ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
大切に戴きます・・お米
お大事になさってください
腰痛とは大変ですネ!
大方済んだ後で不幸中の幸いでしたね。
ミツバチの大量失踪
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ヨーロッパでは日本のテレビ番組をロンドンから放送する放送局があります。(衛星放送)基本的に有料ですがニュースと、幾つかの番組がデコーダーなしでも見られます。その中で、クローズアップ現代は貴重な番組。6月12日(木)放送の「アメリカ発・ミツバチ“大量失踪(しっそう)”の謎」は大変興味深く、菅野さんが警告されている農業のあり方や社会のあり方にとても似通った議論を提起していたので、こちらにご紹介してみます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 いま、アメリカ全土で、養蜂家の所有するミツバチが大量に姿を消し、農業大国に衝撃が広がっている。アメリカでは農作物の3分の1をミツバチの受粉に頼っているだけに、食糧高騰に拍車をかけかねないと危機感が高まっている。科学者たちはこの異変を「蜂群崩壊症候群(CCD)」と命名。米農務省は緊急に研究チームを立ち上げて原因究明に乗り出した。明らかになりつつあるのは、グローバル化に伴う食糧増産のなかで、人間が自然に逆らった農業を営んでいるという実態だった。ミツバチの"大量失踪"は何を警告しているのか。研究チームの調査と各地で始まった対策を通して検証する。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 わたしも全く知りませんでしたが、ミツバチをいかに働かせるか、ミツバチの労働環境が劣悪であること、食生活が侵害されていること。など、人間社会に何か通ずるものを感じさせる番組でした。 蜂はそんなことを感じたり考えたりする脳は持ち合わせてはいないんでしょうが、幸か不幸か人間はそこを考えるわけですよね。 それから、ミツバチが農薬の影響で免疫力が極端に弱くなっていると言う事情も、実に考えさせられました。 そして、農業経営に必要な植物の受粉をミツバチだけにさせるのではなく、他の昆虫を増やした方がいい、そのためには、野生の花が繁殖できるような環境を。つまり、くさっぱらや、あぜ、のような余白と言うものが大切なのだと、言う学者も登場しました。 |
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たんぼの畦にはきれいな花々が咲いています。田植えはほとんど機械で植えますが、田んぼの四隅は手で植えます。田んぼは全部で16枚。よって四隅は64箇所。これはこれでなかなかの世界ですよ。大きな身体を折り曲げて一株、一株植えていく作業は腰にいいわけない。でもやるしかないよね。どこかで腰を曲げてとぼとぼ歩いている私をお見かけしましたら、どうか、見てみぬふりをしてやってください。
3月の下旬に種もみ消毒(2006,4,20「種もみの消毒」参照)、種まき、苗代、育苗管理、田んぼへの堆肥散布、耕運、代掻き、田植えとすすんできた農繁期。ようやくここまできました。これまでの数々の作業を振り返れば、やっぱり、堆肥散布がもっともきつかったですね。 私は二種類の堆肥を撒いています。レインボープラン堆肥と自然養鶏の醗酵ケイフンです。化学肥料は極力つかいません。作物を食べることは土を食べることだと思うからです。食べられる土をつくる・・・これが農業の基本だと思うんですよ。
なんて・・・こう言えばカッコウはいいが、その世界を実現するのは大変です。2・6ヘクタールの田んぼ。化学肥料をパラパラと撒けばものの半日ですんでしまう。最近はそれさえも省き、田植えしながらポトポトと機械が肥料を落として行く。簡単なもんです。でも、堆肥散布はそうは行きません。一週間以上かけての力仕事です。レインボープラン堆肥は機械で撒く。大変な中でもこれは比較的容易です。醗酵ケイフンが問題だ。鶏舎からトラックに積み上げ、運び、更に田んぼで運搬車に移し、運搬車を動かしながらスコップで撒く。ケイフンはチッソ比率が高いため、レインボープランの堆肥のように、大雑把に撒くわけにはいかないのですよ。ドサッと落ちたところは肥やしが効きすぎて、大概はイモチ病にかかっておしまい。お米は作れません。だから少しずつスコップにとっては平に、均等に撒く。これが難儀で、終われば難関突破のほっとした気持ちになりますよ。
いまは、大変な時期を振り返りながら、四隅を丹念に植えています。
田んぼの畦にはオオイヌノフグリ、忘れな草・・・それに名も知らない小さな花々。本当にきれいです。それらを見る余裕がようやく生まれてきました。種まきから始まった農繁期、ようやく終盤です。
・・・と、ここまでは5月の24日に書いたもの。
25日の日曜日、本当に腰を壊してしまいました。「腰部脊柱管狭窄症」と診断され、半月後の今も安静の日々をつづけています。このことにまつわる顛末記はいずれ書きましょう。腰の痛いのは大変ですね。どなた様もお気をつけください。
写真は畦の花たちです。きれいですよ。いいですね。野のはな。