相変わらずも楽しい
よく、山形の人はと思ってしまうが、そうではなくといわれるのだが、 今、山形に住んでるのだから、 そういうのだという話だが… 何でジャイみたいな店へ来て、カッコつけるのだろうと思ってしまう。 私は料理の説明や、食べ方の説明をするのは、 私の料理を美味しく食べてもらいたいためなのです。 ご飯にかけて召し上がりくださいと言っても ご飯はご飯、カリーはカリーで食べる人の なんと多いことか。 そしてチャトニーも、プーリーにつけて召し上がったり、 カリーとカリーの間に召し上がりくださいと言っても 全然手を付けずに残す客。また、カリーを僅かだけ残す客、 その位なら食べられるだろうと思うのに 少しずつ残す客。私には見栄を張ってるように思える。 ”こんなのいつも食べてるから残したのよ、”みたいに思えてしまう。 私のつくってるカリーは、インド料理だけどどこでも食べたことのない料理なのに そんな風に思われるのは心外だ。 口に合わないなら、ほんの少しずつ食べて 食べれないなら、しょうがないと思うけど それだけ気持ちを入れて作ってるんだということを知ってほしい。 ただのカレー屋のカレーとは違うんだということを知ってほしい。 けど、無理なことなのだろうね。 東京でやってた時は、そんな目には合ってなかったし 仙台の時もそうだった。 化調を使わない美味しいものを、美味しく食べてほしいというのが、 私の思いなのだが、そんなこと言うから 店は相変わらずなんだろうね。
2018.08.14