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AIDMAの法則
アイドマって読みます。アメリカのローランド・ホール氏が提唱した消費行動の仮説です。
Aは、Attention(注目してもらう)
Iは、Interest (興味をそそる)
Dは、Desire (欲しくなる)
Mは、Memory (記憶に残る) または Mature(熟成させる)
Aは、Action (行動に移す)
この法則には、人を動かすためにはどうすればいいか、という大切なヒントが隠されています。最終的にはこちらが希望する行動を取ってもらいたいわけですが、そのためには段階を追った働きかけが必要だということです(認知段階→感情段階→行動段階) 。販売促進のための戦略以外にも、効果的な文章や話の構成を考えるときにも用いられています。
例えば、「ネットで月収100万円稼ぐ7つの方法」というタイトルがあったとします。注目はされますが、まだちょっと胡散(うさん)臭い感じです。5人くらいの成功体験談が連ねてあったりすると、少しずつ興味をそそられてきます。その方法のうちの1つが、誰でもできそうに思える内容で綴られている(ただし肝心のところは抜けている)と欲望の芽が膨らんできます。「チャンスをものにする人と見逃す人の5つの違い」、などと書いてあると、記憶にしっかり残ります。そして「資料請求はこちら」というボタンをクリックするのです。
Memoryの代わりにSearch(探る、調べる)やConviction(確信)が入る、と唱える人もいます。つまり、鵜呑みにせず他との比較とか、本当に行動に移すメリットがあるか、などの検討をしっかり行なうということです。インターネットの普及により個人でいろいろ調べることが簡単になったこともその大きな要因の一つですね。
弊社で扱っているノベルティ広告というのは、AttentionとMemoryとActionの一部を担っています。強力なキャッチコピーによって商品やサービスがイメージされ、モノを使いながら記憶され、連絡先を見て行動に移すというステップです。AIDMA効果を期待しているお客様のニーズに応えられるよう、プロとして本質に沿ったノベルティ選別に力を注いでまいります。
ハモコミ通信2005.9
2005.09.01:壱岐産業:[事務局ノート]