松山さんとのこと
松山さんの勉強会、師と弟子、2人状態。即ちウパニシャド状態が続いてて私が佛教大へ入ったということは前にも書いたが、そのスクーリングで知り合った東京支部の後輩のSさん、彼は1年生だったが、やはり佛教学科なそうで親しく交わった。ある時松山さんとこへそのSさんを連れていったら、私と一緒に行った足立区のG院というお寺の僧侶を師僧として坊主になり、そのお寺の手伝いのお通夜に行かされたりしてと話してて、松山さんに大工の手間賃が1万3千円なのにあそこから(G院)は5千円しかもらえないと松山さんに嘆いてて、(私はまだ彼は資格を取ってないんだから当たり前だと思ってた)後で松山さんに彼は僧侶になりたいのか金儲けしたいのかどっちなんだろうねと聞かれて、坊主になるやつなんて、みんな金儲けしたい気根のいやしい連中ばっかりといったことがあった。そのS氏は自分のうちを寺院に建て直し息子に黒塗りの高級車を運転させ、後ろの席にふんぞり返ってたという話を聞いた。でもその頃はこっちも付き合ってなかった。 その後5年か6年かして亡くなったらしいので。 やはり人間、気根の素晴らしい人は素晴らしい。 松山さんのように。
2014.12.15