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プラダン洋式トイレ・防災・アウトドア・簡易トイレ

  • プラダン洋式トイレ・防災・アウトドア・簡易トイレ

プラダン製の簡単組み立て式トイレです。

水に強く、汚れたら洗える!

頑丈で軽量!

焼却処分ができる!

災害用にも使える簡易トイレ

もしもの備えに蓋つきトイレ。トイレのリニューアル工事の際など、一つ有ると安心が違います。

【主な用途】

防災トイレ
非常用トイレ
簡易トイレ 
仮設トイレ 
便器

プラダン製で水に強く、頑丈、軽量です。さらに、焼却処分が可能です。
パーツはわずか6つ。工具不要で組み立て時間もわずか3分。
材質・ポリプロピレン樹脂(中穴構造板)。
断面は安全なウェーブカット加工。

【組み立て方法】

 

サイズ 組み立て時 H412×W295×D320mm
重 量 約1.1kg
材 質 ポリプロピレン樹脂
セット内容 本体トイレのみ

※抗菌消臭トイレセット、カプセルテントと合わせてご利用ください。


※合計金額が11,000円以上の場合、送料は弊社が負担致します。

お問い合せフォーム または お電話 022-233-1776 でお問合わせください。

2024.05.16:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2024年5月号

  • ハモコミ通信2024年5月号

生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。


 

◎ひび割れた水瓶(みずがめ)(ハモコミ通信2012年12月号②)

インドに一人の水汲み男がいました。

天秤の左右の大きな水瓶に水を汲み、丘の上にある主人の館まで運びあげるのが仕事でした。

館に着いたとき、右側の水瓶にはなみなみと水が入っていましたが、左側の水瓶はひび割れていたため水は半分しかありません。

ひび割れた水瓶は 「自分はひび割れていて役に立たないから、取り替えてくれ」と男に頼みましたが、男は何も言わずに水を運び続けました。

右側の水瓶はいつも満杯の水をたたえて得意そうにしています。

2年あまり経ったとき、たまりかねたひび割れた水瓶が
「自分のような出来損ないを使っていては、あなたの努力が報われない。申し訳ないから、 完全な水瓶を使ってほしい」 と、また頼みました。

男は黙って、丘の上から振り返りました。すると、 道の右側には美しい花が咲き乱れています。

水汲み男は、「最初から水漏れに気がついていたのだよ。お前のひび割れを利用して役立てようと考え、私は道の左側に花の種をまいておいたのだ。お前のひび割れのお陰で、雨の降らない土地なのに、こんなに見事な花が咲いた。ご主人様は毎日新鮮な水と咲き誇る花の美しさを喜び、感激していらっしゃるのだ」と言いました。

ひび割れ水瓶はひびがあったからこそ、美しい花を咲かせることに貢献できたことに気づいたのです。  

私たちはそれぞれ自分だけのひび割れを持っているのです。私たちは皆、ひび割れ水瓶なのです。 必要でないものは何もないのです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

自分自身も大いなる 『ひび割れ』 なので、こういうストーリーはいいなぁ、と感じます。

かなり古い話で恐縮ですが、ドカベンという野球漫画では、個性が強いメンバーが、それぞれの持ち味を徐々に生かし合っていく様が痛快で印象的でした。

各々が、一見ネガティブにしかとらえにくいような特質をも、まずは受け入れて、どうやったらそれを良い方向に生かせるか、について思い巡らし、自主的に行動していく。これが理想ですね。

弊社が目指す 『ハーモニーのあるコミュニティづくり』 には、まずそういった一人ひとりの自覚が大切と考えます。

しかし、そうなるためには、一人静かに自分のことを考える時間を持つ必要があったり、「やっぱり駄目なんじゃないか」 といったネガティブな想念に打ち勝たなければなりません。簡単なようでけっこう大変とも言えるでしょう。

ネガティブな想念は常に雑草のように生えてきますから、気づいたらすぐ取り去らなければなりません。

そのためには、このような話(※)に触れる機会を増やすことが、良い習慣と言えるかもしれません。

このコラムは、誰もがその気になればリーダーになれる好事例でもあると思いました。リーダーとは、必ずしも職業や役割ではなく、その人の考え方と行動のあり方である、とよく言われますが、まさにそのとおりですね。

いずれにしても、リーダー役を務める人は、共に働くそれぞれの人の特徴を良く知って、それらを生かす工夫をすることがとても大切になってきますね。

※ この話は違いますが、倫理法人会(弊社も所属)が会員向けに発行している 『職場の教養』 という冊子(非売品)は、まさにこのような良い話の宝箱です。ハモコミ通信のネタにもよく使わせていただいております。


 

2024.05.01:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2024年4月号

  • ハモコミ通信2024年4月号

生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。


 

◎母とコロッケ(ハモコミ通信2020年8月号②)

あれは小学四年、夏休みのことである。

もう 50年も前のことなのに今でも私はコロッケを見るたび母を想う。

あのひるめし時、無言で耐えてくれた母の姿か ら、私は大きな教訓を学んだ。

業界で、「あいつは口の堅い男」と私を評価してくれる向きもある。だとすれば、母の教えが現在も生きているのである。

戦前の食生活、それは貧しい、の一語に尽きる粗食だった。カツ、コロッケ、バナナなど、いま常食になっているものさえめったに食卓にはのらなかった。

麦飯に漬物、これが農村の年間メニュー、現代のヤングには理解しがたい一面であろう。

貧乏だったわが家もそれ。私は、その日のことがあるまでコロッケに大きな願望を抱いていた。

「一度でいいから食ってみたい」と。

その日、私は街に用事のある母に連れられて一緒した。帰り道のこと肉屋の前にさしかかると、いい匂いが漂ってきた。

見ると、コロッケを揚げている。「かあちゃん、コロッケ買って!」 私はほとんど衝動的にせがんだ。

母は私をチラッと見ながら、「そんなムダ遣いしたら父ちゃんに叱られるじゃないか。さ、帰ろ」と私の手を引いて行きかけた。

「いやだぁ、一回でいいからコロッケが食いたいよ、かあちゃん」 この声に母の足が止まった。私の顔をのぞき、その視線を店先へ移した。

「清次、そんなに食いたいのかい?」

「うん。学校で食ったことのないのはオレだけなんだもの」

「……」

母の思案している気持ちが、つないでいる手の 温もりを通して私に伝わった。

「コロッケなんか買ったら父ちゃんの雷が落ちる んだから。母ちゃん知らないよ」そういう母だったが、足はもう店頭へ歩きはじめていた。

その日のひるめし時がきた。 母と5人兄弟が膳につき、父も座りかけた。私は、コロッケが食べられる幸福感と、起こるであろう父の怒りへの恐怖が入り交じって、体を堅くしながら食卓と父を見比べた。

「なんだ、このお菜は!」

膳を見るなり父の怒声が母へとんだ。食卓には、コロッケの盛られた皿と漬物が山盛りの大ドンブリが並んでいる。

私は反射的に母を見た。 清次がうるさく言うから仕様なく、の母の言葉が当然出ると覚悟した。

だが、母は無言、うつむいたままだ。

「……」

「何て考えなしの買い物をする!メザシでも買っ たらよかったのに。こんなぜいたくする銭は、うちにはねえ」

父は声を荒げて母をなじった。 うつむいたままの母が言った。

「いくら貧乏してたって、たまには他人様の子が食ってるもんぐらいは食わして……」 小声で語尾は聞き取れなかったが、私のことはおくびにも出さなかった。

父はなおくどくど言い募ったが、その後の母は視線を膝に落とし口をつぐんだままだった。

途中から、私は母にむしゃぶりついていきたい衝動が、心いっぱいにあふれてきた。「かあちゃん、ありがとう」と。

父の怒りもやっと静まり、みな箸を取った。

生まれて初めてのコロッケのうまかったこと。あの味覚はいまも鮮明におぼえている。
食事は終わった。「みんな、うまかったかい?」 母は優しいまなざしで私らを眺めながら聞き、 視線を私にとめて言った。

「清次、うまかったろ!」 母の目が、笑っていた。この小さな出来事は単に忘れられないにとどまらなかった。

私の成長につれ、出来事もまた心の奥で発酵し、熟成し、現在、私の処世に欠くことのできない美酒となって芳香を放っている。

子供のころは、かあちゃんが黙ってくれたので叱られずに済んだ程度にしか考えなかった。

だが、年が経つにしたがって、出来事は深さも重さも増してきた。

“告げ口はすべきでなく、相手の側に立って、言う言わないを決める。これが信頼の基本だ”  というふうに育ってきた。

結婚し、子を持ってみて、“無言” の大切さは身に沁みて心に根付いている。

「清次、うまかったろ!」の母の一言は、私にとってどんな名曲を聴くより感動的な響きを秘めて いる。

まもなく還暦を迎える今でも、コロッケを見るたびに、無言の母の姿がまぶたにくっきりと浮か び、胸を熱くするのである。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

イエローハット創業者でNPO 法人「日本を美しくする会」の創唱者、相談役である鍵山秀三郎氏が、講話の中で引用してくださったお話です。

昭和初期の貧しかったころの日本。経済的には貧しくても、家族のこのようなやり取りは、実に心豊かとしか言いようがありませんね。

何度も読んだはずなのに、またまた目頭が熱くなりました。

この話は、これだけでも十分心が洗われると思いますが、実は別のところで、もう一つ大切なことが語られていたそうです。

それは、コロッケのある食卓を見た父親がどうして怒りを鎮めたか、についての次の描写。

 ◆

ひとしきり、無駄遣いをした母親を責めた父親があることに気付くのです。子供5人と夫婦2人。コロッケは、7つになるはずです。しかし、皿に盛られたコロッケは、6つしかありませんでした。

母親は自分の分を買ってきてはいなかったのです。

それに気づいた父親は、無言で一つのコロッケを二つに分けると、半分を母親の皿に乗せたのです。それを合図に子どもたちもコロッケにお箸を伸ばしたのです。

 ◆

 地震雷火事親父。良い面悪い面、両方あったと思いますが、父親という役割がハッキリしていて、わかりやすい時代。

怒りの中でも、コロッケの数に気づき、そっと2つに分けて妻に半分を分けた夫。。。

新年度、新たな希望に燃えていらっしゃることでしょう。心を置き去りにすることなく、張り切ってまいりましょう!

 


 

◎愛の電報 (ハモコミ通信2005年8月号)

今のような便利な時代ではない昔、本当にあった話です。

ある夫婦がいました。

知り合ったときから、お互いの波長が合うことを感じました。知り合って1年後には結婚。そしてその数ヶ月後…

彼の仕事は、観測や調査の仕事です。そんな彼が、越冬南極観測員に選ばれたのです。そして、単身南極に旅立ちました。

想像を絶するような寒さ、そして孤独。彼女だって、それ以上の心の孤独とのたたかいです。 

半年ほど経ったときに、彼女は、どうしても愛している彼に、メッセージを伝えたいと思いました。そのときに、アタマに浮かんだのが『電報』です。

何度も何度も書き直します。伝えたいことが多すぎて書けません。書いても書いても本当の気持ちにならないんです。

電報だから長い文章は送れないし、カタカナ文字になるのです。あなたなら…何て書きますか?

気持ちやメッセージを伝えるのに、スタイルを守ると余計に伝わらない。彼女は、通りいっぺんの、「ゲンキデスカ?」「マッテルヨ」「アイシテル」そんな言葉では、今の気持ちが伝わらないことに気づきました。

彼女は何と書いたと思いますか?

それはたった3文字。「ア・ナ・タ」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

令和の御代には、逆に想像が難しいかもしれませんね。

電報しかコミュニケーション手段がなく、しかも字数制限があり、カタカナのみなんて。

しかし、この制限の意味がわからないと、愛する夫を気遣う奥様の心が感じ取れないかもしれません。

昭和世代の私などは、即、涙腺崩壊です(笑)。

2024.04.01:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2024年3月号

  • ハモコミ通信2024年3月号

生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。


 

◎さ、ひっくり返そう。
  株式会社そごう・西武の2020年正月広告より

大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。

ここまで読んでくださったあなたへ。

文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。

逆転劇が始まります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

先日、ある方が講話の中で紹介してくださったポスター。「さ、ひっくり返そう。」で検索していただくと出てきます。

リアルタイムに新聞でご覧になり、記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれません。

兵力士(炎鵬関)が凛と立っている上部にこれらの文章が並んでいます。

下から上へ読んでみて、と書いてありますが、読みにくいでしょうから、並べ替えたのが以下です。

土俵際、もはや絶体絶命。
わたしはただ、為す術(すべ)もなく押し込まれる。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
今こそ自分を貫くときだ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
それでも人々は無責任に言うだろう。
どうせ奇跡なんて起こらない。
わたしは、その言葉を信じない。
大逆転は、起こりうる。

お見事としか言いようがありませんね。プロの技です順番を変えるだけでこうも意味を変えられるとは!

コピーライティング術はさておき、我々も「打つ手は無限」と心得て、あきらめずに進みたいものです。同時に、土俵際に持ち込まれる前に対策を打つ心構えも必要ですね。

 


 

◎曖昧な質問

曖昧な表現は、近しい間柄での雑談では好まれる場合がありますが、業務上の会話においては避けるべきでしょう。

例えばAさんが、Bさんの担当している翌月のスケジュール表の作成について、作成済みかどうかを知りたいとします。

この時、ありがちなのは、「Bさん、翌月のスケジュール表はどうなっていますか?」という聞き方です。

この聞き方の場合、状況によっては、表の完成について聞かれているのか、スケジュールの内容について聞かれているのか、Bさんは判断に迷ってしまいます。

完成について知りたいのなら「完成していますか?」、スケジュールの内容について知りたいのなら「来月のスケジュールを確認させてください」というように、質問や要求を明確にすることでBさんの負担が少なくなります。

「どうなっていますか?」「どうですか?」という質問のように、様々な解釈が生じてしまう表現は他にもあるでしょう。

職場において、曖昧な表現は相手への負担となることを知り、はっきりと簡潔に伝えたいものです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

耳が痛いコラムです。

「どう、って何がですか?」と聞き返されることしばしば。

文章だと読み返して、これで意味が通じるかな、と精査することができるので何とかなっていると思いますが、会話はそうはいきません。

お恥ずかしながら、これ以上コメントするより、反省して改善するだけです(苦笑)。

2024.03.01:壱岐産業:[事務局ノート]

「エコにこゴールドマイスター」に認定されました

  • 「エコにこゴールドマイスター」に認定されました

この度、弊社が「エコニコゴールドマイスター」として認定されました。

認定に際して以下の点が特に評価されました。

段ボールを再利用する際にオリジナルのシールを作成し貼っている

・環境配慮に関する社内研修や、ホームページでの情報発信を積極的に行っている点

 

認定委員会での審査では以下のお褒めの言葉をいただきました。

・少しの工夫で他事業者にも環境配慮を呼びかけることができる良い事例だという評価がありました。ぜひ、目立つように貼っていただきたいという意見もありました。

・たいへん独自性のある事業者様だとの評価がありました。

 

令和5年10月に認定したとのことで仙台市のサイトにも掲載されています。

https://www.city.sendai.jp/kikakukehatsu/econico/nintei2022-1.html

 

<エコにこマイスター制度とは>

仙台市では、ごみの減量やリサイクル、CO2削減などに取り組む事業者を「エコにこマイスター」として認定し、その中でもより積極的に環境環境配慮に取り組む事業者を「エコにこゴールドマイスター」として認定してきています。(サイトより抜粋)

2023年11月7日

 

河北新報に掲載されました

令和6年1月18日(木)、仙台市主催の「令和5年度 仙台市環境配慮事業者」認定プレート交付式へ出席した様子が、河北新報(令和6年2月5日夕刊)に掲載されました。

仙台市や環境NPOなどで作る「市環境配慮事業者認定委員会」は、ごみ減量やリサイクル推進に取り組む「エコにこゴールドマイスター」に2023年の1年間で市内17業者を認定したと発表した。

市役所で1月18日に認定事業者を示すプレートの交付式があり、熱中症対策の空調服などを販売する壱岐産業(泉区)の長谷川嘉宏社長(62)は「小さい規模の会社でも認定された。自信になった」と笑顔で話した。

認定制度は18年に始まった。簡易包装の推進やクールビズの導入、食品ロスやレジ袋の削減といった実施状況に応じゴールドマイスターとマイスターの2種類の基準を設けている。23年12月末時点で計146事業者を認定している。

2024年2月6日

2024.02.06:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2024年2月号

  • ハモコミ通信2024年2月号

生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。


 

◎自然を感じる

「天の海(あめのみ)に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」

この短歌は、飛鳥時代の歌人、柿本人麻呂が詠んだ歌で「天空の海に雲の波が立つ中を、月の船が星の林へと漕いで隠れていく」という内容です。

夜空を海原に例えたロマンチックなこの短歌からは、自然界の美しさをとらえた作者の優れた感性と芸術性が感じられます。

こうした感性を磨くためには、森林や海だけでなく、身近な自然への感動を味わうことが大切です。

例えば、寒い日に太陽へ手をかざして温もりを感じたり、冬を耐え忍ぶ花のつぼみの生命力に思いを馳せたりすると良いでしょう。

最も身近な自然物である人間の体に目を向けるのも面白いかもしれません。意識せずとも動き続ける内臓や緻密(ちみつ)に作られた骨格など、自身の体からも自然の偉大さや神秘を感じ取ることができます。

自然や人、物を美しいと感じることができるように、感性を磨く機会を多く持ちたいものです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

たくさんの文明の利器と、社会的な分業制のおかげで、万葉びとよりも何でも短時間でできるようになった私達。

食料を確保するのも、洗濯をするのも、あっという間。余った時間を感性を磨く活動に振り分けたら、どんなに素晴らしいことでしょう。

現実的には、TV番組で梅沢富美男さんや千原ジュニアさんの俳句に唸るくらいがいいところです(笑)。

そんな私も通称 『オレの山』 を持つようになり、たまのワイルドソロキャンプで、少しは感性が磨かれている気になっています。電気も水もない里山森でのキャンプです。

夕暮れ時の雁の群れ、林冠からこぼれる満天の星、早朝の雪景色に朝日が当たってピンクに染まり、ピンクがオレンジになってやがて白に落ち着く、といった大自然のスペクタクル! 心が奪われ癒されます。

芸術的素養のある人は、そこから先その世界に没入して、溢れるインスピレーションを楽しみ、写真や絵や詩や俳句などで表現するのでしょう。うらやましいなぁ・・・。


 

◎清潔の意識

花王株式会社感覚科学研究所は、日本人の「きれいにする行為」について、民俗学・歴史学の観点から国立歴史民俗博物館と共同研究を行ないました。

その結果、身体・空間の洗浄、片付け、整理整頓といった「きれいにする行為」は時代を問わず一貫して、「空間や身体をリセットして新たな未来を迎えるきっかけになる」と信じられてきたことが確認できました。

例えば、江戸時代の年末のすす払いは、新年の年神様を迎える信仰的儀礼でしたが、これは年末の大掃除として現代に継承されています。

日本では、地域の公園や河川敷などを、地元の有志が進んで清掃する姿がよく見られます。

そうした行動の動機の一つは「その場を使う人が気持ち良く使えるように」との真心ではないでしょうか。

清掃には心身のリフレッシュ効果がありますが、清掃された場所を使う人にも、その効果が及んでいるでしょう。

きれいにする行為は自身と周囲に、よき未来をもたらしてくれるものと心得て、疎かにせず取り組みたいものです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

日本人の特質の一つが 『清潔好き』 でしょう。

毎日風呂に入るというだけで特殊ですし、禊(みそぎ)という独特な風習もありますよね。

弊社では年4回の地域清掃と毎朝10分の社内清掃を行っています。コラムにあるような真心でやっていますが、結果して清掃している側の心身のリフレッシュにもなっていたのだ、と気づかされました。

所属している倫理法人会でも、毎月第3日曜の朝6時から、常盤木学園女子サッカー部の大勢の部員達と一緒に仙台駅前清掃を行っています。

終わって帰宅する道中、2か所ほどで、町内会主導の地域清掃を見かけます。

こんな国は他にはないだろうと思いつつ、一応調べてみたら、スポGOMIワールドカップ2023というのがヒット。ゴミ拾いをスポーツとして競技化したものです。

日本は2位、優勝はイギリスだと。そしてこの大会に世界20か国が参加している。うーむ…。認識不足だったか。

2024.02.01:壱岐産業:[事務局ノート]

山のサブスク「俺の山って知ってるか!?」

  • 山のサブスク「俺の山って知ってるか!?」

山のサブスクとして弊社が運営している「俺の山築館」、「俺の山一迫」がまちナビ編集部に、取材をうけました。

弊社取り扱い商品のヒーターウエアを着て、実際に山作業をすることでお客さんとの距離が縮まります。

 

「俺の山って知ってるか!?」屋外作業の安全快適を支えるツールを企画販売する仙台の壱岐産業が!俺の山を持ちたいっていうドリームを叶えるプロジェクトを始動しているんだぞ!っていう話題をフリートークしてみた

20分ほど、動画にお付き合いください。

 

まちナビ編集部

2024.01.31:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2024年1月号

  • ハモコミ通信2024年1月号

生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。


 

◎時代を超えて

約1300年前に編纂(へんさん)された『万葉集』を、現代のSNS感覚の言葉で訳した『愛するよりも愛されたい』が、若い世代を中心に人気を博しています。

例えば、舎人皇子(とねりのみこ)の御歌「ますらをや 片恋せむと 嘆けども 醜(しこ)のますらを なほ恋ひにけり」を親しみやすく訳したのが、「イケメンの俺が片想いなんかするかよw っていってたけど したわwww」です。

著者は、もっと若い世代に『万葉集』に親しんでほしいという思いと、千年以上の時を超えて、万葉の人々と現代に生きる人の縁をつなぎたいといった思いから今回の「超訳」にチャレンジしたと言います。

仕事への思い入れが強くても、これまでの常識に縛られていては、新しい良いものは生まれません。

本書は当初は売れると思わず、500部しか発行しなかったようですが、版を重ね、今では9万部以上も出版されています。

物事の本質を突き詰めて、時にはこれまでの固定観念を取り払い、柔軟な発想で仕事に取り組みたいものです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

実に面白い発想ですね。

万葉言葉も若者言葉も奈良弁もよくわかりませんが、読み手を具体的にイメージして「超訳」する!  スバラシイ!

よく「若者の◯◯離れ」などと表現されることがありますが、それは工夫が足りないのだ、ということを思い知らされます。

打つ手はあるはず。「打つ手は無限(滝口長太郎氏)」。問題課題というのは、世の中を進歩させる原動力ですね。

私なども固定観念に凝り固まる傾向にあるので、2024年は柔軟な発想を意識的に取り入れたいと思っています。

たまたま読んだ本の著者が実践しているのが、週2回、年間100回の初体験にチャレンジする、というもの。

実践するのにそれほどハードルは高くないけれど、確かに脳は活性化しそうです。活性化した脳で、クリエイティブな仕事を心がけていきます。
 


 

◎我以外皆我師

『宮本武蔵』や『新・平家物語』などの著者として知られる、歴史小説家の吉川英治氏は「我以外皆我師」(われいがいみなわがし)という言葉を残しています。

この言葉は、自分にかかわる人や物事、見聞きしたことは、すべて自分に何かを教えてくれる師ととらえて、決しておごらず、あらゆる出来事から謙虚に学ぶ姿勢の大切さを示しています。

しかし、尊敬している人物からの言葉は素直に受け入れることができても、苦手な人から掛けられた言葉や、理不尽と思うことに対しては、受け入れがたいと感じた経験が誰しもあるのではないでしょうか。

自分にとって耳が痛い言葉や厳しい忠告に対しては、背を向けてしまうこともあるでしょう。

しかし、相手が正しい場合もあるかもしれません。苦手意識を捨てて、素直に受け入れることが大切です。

楽しいことも辛いことも自分に起こった出来事は、すべて自分の成長につなげるという気概を持って物事に取り組んでいきたいものです。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

苦手な人から掛けられた言葉、理不尽と思うこと、耳が痛い言葉や厳しい忠告、確かに受け入れがたいですね。

しかし、これらは何とか受け入れられるようになってきているように感じています。

このコラムにあるように、一歩引いて、「これは何かを教えてくれているのではないか?」とひと呼吸おきます。

30数年、丁々発止を繰り返す難敵以外は(笑)。

2023.12.28:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2023年メール版

  • ハモコミ通信2023年メール版

↑プリントしてご覧になりたい方は、上の画像をクリックしてください。
PDFファイルがダウンロードできます。

 

今年一年、弊社配信の「ハモコミ通信」をご愛読いただきまして
ありがとうございました。

こちらは、ハモコミ通信のメール版(月2回配信分の2回目)を
1年分まとめたものです。

「ダウンロード」しますとPDF画像で1年分をご覧いただけます。

この中のひとつでもコミュニケーションのネタになれば幸いです。

株式会社壱岐産業
社員一同

2023.12.25:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2023年12月号

  • ハモコミ通信2023年12月号

生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。


 

◎願望を抑えるべき事

平安時代の人生訓を紹介している説話集 『十訓抄(じっきんしょう)』 には、「第九、願望を抑えるべき事」の章に次のようなエピソードがあります。

武士に土地を奪われた貴族が道理は自分にあるとして取り返そうとしていました。ある人がこう諭しました。

「あなたはその土地を奪われても、生活に支障はないでしょう。しかし、相手にとってはそうではない。道理はあなたにあるかもしれないが、それを押し通したときに、相手の性格を考えると、あなたの命すら危ないかもしれない」

貴族は思い直し、正式に武士に土地を譲渡しました。敵対していた武士は恩義に報いるため、それ以降、貴族が外出する時には常に護衛を行なったそうです。

この話は、願望を抑え、的確な判断をすることの大切さが示されています。

再び自分の所領にしたいという思いを捨て、武士の立場を思いやり土地を差し出した行為が、敵対していた武士の心を動かし、味方にしました。

強い願望は、求めているものを遠ざけることがあります。大所高所に立ち、私欲を手放した時、新しい状況や関係性が生まれるかもしれません。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

考えさせられるお話ですね。

争いごと全般に言えることとして、双方それぞれの立場からみて、「自分に理がある」と双方それぞれが思っているということだと思います。

例えば、一方の人は、その理の根拠として直近のやりとりをあげているのに対して、他方の人はそれまでの経緯を含めた諸々を積み重ねて語っている。視点の違いも大きなズレになるし、感情が絡むのでややこしくなりますね。

『強い願望こそが、思いを結晶化し、実現に至らしめる』ということも言われている中で、『強い願望は、求めているものを遠ざけることがある』、どちらも真理なのでしょう。

コラムで指摘されているように、大所高所に立ってものごとを見るためには、「ちょっと待てよ」とひと呼吸おくことが大切なのかもしれませんね。

併せて、人の意見に素直に耳を傾ける大切さも感じました。心に留めおきたいものです。

 


 

◎願望を抑えるべき事

Sさんは年末の休暇を利用して、一年間お世話になった身の回りの場所や物・道具を念入りに清掃して、新年を迎えるようにしています。

特に自宅では、トイレや浴室、洗面所、キッチンといった汚れの溜まりやすい場所の清掃にこれまで力を入れてきました。

Sさんは、今年の清掃場所に関して妻からある提案を受けました。 

それは、「目線より下の場所はきれいだけど、それ以外は結構ほこりをかぶっているのよね。だから今年は目線を上げて掃除してみない?」というものです。

妻の言葉を受けて、Sさんが目線を上げていくつかの壁や天井付近を人差し指でなぞると、確かにほこりが溜まっていたので、掃除することにしたのです。

冷蔵庫や戸棚の上、天井の照明、換気扇など、例年よりも目線を上げて、今年も家の中をピカピカに磨き上げて新年を迎えようとSさんは思いました。

仕事においても、目が届きにくい部分まで互いに意識して取り組むことで、ミスが減り、十分な成果があげられるようになるのではないでしょうか。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

<コメント>

自分では気づいてない観点を指摘されて、素直に耳従うという点で、前のコラムと共通していると思いました。

このコラムの場合、妻は家事の専門家。総合コンサルタントと言ってもいいでしょう。Sさんは情熱を持って仕事に取り組む社員と置き換えてみることもできます。

専門家の意見を丸呑みする必要はありませんが、腑に落ちたことについては、感謝して一意専心取り組むことによって成果が上がりますね。

仕事において、目が届きにくい部分が見えているのは、専門家だけではなく、お互いそれぞれだと思います。

大切なことは、それを指摘し合える雰囲気づくり、場づくりかと思われます。いい会社づくりはいい社会づくり。そう心得て、小さいこともより良く変えていきたいですね。

2023.11.30:壱岐産業:[事務局ノート]