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パフォーマンスの構成要素 その 2
前号をお読みいただいた方にはスーッっと入るお話だと思います。むずかしい話ではありません。言葉以外の様々なことにも気を配り、息の合ったコミュニケーションの場づくりを心がけましょう、といったことです。
今回は「表情・スマイル・アイコンタクト」について。
「相手の目をしっかりと見て話をする(話を聞く)」、とはよく聞かれることですね。しかし右目・左目の使い方まで気を配っている人は少ないのではないでしょうか。ご存知のとおり、右目は左脳、左目は右脳とつながっています。左脳は論理的なことが得意ですし、右脳は感覚的にものごとを捉えることが得意です。
さて左目同士のアイコンタクトが実に奥深いものです。これをやることによって、社名や肩書きなどのない「人と人」の真の向かい合いが始まります。まるでその人の中に入り込むかのような不思議な感覚を体験すると思います。相手の方がどう感じるかは分かりませんが、少なくともこちら側は相手に対してとても親近感を感じるのです。論理的に行くなら右目です。ぜひ一度お試しあれ!
また、相手の目線の動きにも気をつけておきましょう。目が左上を向いているときは過去の体験を思い起こしているとき。右上を向いているときは空想にふけっている、といった具合です。
コミュニケーション上手は聞き上手とはよくいいますが、体から発しているサインも要チェック。
「そんなこと言って、お前できてるのか?」と聞かれると、
「まだまだ」と答えるか、ポリポリ頭をかくしかありません(笑)。
ハモコミ通信2004.7
ハモコミ通信2004.6
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パフォーマンスの構成要素 その 1
一瞬むずかしげなタイトルですが、簡単なお話です。
相手に何かを伝えようとするとき、言葉そのものももちろん大切だけど、その他のことにも気を配ろう、というお話です。言葉以外の様々な要素を把握して、等身大の自分を誠実に伝え、ハーモニーある関係づくりを目指しましょう。
話し方教室の新島昇先生によると、話力は、①誠実 ②熱意 ③対応力 だそうです。「誠実」とは、言っていることとやっていることが一致している、ということ。「熱意」は説明するまでもありませんが、「対応力」は相手を思いやる、時と場をわきまえる、ということでしょう。先生によれば、「熱意」に欠け「対応力」ができていない人が実に多い、とのことでした。実際私などもこれをはずして反省することしばしばです。
さて、電話でのコミュニケーションを思い浮かべてみましょう。顔が見えませんから、言葉そのものとそれ以外の音声表現が重要ですね。声の調子、高さ、強弱、テンポ、アクセント、声量、間の取り方、一息つくときの呼吸音、などです。これらを周辺言語と呼んでいます。やはり前述の3つの話力のポイントがその根底には必要となってきますね。それと相手の状況を理解しようと努める姿勢、感じとる感度も重要ですね。
言語と周辺言語を合わせても、まだ半分にも達していません。
今回はその他のうち、「モノによる自己表現」を取り上げます。
弊社では、「モノによる自己表現」の部分を一部担っております。お客さまに差し上げるモノ。時として「記念品」だったり「謝礼品」だったり「販促粗品(ノベルティ)」だったりします。その存在価値は時として0%に近い場合もあるでしょう。有効的に機能するときは、相手とのコミュニケーションの重要な割合を占めることもあるわけです。もちろん、目指すは後者のほうです。
徳島県の「いろどり」という会社は、料理の添え物などに使われる葉っぱビジネスを展開しています。小さなモミジやナンテンなどが器を彩り目を楽しませてくれます。絶対になければ困るというものではありません。しかし、時には食事の会話が弾むきっかけをつくる準主役ともなり得るものじゃないかと思います。
弊社の小物もみなさまのコミュニケーションの名脇役として活躍できるよう、よりよい提案に努めたいと思います。
ハモコミ通信2004.5
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What’s ハモコミ ?
このハモコミって何だろう? と思われた方が大半だろうと思います。そんなことどうでもいい? 確かにおっしゃるとおりですね。別にイラク情勢や日本経済に影響を与えることはありません。しかし弊社では大真面目に考えていることなのです。
時代のキーワード「IT革命」「二極化」などもいいけれど、時代によらず大切なものはないのでしょうか?
あります、あります。それは「一人ひとりが幸せ感を持って活き活きと暮らすこと」。
ただでさえいろいろな人がいます。その人の社会的な立場がつくる『役割』によって、コトは更に複雑になります。様々な背景を持った人同士がそれぞれを生かしあい、うまくやっていけるためには・・・。
良好なコミュニケーションによって、伝えたいコト、伝えたい気持ちがうまく伝わることが大切ですね。伝えたつもりが伝わっていない、誤解されていた、なんてこと結構多いものです。しっかり伝わるためにはそれなりの知識と技術と熱意が必要になってきます。「人一般」についてと「目の前に向き合う人」のことをよく知ることがはじまりです。そして良好なコミュニケーションは、繰り返されることによって信頼が生まれ、その場が活き活きとしてくるわけです。
これが弊社の考える「ハモコミ=ハーモニー・コミュニティ(調和のとれたミニ社会)」です。最低単位は2人から。
お客さまとの関係にハモコミスタイルをとるのは当たり前。弊社の提案や商品によってそのお客さまの業務がうまくいくよう願う、というのも当たり前。もっと先。お客さまとその先さまとの関係がハモコミになるよう願うのが弊社のめざすハモコミスタイルです。商品や企画内容に思いを込めて、そこをふくらませていきたいのです。
飲み屋のママさんは、お得意さんが連れてきたお客さんをもてなすことに集中するといいますね。連れてきたお客さんが満足して帰るということが、お得意さんの一番うれしいことだからです。弊社も時代の流れを踏まえつつ、飲み屋のママさんを見習い、がんばりたいと思います。
ハモコミ通信2004.4創刊号
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私(長谷川嘉宏)の自己紹介
よく、「私事で恐縮ですが」などと言われますが、この記事は私事そのものです。
1961年9月16日仙台市生まれです。これまで同じ日に生まれた人4名に出会いました。
1961年というと、坂本九さんの「上を向いて歩こう」が流行った年です。常に前向きな性格は、もしかするとこの歌に影響を受けたのかも、なんて思ってしまいます。きっと赤ちゃんの時、両親は私の耳元でこの歌を口ずさんだでしょうから。
十二支は丑(うし)。牛のようにゆったりとした話し方で、牛のようにマイペース、牛のように粘り強く、牛のようにウッシッシとよく笑います。闘牛というよりは乳牛のイメージでしょうか。
只今42歳。妻と3人の子どもとマンション暮らし。両親とはスープがちょっと冷める程度の距離です。目の前に立派な杉の木があるのがいただけないものの(軽度の花粉症です)東南の角部屋で朝日がいっぱい差し込むのがお気に入りです。朝は早く、ほぼ毎朝5時に起きます。休みの日も同様で、寝ているのがもったいないと思うくらい、やりたいことがテンコ盛りです。
父親が脱サラして起業した壱岐産業(昭和58年設立)に25歳で入社。営業マンとして、主に秋田、山形、新潟(時に宮城、福島も)を担当。東北地方のすばらしさを実感しています。入社当初いい加減な性格が災いして、お客様からお叱りを受けることがしばしばありました。営業という仕事は自分という人間を丸ごと試されているのだ、ということに気づいてから、心を入れ替え精進するようになりました。
6年前から父の後を受け、代表をつとめさせていただいています。このニュースレターのタイトル「ハモコミ(ハーモニー・コミュニティ)」こそが会社が目指す核となるものです。そのあたりの詳しい説明はまた別の機会にさせていただきたいと思います。
ハモコミを創りあげるためのコミュニケーションツール企画にその思いを込めています。