シンドゥー(スインドゥー)のガラムマサーラーを表記しましたが、見てわかるようにミルチ(赤唐辛子)は入ってません。
赤唐辛子が入ってるのは、日本製のガラムマサーラーだけです。
40年前に翻訳した人が、ガラムマサーラーを(たぶん英語でHOT spicesとあった)、”HOT”=”ひりひり辛い”と訳したんだろうね。
HOTのガラム(ヒンディー語)には”温める”という意味もあり、空煎りして使う場合があります。
今回のシンドゥー地方のも、空煎りしてすりつぶすやり方です。
日本のスパイスメーカーも調べないのでしょうか、本当はこうだということを。
東大で活躍している女性のお弟子さんが来た時「先生ならわかってるだろうけど言ってくれればいいのに」と言ったら、お弟子さんに「みんなが勘違いしてるのだからその方が正しいと思う」と言われ、何にも言えなくなりました。
インド旅行中に、”ガラムチャイ””ガラムチャイ”とお茶屋さんが大きな声で呼んでるのを聞いて、”あ~、辛いお茶か”と思い違いをしないように。
”熱いお茶”と言ってるので。