要です。
5. 会計 予算と執⾏ ※別紙参照
収⼊ 前年度繰り越し 3,700,639円、寄付⾦ 618,780円、 会場内でのカンパ 689,214円
⽀出
4⽉8⽇現在、⽀出⾦額 2,570,944円 残⾦2,503,452円
昨年に⽐べて寄付が少なかったのは社会情勢や SNS での告知不⾜に加え、検索結果上で今年の正式な公式情報
や寄付ページへのアクセス誘導が弱かったことも影響したと思います。今後は、公式ページの寄付ページにきち
んとつながるようアクセス体制を整えていく必要があります。
6. 今後にむけて
�� 令和の百姓⼀揆の認知度をあげる取り組み。SNSでの広報を強化する。
�� 各地域での実⾏委員会の⽴ち上げを⽀援していく・
集会、シンポジウム、学習会の開催
�� 持続的に取り組めるように財政基盤の強化
�� 各地の⾃治体での意⾒書採択の推進
�� 全ての農家への所得補償をめざして、政党や国会議員対策を強化する。署名活動の取り組みを⾏う。
�� その他
「農家の所得補償」を求める署名運動が提起され、検討することになりました。
�� について実⾏委員会内にプロジェクトチームを⽴ち上げSNSの広報を強化していきます。
�イ砲弔い董△垢戮討稜晴箸暴蠧席篏�の実現をもとめる署名活動を⾏う。このためのプロジェクトチームを⽴ち
上げます


菅野芳秀


トンボと田んぼと熊の関係

経費節減のため、春に散布すれば秋まで効果が長く続く殺虫剤や殺菌剤が、広く田んぼで使われるようになっている。
トンボの多くは田んぼで生まれるが、幼虫(ヤゴ)の段階でほとんどが死んでしまう。
夏になると、生き残ったトンボは山に向かい、山で暮らす。
そして秋になると、再び田んぼへと戻ってくるのだが、
山では、ナラ枯れやブナ枯れの原因となる虫を盛んに食べてくれていた。
ところがトンボがいなくなったことで、その虫が大発生するようになった。

全国で蔓延しつつある「ナラ枯れ」は、カシノナガキクイムシという虫が原因だが、トンボが減ったことでこのその虫が大発生し、
ナラが枯れ、ドングリが少なくなり、餌を求めて熊が里に下りてくるようになった。

ブナ枯れについてもほとんど同じ。
ブナを枯らす虫から木を守ってきたのもトンボ。
農薬が、トンボを極端に減らし、ナラやブナを枯らし、熊の出現に至る。

根本的な解決は、熊を殺すことではない。農法を見直すことだ。
我が家では、米作りの原則として殺菌剤や殺虫剤を使っていない。
それでも米作りは可能だ。農家だって、本当はそんな農薬は使いたくないのだから。
こんな米作りを、少しずつでも他の人たちに働きかけていきたい。
みんなでやりましょう。

閑話休題(その1)

熊への感謝の気持ち

3月9日、朝日連峰のふもと、西根の里に熊が出たという。まだ山にも里にもたくさんの雪がある。
何を求めてのことだろうか。食べる物などない。あったとしても、すべては深い雪の下だ。それでも出てきた。なんだか、かわいそうな気がする。
昨年の秋は、ほぼ毎日のように熊の出没注意報が出た。ブナやナラの実は不作。秋に実りを迎えるドングリやクリ、ブナの実などは、熊にとっては重要な栄養源だ。この時期に十分な栄養を摂らなければ、冬を乗り切ることはできない。そのため熊は木の実を求めて長距離を移動し、ときには人里にも下りてくる。
わが家のすぐ近くにも、熊に食べられた柿や、木に登った痕跡が見られるし、熊の糞もあちこちに落ちている。その糞を見ると、種のようなものがたくさん含まれている。
「あ、これだな……。」糞を棒で突っつきながらよぉーく見る・・・。やはり種だ。
朝日連峰は、日本最大級のブナとナラの森を有する広葉樹林帯だ。その広大な面積の隅々までブナやナラの種を運んだのは、熊だと言われている。熊は25〜100㎢ものテリトリーを移動しながら行動するという。その広い範囲でブナやナラの実を食べ、いくつかの種を糞(肥料)と一緒に落としていく。
その数百年、数千年の営みが、この広大な広葉樹林帯を作ってきた。熊は自然の一部なのだ。それを考えると、危険だからという理由だけで殺してしまう前に、私たち人間が考えなければならないことが、まだあるような気がする。



「令和の百姓一揆」第二弾を行います。下のポスターをご覧ください。
=各地区連携のもと、「別個に起って共に!」=

1,首都圏の場合;日時は3月29日。場所は東京都港区六本木「青山公園南地区・多目的広場」(昨年と同じ場所です。)下のポスターをご覧ください。

2,首都圏が遠い場合は、(実行委員会が作られているところでは)日時を同じくして、各地実行委員会主催の「一揆」を行えるよう働きかけています。

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☆食と農の問題は「いのちと生存とその持続性」に関わるの問題です。主義、主張を超えた大きな連携が求められます。「対決軸」では解決しません。また、そうして良い課題でもありません。

☆食の生産現場では、2〜3年前のような「時給10円」ではありませんが、生産者の所得は不安定なままです。その為、農家の離農に歯止めがかかりません。離農はそのまま消費者の「食の危機」につながっています。

☆離農の流れを食い止めるための必要な政策である「生産者への欧米並みの所得補償」はまだ実現できていません。また、それは「国民的要求」になっていません。生産者の離農の背景には、生産現場の深刻な事態に対する多くの国民の無関心があります。

☆生産の持続性を守る為にも、農と食の生産現場で進行する、深刻な事態を多くの国民に知ってもらうためにも、再度の「一揆」を敢行します。

☆それは政府を追い詰めることを目的とする運動ではありません。生産者、消費者、関係機関・・ともに農と食の「希望」を作り出そうとする運動です。いのちと食を守る共同の運動です。大らかに、ほがらかに、やりましょう。

<お願い>これを「拡散」していただければありがたい。