エフエム仙台でユーミン特集が組まれていました。
若いシンガーソングライターの番組です。
シンガーソングライターからみた「ユーミンの言葉選びの巧みさ」というところが
一番興味を引きました。
「翳りゆく部屋」と「ノーサイド」を引き合いに
「簡潔で、状況を一瞬にしてわからせ、しかも感情が揺さぶられる表現」だと。
確かに!
番組を聞いているうちに、これまで知らなかったユーミンの他の曲も聞いてみたい、
と思い立ち、実に久しぶりにレンタルCDショップへ。
「邦楽」コーナーで、松任谷由実だから「マ行」を探したのですが、ない!!
ん?? そんなバカな!!
そっか、ユーミンだから「ヤ行」か、と思い直し、探したけどやっぱりない!!
んんん???
そっか、きっとユーミンクラスになると、特別コーナーがあるに違いない。
ところが、ない、いや、あった!!
それはそれは驚きの場所に・・・。
なんと、「ナツメロ」コーナーでした(苦笑)。
レンタルしてきた上記写真の下の方、赤く丸で囲んでいるところに、「ナツメロ」という
シールが貼ってあります。ユーミンがナツメロだなんて・・・。
私の中でナツメロと言えば、三橋美智也、江利チエミ、三波春夫あたりでしたが、
天地真理もキャンディーズも通り越してユーミンがナツメロ入りしていたとは!!
自分もすでにナツメロ世代になったという証ですね(笑)。
ちなみに1つだけ2013年リリース「POP CLASSICO」というアルバムだけが
「邦楽」のシールが貼られていました(上記写真で青く囲んだもの)。
ところで、ユーミンはいったいこれまで何曲作ったのか?
1971年1曲、72年2曲とゆるやかにスタートし、73年13曲、74年11曲、
そして75年38曲!! その後10年間は平均29曲/年というから驚きです。
曲作りの他に、コンサートとその打合せ、アルバムづくりとその打合せ・・・。
どうやって38曲も作れたのか!
夫の正隆さんが編曲を担当していたというのはもちろん大きかったと思いますが、
曲が、詩が、ユーミンの体を通して天から降りてきた、としか思えませんね。
2013年までの情報ですが、トータル628曲という驚異的数字でした。