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プラスの期待
あけましておめでとうございます。年があらたまると、ごちゃごちゃしていたことも、とりあえずリセットできて、さわやかな気持ちで再スタートできますね。どんな抱負をかかげましたか?
昨年10月号でフレーミングというお話をさせていただきました。年初めには、プラスの期待によるプリフレーム(※)によって、自分自身もそして職場も家庭もすべていい方向に導いていきたいものですね。
好きな言葉で 「人生は今日が始まり! きのうまではリハーサルです。」というのがあります(講演家田中真澄氏の言葉)。年が明けなくても毎朝リセットできるというわけです。いいですよね、コレ。
ジェームス・スキナー氏の提唱する朝の質問(自分自身に対する)は、まさにプラスの期待によるプリフレームそのものです。
「私は今、何を感謝しているだろうか」
「誰が私を愛してくれているか」
「私は誰を愛しているだろうか」
「今、生活の中で何がすばらしいか?」
「何がすばらしいか?」と聞かれれば、脳はすばらしいことを探すことに集中するものですものね。私たちがしなければならないことといえば、すばらしいことがいつ起こってもいいように、真摯な心の準備とより良い行動習慣を磨くことでしょうね。そんなわけで、新年くらいは明るい話題で楽しく語らいたいものです。
昨年の世相を表す漢字は「愛」でしたね。一昨年の「災」と比べてなんといい言葉でしょうか。「愛」と言われれば愛に関することを探すわけで、昨年災いがなかったわけではありませんもの。
※プリフレーム:コミュニケーション技術の一種。前もって期待を明確にし、相手の理解や集中するところを導くというものです。
ハモコミ通信2006.1
2006.01.01:壱岐産業:[事務局ノート]